ドイツ旅行「ロマンチック街道」①ロマンチック街道とは
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ドイツの北はヴュルツブルクから南はフュッセンまでおよそ400キロのルートであり、ドイツを代表する観光名所を地図上で繋げ、観光に便利なように順路を設けたのがロマンチック街道( Romantische Straße)です。ドイツにおいてはこうした観光ルートが150以上も指定されており、その中の一つということになります。街道沿いに点在する観光名所としては、中世の街並みや美しいお城、迫力の宗教建築など見どころギュッと詰まった人気の観光街道となっています。
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観光するにはバスや自動車での移動が一般的となり、街で運行されているバスや旅行会社のツアーに参加したり、観光バスを利用するのが便利な方法です。鉄道の運行区間が限られるため鉄道を利用する移動はあまり便利とは言えません。観光バスの場合、主要な停留所では観光時間が設定されています。15~40分ほどと決して十分な時間ではありませんが、この時間を利用し見どころを絞って写真撮影することは可能です。ゆっくりと時間をかけて観光したい街では、バスを降りて宿泊し、停車時間を利用して観光を済ませたい場合は、そのまま乗っていくということもでき、日程や目的に合わせて自由にプランは立てれるメリットも嬉しいですね。
ドイツ旅行「ロマンチック街道」②ヴュルツブルク
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【ヴュルツブルク(Würzburg)】ロマンチック街道において、北側の起点となる古都ヴュルツブルク。マイン河畔が流れる司教都市として繁栄したヴュルツブルクの街には、いくつもの塔が建つ情緒ある街並みが特徴的です。かつてはモーツァルトやゲーテも、この美しい光景を称賛したそうです。後ほどご紹介しますが、街を一望できる高台に建設された「マリエンベルク要塞」からの絶景はオススメ。そしてヴュルツブルクで見ておきたいのが、世界遺産にも指定されているレジデンツ「ヴュルツブルク司教館(レジデンツ)(Würzburger Residenz)」は外せません。
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また、フランケンワインの名産地としても有名なヴュルツブルクに来たら、美味しいワインも楽しみの一つですね。橋のたもとに建つお店でグラスワインを購入し、情緒ある石橋の「アルテ・マイン橋」でワインを味わうのがヴュルツブルク流の楽しみ方。レストランではワインに合わせた郷土料理をはじめ、ワインを使用した料理の数々も充実していますので、ぜひ味わってみてください。この街まで来たら、ゆっくりと観光を楽しみ宿泊して、次はロマンチック街道の観光をスタートするのも一つの方法です。
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ドイツ旅行「ロマンチック街道」③ヴュルツブルク司教館
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【ヴュルツブルク司教館(レジデンツWürzburger Residenz)】18世紀に建設されたレジデンツであり、大司教の宮殿としてバロックの傑作とも言われる建物。ヨーロッパにおいても見事なバロック建築が評価され、庭園と共に世界遺産に認められています。当時の大司教の権力を我々に見せつけるかのごとく壮麗で堂々たる姿には圧巻の迫力を感じられ、豪華で優雅な暮らしぶりが伺える建築物です。
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こちらの、長さおよそ167メートル、高さおよそ21メートルの中央棟には長さおよそ92メートルもの両翼塔が設置され、コの字型をした設計の宮殿になっています。その内部には、5つの大広場をはじめ300を超える豪華絢爛な部屋、そして中でも「階段の間」で見られる天井画は必見のスポットです。バルタザール・ノイマンにより設計された部屋の一つであり、手すりにまで繊細な彫刻が施され、見ながら階段を登っていくと天井には世界最大のフレスコ画が見学できます。
ドイツ旅行「ロマンチック街道」④マリエンベルク要塞
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【マリエンベルク要塞(Marienburg Fortress)】1253年~1719年に当時街を治めていた歴代の司教たちが居城として利用していた建物。敵から攻撃を受けた際にも守備がしやすいよう小高い丘の上に立てられており、こちらからの眺めが絶景のスポット。麓からは坂道を15分ほど頑張って登らなければなりませんが、十分に頑張る価値のある場所です。要塞というだけに、重厚感のある建物が並び、博物館に要塞内部のツアーも用意されていますので、興味のある方はこちらもしっかりと見学されるといいですね。
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建物のオレンジ色の屋根が一面に広がり、ヴュルツブルクを代表する「アルテ・マイン橋」や「レジデンツ」などヴュルツブルクの美しい街並みを一望することができ、来てよかったと心から思える瞬間が待っています!また、4~10月の期間は庭園が開放されており、きれいにお手入れされた見事な庭も散策できます。入場無料で楽しめる絶景ポイントですので、行かなきゃ損です。
ドイツ旅行「ロマンチック街道」⑤ヴァイカースハイム
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【ヴァイカースハイム(Weikersheim)】人口およそ7,500人の小さな町。こんな小さな所にも立ち寄れるのがロマンチック街道の魅力の一つであり、「ヴァイカースハイム城」があることでも有名な場所です。せっかくでしたら、町の代名詞ともなっているお城を見ずにはいられません。小ぢんまりとした町からは想像を超える立派なお城が見学でき、その内部の豪華な装飾は圧巻の一言。様々な種類の装飾類が壁面や天井といたる所に施されており、見事な天井画も要チェックです。
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ドイツ旅行「ロマンチック街道」⑥ローテンブルク
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【ローテンブルク(Rothenburg ob der Tauber)】ロマンチック街道の中でも最も人気の高いスポット。”中世の宝石箱”とも呼ばれる町であり、正式には「ローテンブルク・オプ・デア・タウバー」と言います。中世時代にタイムスリップしたかのような街並みが魅力のローテンブルクは、まさにおとぎの国のテーマパークと言っても過言ではないほど、可愛らしい建物が建ち並ぶ地域です。カラフルな木組みの家々をはじめ、一年中クリスマスが楽しめる「ケーテ・ヴォールファールト」も外せない観光スポット。そしてリーメンシュナイダーによる傑作、聖血の祭壇が設置されている「聖ヤコプ教会」など、小さなローテンブルクの町には有名な観光スポットが点在しています。
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そして、市庁舎の塔からもローテンブルクの街並みをぜひ見てみてください。狭い急な階段を登った先には、360度の大パノラマを望む眺望が見られます。周辺の木々の緑と可愛らしい中世の街並みとの景色がローテンブルクならではの絶景を生み出しており、まさにドイツの風景でイメージする眺めが待っています。せっかくでしたらこの機会に宿泊して、おとぎの国をじっくりと歩き、写真もたくさん撮ってと中世の町を存分に満喫されてはいかがでしょうか?
ドイツ旅行「ロマンチック街道」⑦ケーテ・ウォルファルト
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【ケーテ・ウォルファルト(Käthe Wohlfahrt)】ワクワクが止まらないクリスマスマーケットが一年中味わえるクリスマス専門店。そんなクリスマスタウンとしてローテンブルクの町の中心部には、「ケーテ・ウォルファルト」のクリスマスビレッジがあります。ドイツの可愛い建物である木組みの家々が並ぶ景色に装飾されたビレッジ内部には、地元ドイツで作られた素敵な作品の数々に出会うことができます。
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その品質の高さには定評があり、くるみ割り人形をはじめクリスマスピラミッドに、ツリーオーナメントやお香人形など独自の工房で制作されるオリジナル商品は中でもオススメ。ドイツ土産にも最適なものなどギフト商品も豊富な品揃えで、きっとお気に入りが見つかると思います。どれもこれも見るもの全てが素敵な興奮してしまうほど。また、こちらの建物の上の階では「ドイツ・クリスマスミュージアム」が見学できます。時代を感じる素敵なクリスマスオーナメントや装飾品の数々はここでしか見られない貴重な展示がされていますので、ぜひこちらも覗いてみてください。
ドイツ旅行「ロマンチック街道」⑧聖ヤコブ教会
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【聖ヤコブ教会(St.Jakobs-Kirche)】「マルクト広場」から徒歩およそ5分の距離に建つ、ローテンブルクで最も大きなプロテスタント教会。1311年に建設が着工され、それから170年以上もの歳月をかけて完成した建物です。当時は巡礼者が憧れる場所であり、2階へ階段を上がっていくと見られる、著名彫刻家リーメンシュナイダーによる”聖血の祭壇”でも知られる有名な観光スポットの一つとなっています。
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ヴュルツブルク出身であるリーメンシュナイダーは、こちらの祭壇を6年の歳月をかけて完成させ、それが1505年のことです。実際に間近でみると、その迫力には圧倒されるものがあり、想像以上に大きな祭壇に施された彫刻には言葉も出ません。教会内部には他にも、5500本のパイプから成るパイプオルガンに、繊細で見事な仕事が見られるステンドグラスも必見の価値です。
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ドイツ旅行「ロマンチック街道」⑨市庁舎
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【市庁舎(Rathaus Rothenburg ob der Tauber)】重厚感のある造りが印象的なローテンブルクの市庁舎。その建物は13~15世紀に建設されたゴシック様式と16世紀に建てられたルネッサンス様式の2種類の建物から成っています。これらの間には美しい中庭が設けられており、こちらも必見のスポット。きれいにお手入れが行き届いた庭は、ヨーロッパならではの素晴らしい構造とデザインで見るものを魅了する景観が広がっています。
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そしてもう一つ、高さおよそ60メートルに位置する鐘塔にある展望台からは、ローテンブルク独特な中世の街並みと、周辺の美しい田園風景を望むことができます。その町ならではの景色が楽しめ、同じドイツでも全く異なる景色を見せてくれる素晴らしい眺望が魅力です。
ドイツ旅行「ロマンチック街道」⑩ディンケルスビュール
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【ディンケルスビュール(Dinkelsbühl)】その昔帝国自由都市として繁栄してきた町。過去には何度も戦争を経験しながらも、ほとんど被害を受けなかったことから、現在もなお中世の面影が残る街並みを見ることができます。鉄道が通っていないディンケルスビュールの町へ、個人で行くには少し不便な場所にあり、観光バスを利用するとあっという間に立ち寄れるのが嬉しいポイントですね。
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カラフルな赤や黄色、オレンジの建物に青い空!なんて気持ちが良いんでしょう。絵本で見たようなおとぎの国を思わせる可愛い街並みはぜひ散策して写真もたくさん撮りたいスポットの一つです。せっかくなら、宿泊してディンケルスビュール名物となっている「夜警ツアー」に参加するのもいいですね。無料で安全に夜の街歩きができる面白いツアーと人気のツアーですので、こちらもチェックしてみてください。
ドイツ旅行「ロマンチック街道」⑪ネルトリンゲン
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【ネルトリンゲン(Nördlingen)】実は「進撃の巨人」のモデルになったのではないかと静かに噂されている町。その歴史はおよそ1,500万年前に遡り、隕石が落下したリース盆地に築かれたとされるネルトリンゲンの町。そんな誕生ストーリーさえもファンタジーな世界であり、注目されるのも納得の成り立ちです。周囲およそ2.7キロを中世時代の城壁で囲まれている円形の町が特徴的で、ドイツといえども町が城壁で円形に囲まれ徒歩で一周できるのはここネルトリンゲンのみです。
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城壁とともにこの町で見ておきたいのが、町の中心部に位置する「聖ゲオルク教会」。”ダニエル”との愛称で親しまれている聖ゲオルク教会の塔など、ネルトリンゲンでは宿泊してファンタジーな世界観をゆっくりと見て感じたい場所です。
ドイツ旅行「ロマンチック街道」⑫聖ゲオルク教会
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【聖ゲオルク教会(St.Georgs Kirche)】15世紀に建設されたゴシック様式の教会。またネルトリンゲンらしく、教会の外壁には隕石の落下による影響でできた石が用いられています。高さおよそ90メートルを誇る塔までは、狭い木組みの階段をひたすら登っていくと、途中に大きな木造の歯車が設置されており、その迫力と歴史感じる木造構造も貴重な体験を感じられます。”ダニエル”の愛称で親しまれている塔の上からは、ネルトリンゲンの見事な円形の街並みが一望できます。
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レンガ色の屋根がずらりと並び、ドイツはやはり可愛い国だということを再確認できる眺望と、ネルトリンゲンでしか見られない円形の街並みをぜひご覧ください。教会内部のシンプルながらにも厳かな空気が漂い、ステンドグラスや祭壇の装飾は見応えのあるスポットです。
ドイツ旅行「ロマンチック街道」⑬アウクスブルク
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【アウクスブルク(Augsburg)】トリーアに次ぐドイツでの2番目に古い歴史を持つ町。その歴史は2,000年もの歳月であり帝国都市として繁栄してきました。15~16世紀にはフッガー家をはじめ豪商や銀行家が力を持ち、世界史においても影響するほどの勢力を誇っていました。そんな中で生み出されたのが、”ドイツ・ルネッサンスの傑作”として評価を得ている「市庁舎」をはじめとした豪華なルネッサンス様式の建築物、2.7キロもの黄金を使用して装飾された市庁舎の「黄金の間」では、きらびやかな天井装飾など圧巻の空間が表現されており、まさに豪華絢爛なルネッサンス様式を代表する建築と言えるでしょう。
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可愛らしいおとぎの国の街並みとは異なり、昔の栄華を彷彿させる貫禄さえ感じる街並みが特徴的ではないでしょうか。ローテンブルクやディンケルスビュールとは異なる魅力があふれたアウクスブルクでは、世界で初めての社会福祉住宅「フッゲライ」や、現存する世界最古のステンドグラスが見られる大聖堂など、ゆっくりと観光するのも素敵ですね。
ドイツ旅行「ロマンチック街道」⑭市庁舎
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【市庁舎(Rathaus Augsburg)】17世紀に建設された市庁舎。バイエルン地方ではよく見られる玉ねぎ型の屋根が特徴的な建物であり、上部にある鷲のマークは、かつてこちらの町が帝国自由都市であったことを表します。名物の「黄金の間」へ入るにはチケットが必要になりますので、市庁舎へ入ったら右手すぐの窓口にて購入しましょう。4階に位置する黄金の間の入り口では、チケットの確認はありますが、チケットの購入はできませんので、建物を入った所で購入します。
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文字通り黄金の間をひと目見るなり、あまりにもきらびやかな室内に言葉がもはや出ません。天井をはじめ壁面や扉のいたる所に金色の装飾が施されており、とても迫力のある豪華さで、当時の栄華や権力を象徴する部屋だということが納得できます。見どころは金色の装飾だけでなく、天井や壁面のフレスコ画にも注目です。一つ一つしっかり見ていくとあっという間に時間に過ぎるほどの数があり、何が描かれ何を表しているのかを考えながら見学するのも面白いです。
ドイツ旅行「ロマンチック街道」⑮ヴィース教会
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【ヴィース教会(Wieskirche)】ヨーロッパにおいて最も美しい教会の一つとして知られているロココ様式の教会。世界遺産にも指定されており、その歴史は1738年にシュタインガーデンに放置されていた「鞭打たれるキリスト像」が涙を流した奇跡から、こちらの教会が建設されドイツでも有数の巡礼地として有名になりました。広大な草原に佇む小さな教会で、外観からも簡素な建物の印象を受けますが、ひとたび内部に入るとその雰囲気は一変します。
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天井に描かれたパステルカラーの美しいフレスコ画をはじめ、精巧な装飾で施された建物の内部は、外観とのギャップが魅力の一つとも言えるほど壮麗な美しさが見られる教会の内装です。はっと心が晴れるような空間が体験できる素晴らしい感動のスポット。ドイツ観光においても人気の場所でありおすすめする教会の一つです。
ドイツ旅行「ロマンチック街道」⑯フュッセン
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【フュッセン(Fussen)】ドイツを代表する観光ルート、ロマンチック街道の終点となり、”世界でも最も有名なお城”として知られる「ノイシュヴァンシュタイン城」の玄関口となるのがフュッセンです。ノイシュヴァンシュタイン城へ向かう前にフュッセンの町も可愛く、アルプスの山々やレヒ川と共に見られるカラフルな街並みも観光にはオススメ。かつてはアウクスブルク司教の町として繁栄してきた過去もあるため、だまし絵で知られる「ホーエス城」をはじめ、美しい「図書館」や、祝祭の間で有名な「フュッセン市博物館」などの豪華な建築物の数々も見どころとなっています。
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小さな町ですが、それ以上にかつての栄華を肌で感じられる歴史ある建物が現在でも見られる貴重な場所。ぜひノイシュヴァンシュタイン城へ行く前に、のんびりと穏やかな空間で過ごされてはいかがでしょうか?
ドイツ旅行「ロマンチック街道」⑰ノイシュヴァンシュタイン城
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【ノイシュヴァンシュタイン城(Schloss Neuschwanstein)】ディズニーランドのシンボルでもあるシンデレラ城のモデルとしても知られており、世界中から多くの観光客が足を運ぶお城。当時のバイエルン王ルートヴィヒ二世の中世騎士道への憧れと、ワーグナーのオペラ音楽のようにロマンチックな美しい世界の実現が詰め込まれた夢のお城であり、実は、城主の突然の死により未完のままとなったノイシュヴァンシュタイン城。
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19世紀に建設された鉄筋コンクリートのお城であり、世界遺産にも指定されていません。にも関わらず、年間およそ100万人以上の観光客が訪れる人気観光スポットとなり、築城から150年以上もの時を経てもなおその人気は衰えることを知りません。残念ながらお城内部は撮影禁止となっており、唯一許可されているのが、バルコニーからの眺めです。バルコニーからは、ルートヴィヒ二世の父親が所有していた「ホーエンシュヴァンガウ城」を見下ろす美しい景観が見られます。
ドイツ旅行「ロマンチック街道」⑱ミュンヘン
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【ミュンヘン(München)】ドイツにおいて3番目の規模を誇るバイエルン州の州都ミュンヘン。王室御用達の老舗のお店をはじめ、高級ブランドショップなどが軒を連ね、首都のベルリンよりも華やかな雰囲気が感じられる街でもあり、必然的に物価もやや高めの印象。ミュンヘンの旧市街では豪華絢爛なレジデンツをはじめ、街の象徴でもある「フラウエン教会」など観光スポットも豊富に揃う地域です。
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ドイツ名物であるビールの祭典「オクトーバーフェスト」が開催されるのも、こちらミュンヘンであり、世界中から屈強なビール好きが集まります。朝からビール三昧で街には酔っ払いだらけのクレイジーなイベント。ビール好きな方にはおすすめのドイツならではの、ミュンヘンでしか体験できない有名なイベントもチェックしてみてください。
ドイツ旅行「ロマンチック街道」⑲ミュンヘン・レジデンツ
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【ミュンヘン・レジデンツ(Münchner Residenz)】5世紀に渡り、バイエルン王家として君臨していたヴィッテルスバッハ家の本宮殿。ルネッサンス様式とロココ様式、バロック様式に新古典主義とそれぞれの様式が混在している特徴を持ち、シンプルな外観とは異なり、内部の洗練された豪華な装飾には圧倒されます。現在は、「レジデンツ博物館」と「レジデンツ宝物館」となり公開されています。こちらで見学するものすべてが見応えのあるもので、貴重な展示品の数々が並びます。
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中でも16世紀にアルブレヒト五世により建設された「アンティクヴァリウム(考古館)」は、現存するレジデンツで最も古い建物であり、奥行き69メートルの華麗なドーム型の天井には見事なフレスコ画が描かれいます。
まとめ
ドイツのロマンチック街道での人気観光スポットを19選まとめてきました。数ある有名なスポットの中でもとりわけ人気の高いスポットばかりですので、日程や目的に合わせてぜひ訪れてみてください。