1.古代アンデス文明展大分会場【開催期間】
西日本初上陸の古代アンデス文明展大分会場は2019年3月8日(金)~5月6日(月)のゴールデンウィーク最終日までの開催となっています。
2.古代アンデス文明展大分会場【アクセス方法】
住所:〒870-0036 大分県大分市寿町2-1
会場となるのは、大分県立美術館です。
公共機関を利用してのアクセスの場合は、JR大分駅府内中央口もしくは北口より徒歩15分です。また大分空港からは大分駅まで港特急バスエアライナーが1時間で運行しているので、便利です。
車でのアクセスの場合は大分ICから車で10分となります。会場には駐車場および駐輪場の完備があります。駐車場は最初の30分は無料、以降30分毎に200円です。駐輪場の利用は無料です。
引用: https://www.instagram.com/p/BvJgogclHJw/
3.古代アンデス文明展大分会場【チケット】
当日チケット
当日チケットを購入する場合は、大人(一般/大学生)1500円、高校生1200円、小、中学生600円となります。
引用: https://www.instagram.com/p/Bvq2PiWlnNw/
各種プレイガイドチケット
チケットぴあ(Pコード:769-365)、セブンチケット、ローソンチケット(Lコード:82262)、iichiko総合文化センター1階インフォメーション、大分県立美術館、OBS大分放送本社、大分合同新聞社本社・同プレスセンターで事前チケットの販売も行っており、図録1冊付チケット3800円などお得なチケットの販売もあります。
4-1.古代アンデス文明展大分会場【みどころ】土器
文字をもたない文明として知られているアンデス文明では、土器が意思を伝える手段として多く使用されていたのではないかとされています。特に宗教的な概念や思想が反映されたものが多く、標高の高い乾燥地域という土地柄、保存状態が良いものが多いのも特徴です。チャビン・デ・ワンタル神殿の壁に埋め込まれていたものなどが有名です。
引用: https://www.instagram.com/p/BvZMq_hh-PY/
中でも有名な胴部で二股に分かれ、注口がひとつついているアンデス文明にみられる特徴的な土器は、首が180度ねじれた不思議な形になっていますが生贄(いけにえ)の儀礼に関係あるのではと言われています。
引用: https://www.instagram.com/p/Btt38nWH8yW/
4-2.古代アンデス文明展大分会場【みどころ】織物
会場では鳥がモチーフとなったものや。。。
引用: https://www.instagram.com/p/BtyWahwhxUN/
ミイラを包むために造られたとされる織物など合成染料もない時代にどのようにしにて、このような美しい織物が完成したのでしょうか。アンデス文明では織物を作ることでイメージを伝える手段としていたとされています。また、織物は身分を表す役割も担っていたそうですよ。
引用: https://www.instagram.com/p/Bvq2oFulfFl/
4-3.古代アンデス文明展大分会場【みどころ】黄金製品
アンデス文明の中でも黄金製品が使用されていたのは、紀元200年頃~800年頃に誕生したモチェ文化や紀元500年頃~1100年頃のティワナク文化とされており、現在のペルー北部海岸や山中には黄金製品が潤沢にあったことが知られています。
引用: https://www.instagram.com/p/Bt-ik17Fu_7/
黄金は腐食しない材質なので、永遠の生命を意図して作られたものではないかとされています。
引用: https://www.instagram.com/p/Btxuu-fHpVI/
4-4.古代アンデス文明展大分会場【みどころ】リャマ像
土製のリャマ像は紀元650年頃~1000年頃のワリ文化で誕生したものとされています。この頃から標高の高いアンデスでは運搬のためにリャマが使用されていただけでなく、織物のための採毛用として、さらには食肉用としてアンデスにはか欠かせない家畜の一つだったとされています。
引用: https://www.instagram.com/p/Btvacc3B7Rs/
たくさんのリャマ像が見つかっていますが、なかでも約70センチもある大きなこのリャマ像はとても有名なアンデス文明のアイテムの一つです。
4-5.古代アンデス文明展大分会場【みどころ】ミイラ
今回の古代アンデス文明展、最大のみどころといっても過言ではないのが、ミイラの展示です。今回展示されているミイラは全部で3体。こちらも保存状態がとても良いので、まつ毛までしっかりと残っているものもありますよ。
こちらの展示は撮影不可なので、来場者のみ見ることができる貴重な品となっています。この文明でミイラとなっているのはインカの王と言われています。
5.古代アンデス文明展大分会場【グッズ】
古代アンデス文明展では、様々なアンデス文明に関するグッズも販売しているのでお見逃しなく。
ガチャグッズ
古代アンデス文明展限定ガチャが会場に登場します。ナスカの地上絵が描かれたメタルプレートのキーホルダーや。。。
引用: https://www.instagram.com/p/BvYn0aRld5X/
とってもお洒落なラバーストラップなど。どれが当たるかはお楽しみ。
引用: https://www.instagram.com/p/BvMEDk2lPdt/
アンデスの塩
アンデスの紅塩ことアンデスローズソルトは3憶年前、海の底にあったとされるアンデス山脈でとれる塩です。地殻変動によって顔を出したアンデス山脈は現在4000mにもなる山々を形成しており、太陽の光を浴びて海水が自然乾燥しミネラルを多くふくんだローズソルトを生み出しています。
通常の塩に比べてミネラル成分である鉄とカルシウムは20倍含まれており、とっても体に良いとされ世界中で今、大注目されている塩です。ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか。
引用: https://www.instagram.com/p/BqgHqDjg-Fb/
アスティカボールグッズ
カラフルな雑貨グッズアイテムとしてアスティボールも販売されています。複数並べるとさらに可愛いグッズですよね。
引用: https://www.instagram.com/p/Bsp6jN2H7bR/
オカリナグッズ
とっても可愛い木製の楽器オカリナは、かざっても可愛いアンデス柄が施されています。
引用: https://www.instagram.com/p/Bqhu0dmh8gy/
アンデススイーツ
その他にもアンデス文明の模様が描かれた可愛いドロップスや、チョコレートなど、会場にはたくさんのアンデスグッズがやってきますよ。ぜひお買い忘れのないように!
引用: https://www.instagram.com/p/BsmribnFBbY/
アンデス文明について
アンデス文明は南米大陸の太平洋岸に存在していた巨大な文明です。時にして16世紀にスペインが大航海時代を迎えインカ帝国を滅ぼすまでの約1500年間、範囲としては南北4000km、標高差4500mにも及ぶ現在でも類を見ない巨大な文明が開化していたことが分かっています。
引用: https://www.instagram.com/p/Bvcdwy6FjSn/
アンデス文明の起源とされているのはペルーの首都リマから北に200㎞ほどの場所にあるカラルとされており、世界遺産にも登録されているカラル遺跡を中心に人々が定住し、神を崇め社会組織が存在していた痕跡を残しています。時にして紀元前3000年頃から始まったと推定されています。
引用: https://www.instagram.com/p/BorYipagWYG/
それからほどなくして、ペルー北部山岳地域に石の文明の始まりとされるチャビン文化が誕生し、石彫の神像や頭像などが残されています。
引用: https://www.instagram.com/p/BrIqbeMAXGZ/
そして、紀元前200年頃に誕生したとされるのが、ナスカの地上絵でも有名なナスカ文明です。その他にもこの頃から優れた土器が造られるようになったことでも知られています。
引用: https://www.instagram.com/p/BntZL1lhzX5/
また、これと時を同じくしてペルー北海岸に誕生したモチェ文化では黄金製品が誕生し、アメリカ大陸をはじめ全世界でファンの多い調度品が多く作られた文化として有名です。
引用: https://www.instagram.com/p/Bvea5m2BLLR/
その後太陽の門をはじめとするティワナク文化やインカ道(道路網)やリャマ像で有名なワリ文化など、それぞれの時代、多くのエリアで独自の文化がはぐくまれた文明として有名です。
引用: https://www.instagram.com/p/BaeF1KOgmWK/
まとめ
大分で開催中のアンデス文明展のみどころについての紹介でした。ぜひお近くの方は、まだ未解読な点の多いアンデス文明展をゴールデンウィークに訪れてみてはいかがでしょうか。特になかなか見る機会の少ないアンデス文明のミイラは必見ですよ!ぜひお見逃しなく!