山口県山口市(旧国周防国)にある温泉で、山口県を代表する「防長四湯」という人気温泉に名を連ねています。

約600年の歴史があり源泉が見つかった時、毎夜温泉に入っていたのが白狐だったという言い伝えから街並みやお土産等もこの白狐関連のものが多いくらいです。

ここではこの湯田温泉の人気お土産・愛知県と肩を並べて有名な山口県のういろう等のおすすめを紹介していきたいと思います。ぜひお土産選びの参考にしてもらえると嬉しいです！

ういろう（外郎）は、米粉などの穀粉に砂糖や湯水を練り合わせ、型に注いで蒸したお菓子です。もっちりとした食感や味の多彩さ・見た目の可愛さが昔から日本人に愛されています。そんなういろうの山口県を代表するお店のひとつが「御堀堂」。湯田温泉のお土産屋にも支店があります。

御堀堂のういろうは3種類。特製餡にわらび粉と小麦粉を混ぜさっぱりとした「白外郎」、黒糖を混ぜたコクのある「黒外郎」、京都の抹茶を混ぜた「抹茶外郎」、どれも柔らかさや滑らかさがあり、食べやすい食感です。店舗では真空パックのものと、真空になっていないできたての生外郎があり、生外郎はより柔らかくみずみずしいので、お時間があれば是非お土産として試してみてください。

御堀堂　湯田支店 山口市湯田温泉1-6-32 TEL：083-922-2289 ＜営業時間＞8:00〜18:00

県道沿いの湯田温泉バスセンターの向かいにある「松田松栄堂」。生ういろうを店内で作りながら販売しています。定番である、こしあん、おぐら、抹茶の他、女性人気が高い夏みかん、ラムレーズンといった変わりダネも。甘さ控えめでさっぱりといただけるういろうです。

他にも松田松栄堂では色々なお菓子を販売しています。萩の特産品の夏みかんを使って、色々な用途に適しているゼリー状にした「夏みかんマーマレード」や、雪舟の水墨画をイメージしたゴマの風味が香ばしいお干菓子「山水菓」など、ひとつひとつ丁寧に作られたお菓子はどれも見た目が美しくおすすめです。

松田松栄堂 山口市湯田温泉1-11-29 TEL:083-922-1164 ＜営業時間＞10:30～20:00　火曜定休

「狐のあしあと」のすぐ隣にある、山口銘菓「豆子郎」もういろうの有名店です。山口の外郎の元祖「福田屋」から受け継いだ味を元に独自に考案したのが、「生絹豆子郎（すずしとうしろう）」です。通常のういろうより細長いスティックタイプの食べやすい形状としっとりとした食感が人気です。

工場から1時間以内に届けられる店舗にしか置かないというこだわりの生絹豆子郎は、賞味期限が2日以内なので、まさに山口でしか手に入らない逸品。とても口当たりが滑らかでしっとりとしており、ういろうが苦手という方にもおすすめです。お土産に選ぶ際にはバラなら問題ありませんが詰め合わせでの購入ならお早めにお召し上がり下さいね！

豆子郎　湯田店 山口市湯田温泉2丁目1-26 TEL：083-924-2505 ＜営業時間＞7:00～21:00　元旦のみ休業

湯田の新たな銘菓として誕生した「湯田狐福」。湯田温泉にある旅館やホテルで構成される湯田温泉旅館協同組合が、「湯田」のつく名物を作り出そうと開発し、 錦町にある製菓店「お菓子のジェネレ」に委託され、お土産としても日持ちするお菓子に仕上がりました。

山口県産の米粉と卵を使ったマドレーヌのようなお菓子で、米粉を100%使用していることにより、しっとりもっちりとした食感が楽しめます。旅館や観光案内所などで購入することができます。

山口といえば、ふぐも有名。そのふぐの風味をせんべいにしたのが、ふぐせんべい。ふぐの豊かな旨味と風味の煎餅に、ピた辛子マヨネーズを加え、ピリッとしたアクセントのある味で、おやつにだけでなく、おつまみにもおすすめで、山口のお土産として人気があります。

萩にある海藻、ふぐ、うになどを扱う井上商店が販売しており、旅館やホテルのお土産コーナーなどで手に入ります。個包装なので、職場などでのばらまき土産にもおすすめです。

こちらはおすすめお土産②の生ういろうでも紹介した松屋松栄堂の夏みかん菓子です。

生ういろうほど知名度はありませんが親しみのあるみかんを使ったお菓子、萩の特産品である夏みかんを厚切りにして砂糖漬けにしたもので、なんと皮までおいしく食べられます。

皮ごと食べるのに抵抗がある人や切り分けるのが面倒！という方にはスティックタイプのパッケージも販売されているのでそちらもおすすめです。

スタンダードなものの他にアールグレイ紅茶に浸したアールグレイ夏みかん菓子というのもあり、甘さとほろ苦さを絶妙なバランスで仕上げていますので紅茶好きの方はぜひ、こちらもお土産として考えてみてはいかがでしょうか。

山口銘菓「山焼きだんご」、山口名物であるういろうに匹敵するぐらい有名なきれん製菓の看板商品です。

この山焼きだんごは全国菓子博覧会で農林水産大臣賞を受賞しており、昔風味のきなこで仕上げた里の味と銘打って親しまれているお菓子です。

湯田温泉のお土産屋にも5串入りの小袋から最大40串入りの大袋までが販売されており全て個別包装なので、個人のおやつ用や家族・職場へのお土産として選べるのも魅力ですね。

お子様が食べる際はきなこがぼろぼろ落ちてしまうので下にクロス等をしいてあげるのが良いと思います！

おすすめお土産紹介最後に紹介するのは温泉お土産といえば定番お菓子の「湯田温泉まんじゅう」です。

この温泉まんじゅうの特徴は湯田温泉の源流である白狐が描かれた可愛いパッケージで、お子様や女性の方に特に人気がありますね。

黒糖仕上げの温泉まんじゅうとなっているのでもっちりとした食感と甘さ控えめな上品な味わいがあります、甘すぎるのが苦手という方にもおすすめできる、一目で湯田温泉お土産だという事がわかる定番お土産となっています。

以上、今回は湯田温泉のおすすめお菓子のお土産をご紹介していきました。愛知のういろうとはまた違った柔らかな食感が特徴の山口のういろうは、やはりお土産として人気のようです。日持ちがしないため、なかなか現地でないと購入できないので、湯田温泉に訪れた際には是非生のういろうを味わってみてはいかがでしょうか。