ロシアの紅茶まとめ①クスミティー(Kusmi Tea)
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クスミティーと聞いて、「フランスのメーカー?」と思った方は、大正解です。クスミティーは、フランスの有名な紅茶ブランドで、フランス国内でもとても人気のあるメーカーです。しかし、そもそもは、クスミコフという人物が、ロシアのセントペテルブルグにて陶業した紅茶ブランドであり、ロシア革命後にフランスに亡命してパリに拠点が移ったという経緯があります。ロシア国内でも有名で、とても人気があります。香りがよく、デトックス効果があるマテ茶をブレンドしたものや、スパイスを調合したアロマティーなど、豊富なブレンド紅茶が有名な人気のブレンドです。そして、パッケージがかわいいというのも有名で、ポイントが高いです。センスの良いパッケージデザインで、お土産にもぴったりです。
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ロシアの紅茶まとめ②マイスキー
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パッケージにロシア感があるのが、ロシアの紅茶メーカー「マイスキー」。ロシア国内でも有名なメーカーで、パッケージデザインは童話や果物などが描かれており、クラシカルなデザインはお土産にもぴったりです。本の形になっているパッケージデザインのものや、二段式になっていて、下の段には紅茶が、上の段にはバラの花びらなどのハーブが入っており、自分でブレンドしながら楽しむことができるものも売られています。自分用にも、お土産にもぴったりです。
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ロシアの紅茶まとめ③リプトン
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世界的にも有名なリプトンですが、ロシア国内では、ロシア限定のブレンドティーが売られています。特に、「RUSSIANEARLGREY」は幻想的なパッケージデザインと、沢屋かなアールグレイの味わいが口の中に広がります。お土産にもぴったりなので、ばらまき用としても、友達用のお土産にしても喜ばれます。
ロシアの紅茶まとめ④Green field
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旧ソ連国でも、現在のロシア国内でも、とても人気で有名なのが、「Green field」です。ロシア人は、紅茶の消費量もさることながら、フレーバーティーも大好きです。なので、様々なフレーバーティーも売られています。さわやかなアールグレイがおすすめですが、飲んかファインのお茶も充実していますので、女性にも喜ばれるお土産になります。
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ロシアの紅茶まとめ⑤Twinning
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言わずと知れた、大手有名紅茶メーカーの「Twinning」。ロシア国内でも、とてもポピュラーな紅茶メーカーとして親しまれています。パッケージデザインはクラシカルで、様々な風味があるので楽しめます。小さい缶から、大きい缶までそろっていますし、スーパーでも手軽に購入できるので、お土産にもとてもおすすめです。
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ロシアの紅茶まとめ⑥ロシアは紅茶消費量世界4位
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ロシアンティーとしても有名なロシアの紅茶。実は、紅茶の栽培がロシアで始まったのは1833年で、次第に栽培が広がっていったと言われています。主に栽培されていたのは、グルジアとアゼルバイジャンと、クラスノダールという地域です。旧ソ連崩壊後に、グルジアとアゼルバイジャンが独立したために、国内の紅茶の生産量が激減しました。そのため、紅茶の消費量が世界第4位であるにもかかわらず、国内での需要と供給の割合が一致せず、その多くを輸入に頼っているという現状です。輸入先の多くは、インドやスリランカなどの、紅茶が有名な国から輸入しており、紅茶の輸入量は世界一となっています。
ロシアの紅茶まとめ⑦ロシアンティー
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ロシアでの紅茶の飲み方といえば、「ロシアンティー」をイメージする方が多いと思います。特に、ジャムが入っている紅茶のことをロシアンティーだと思っている方も多いのですが、本場ロシアでは、紅茶にジャム入れません。カップとは別に、ジャムが入った小鉢が出てきて、それを口に含みながら紅茶を飲むのが、本場ロシアのロシアンティーです。ジャムは、自家製のものであったり、売られているものだったり様々です。ジャムと一緒に飲むようになったのは、まだまだ砂糖が高級品だった時代に、果実からできたジャムを舐めながら紅茶を飲んだのが始まりとされています。
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ロシアの紅茶まとめ⑧ロシアンティーの淹れ方
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紅茶は香りを楽しむもの、というイメージが強いのですが、それはイギリス流の飲み方です。ロシアで飲まれているロシアンティーの基本は、熱いお湯で茶葉を煮だして作るため、香りをメインに楽しむというものではありません。熱いお湯でかなり濃いめに紅茶を煮出しで、ティーカップに半分ほど注ぎます。そして、サモワールという湯沸かし器で作った熱湯を、そのティーカップに注いで、濃さを調節するというものです。基本的な淹れ方としては、ティーポットを温めておき、そこに茶葉を入れて3分ほど蒸らします。その間にジャムを用意し、カップに蒸らした紅茶を注ぎ、別に用意したお湯で好みの濃さに割ります。ぜひ参考にして、ロシア流のロシアンティーを楽しんでみてください。
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ロシアの紅茶まとめ⑨ジャム入り紅茶はロシア流ではない
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日本ではジャム入りの紅茶をロシアンティーと思っている方が多く、そのように広まっていますが、ロシアではジャムを入れて飲むことはしません。理由は、紅茶が覚めてしまうというところからきているそうです。紅茶にジャムを直接入れて飲むスタイルは、実はポーランドやウクライナなどでポピュラーな紅茶の飲み方です。ぜひ、ロシア料理のお店などでロシアンティーを頼んだら、紅茶に直接ジャムを入れるのではなく、ジャムを舐めながら紅茶を飲んでみてください。
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ロシアの紅茶まとめ⑩ジャムの他に
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ジャムを口に含んでから紅茶を飲むスタイルがロシアンティーの基本ですが、ジャム以外にも、ロシア流の飲み方があります。まず、ジャムの代わりにハチミツを舐めるというもの。また、角砂糖を使用する場合もあります。また、寒い国ロシアならではなのは、ジャムをウォッカで伸ばしたものを使用することも。体を温めてくれるので、冬場にはもってこいの飲み方です。
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ロシアの紅茶まとめ⑪イギリスのロシアンティー
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ロシアではなく、イギリスのお店でロシアンティーを頼むと、なんと、レモンティーが提供されます。ジャム付きのロシアンティーを想像していたとしたら、びっくりしてしまいます。イギリスでのロシアンティーの概念がレモンティーになった由来は、ヴィクトリア女王がロシア王室を訪れたときにふるまわれたのが、レモンが入った紅茶だったからというものです。それ以来、イギリスにおけるロシアンティーは、レモンティーのことを指すようになりました。
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ロシアの紅茶まとめ⑫おすすめの茶葉の種類
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1、ニルギリ
スリランカの丘陵地域で生産されるニルギリは、紅茶の中のブルーマウンテンと称されるように、青い山という意味を持つ紅茶です。優雅な味わいが楽しめる紅茶でロシアンティーにも行ったりです。
2、アッサム
インド地方で栽培されているアッサムティーは、紅茶をあまり飲まない人でも聞いたことがある茶葉の種類ではないでしょうか。香りが豊かで、濃厚なコクがある茶葉なので、ロイヤルミルクティにも使われています。に出してから飲むロシアンティーに、アッサムのコクがとても相性が良いです。
まとめ
ジャムを入れて飲むのではなく、ジャムを舐めながら紅茶を楽しむのが、本場のロシアンティーです。紅茶の消費量が多い国でありながら、そのほとんどが輸入していますので、見たことのあるメーカーの紅茶がたくさん街でも売られています。ロシア土産には、ロシアンティーにおすすめの紅茶や、ハーブティー、ジャムなどを一緒に差し上げてみてください。