まずはニベアの歴史を知ってみよう:名前の由来
私達にとってどこか懐かしく親しみのあるニベアですが、実は日本ではなくドイツで生まれた事、知っていましたか?その歴史は非常に古く長いものだったのです。
またニベアの名前の由来はラテン語で「白い雪のような」という意味合いを持つところから来ているのです。とても素敵ですよね。
ニベアの誕生
昔は私達の家庭に一つはあった馴染み深いニベアの青缶ですが、いつから有りどの様にして誕生したのだろうと、ふと考えますよね。実はこのニベアの歴史は今から実に100年以上も前の1911年にドイツの薬学者オスカー博士によって誕生しました。もともと化学者イザック博士が水と油を上手く結合させ安定したクリームにさせた乳化剤オイセリットというものを薬品への応用を目指し作っていたのですが、オスカー博士がそれを化粧品へ活用出来ることを発見しニベア誕生へとなったのです。
ニベアが日本にやってきたのはいつ?
そもそもニベアって日本生まれの日本育ちなんじゃなかったの、と思われていた方も多いのではないでしょうか。ドイツでニベアが生まれた当時、渡航手段は船であったためもちろん今のように温度調節設備も船にはなくニベアを他国へ運ぶ際に品質の変異が懸念されましたが、ニベアは優れた品質の安定性を保つことが出来たのです。素晴らしいですね。日本では1968年にドイツのニベア販売会社であるバイヤスドルフ社と花王との協力のもとニベア花王として国内での製造、販売に至りました。日本に登場しておよそ50年となるわけです。バイヤスドルフ社は世界約150ヵ国に関連会社を持ち、国によってその国民の肌質等に合わせるため多少成分の差があるようです。
ニベア再ブレーク
日本へ登場しておよそ50年たつニベアですが、昔はどの家庭にも大体青缶があったかと思われるぐらいの売れ行きでしたが後に様々な美容成分等の含まれる他商品が次々と販売されると共に注目度も多少薄らいできていました。ところがここ数年のうちリーズナブルな価格に対しての充分な充実した成分が高く評価され注目される様になり、今となっては再ブレークとなったのです。見た目の可愛さからも購入する方が増えてきているようです。また顔へのスキンケアを目的に購入する方も増えてきているのです。
ニベアを顔に塗ることによる効果
ニベアを顔に塗って効果を得たいと考えている方はとても多いのではないでしょうか。ニベアは高い保湿力のある成分で出来ているので顔に塗ることによって潤いのあるお肌を保てることが非常に期待できます。美容に繋がる保湿効果が得られます。
ニベアの成分を知ろう
ニベアは青缶の裏にも表示されていますが19種類の成分から成り、うち7種類が油成分うち2種類は保湿成分が配合されています。また界面活性剤の使用もされておらず、毒性もなく安全で心配の要らない成分だけでできています。主な成分は水、ミネラルオイル、ワセリンであり美容成分は入ってなくとも乾燥から肌を守ってくれ潤いを充分に保ってくれます。ちなみに、ニベアの青缶とチューブのものとでは中身は同じです。
そもそもニベアを顔に塗っていいのか?
ニベアを顔に塗ってみようと思われている方にとっては本当に塗っても大丈夫なのだろうかと心配になりますよね。昔からよくスキンケアとして手や腕、足等に主に使われてきたニベアですが安全な成分から出来ているため殆どの方には、からだ全身にまた顔にまでも使用しても問題はありません。まつ毛や唇にも特に害はありませんが目に入るとしみたり口の中に入るのは食べ物ではない点からもそういった場所にはあまり塗るべきではないでしょう、それ専用のものを使った方がいいですね。基本手や足等に塗る様に顔に塗るのも大丈夫ということです。
ニベアを顔に塗ることによってどのような効果が得られるのか?
ニベアはなんと言っても高い保湿効果が一番の特徴と言えます。つまり乾燥する季節には最適ですね。特に夜寝ている間に布団からほとんど出ているであろう顔には就寝前に塗って寝ると朝まで乾燥を防いでくれ潤いを保ってくれます。保湿対策にはとてもありがたいですね。
ニベアを顔に塗る際の正しい使い方
どんな化粧品やスキンケア商品にも正しい使い方というものがあります。間違った使い方をすると思わぬトラブルや逆効果になってしまうことまでもあるのです。顔への正しい使い方を知り、美しく潤いあるお顔を目指しましょう。
まずニベアはどれくらいの量を塗ればよいのか?
ニベアの使い方としていったいどれくらいの量を塗ればいいのか迷う方もいるかと思われます。ニベアには油の成分が多く含まれているため少しの量でも充分です。塗りすぎるとベタつくばかりです。なので薄く塗り、塗ったときに軽くベールで包まれた感じというのが最適です。
ニベアを塗るタイミングは?
ニベアには日焼けを促してしまう油の成分が入っているので、特に顔は日中の外出前や外出時に塗るのは避けましょう。つまり夜入浴後や就寝前に塗って寝るのがベストです。そうすることによって夜寝ている間の乾燥から守ってくれ翌朝までしっとり潤いが保たれます。そして夜のこのスキンケアが美容へと繋がる事でしょう。この様に使い方としてニベアには塗るタイミングはとても重要なポイントとなります。
顔へ塗るのはニベアだけで大丈夫?
手や腕、足に塗るのはニベアだけで充分大丈夫でしょう。また顔へ塗る際にも若い方や肌が元気な方はニベアだけで大丈夫ですが、年を重ねてくると顔の肌は水分量が減少してきていることが多くある為そういった年齢層の方やまた若くても顔の水分量が気になる方は、使い方として自分に合った化粧水などで顔を整えてからニベアを塗るといいです。できればこちらも保湿力の高いセラミドが配合された化粧水がオススメです。そして、ニベアを塗る前に使う化粧品はオイリーなものは避けましょう、ニベアには油の成分が多く含まれているので油分の塗りすぎになってしまうからです。
ここはちゃんと心得ておきたいニベアを顔に使用するときの注意点
とても安全な成分で出来ているニベアであってもやはり大切な顔に塗るのですからしっかりと大事な注意点だけは先に知っておきましょう。必ずしも万人に誰にでも使えるわけではありませんし、ちゃんとニベアの性質を知った上で使わないといけません。
ニベアはどのような人にも使えるのか?
ここは重要な注意点になりますが、ニベアを塗る前に傷、はれもの、湿疹などの異常のあるところには使ってはいけません。そして人は多種多様な体質を持っているため極一部の方には体質によっては使用後にもその様な症状が出ることもあります、どんなに安全な成分から出来ているものであっても人には絶対に100%大丈夫といえるものはないのです。初めて使用する場合や初めて顔に塗ってみたりする場合にもまずは少しの量で極一部分に塗って試してみるといいかもしれませんね。またニキビ肌の方や脂性肌の方には向かないでしょう。皮脂の上にまたも脂分を与えてしまうことになるからです。不安なことばかり述べましたが使う前には知っておくべき大切な注意点です。ニベアは基本的に安全な成分から出来ています、殆どの方には安心して使えるのです。
ニベアは日焼けしやすい
ニベアの中には日焼けを促してしまう油成分のミネラルオイルが入っているので注意点として日中、外出するときには塗らない方がいいでしょう。シミの原因になってしまいます。日中は日焼け止めを塗って出掛け夜就寝前等に塗り寝ている間に肌を保湿し潤しておく様にするといいですね。
他の化粧品と混ぜてもいい?
ニベアには他の化粧品と混ぜ合わせることは想定して作られていないため、注意点としては他の化粧品と混ぜ合わせないほうがいいです。分離したり固くなったりすることもあるでしょうし、第一品質の安定性を欠くことが予想されます。また化粧品工場の様な整った環境のではないところで混ぜ合わせるとなるとホコリヤ雑菌が入ってしまう可能性も歪めません。顔の乾燥している方などは化粧水等を先に塗りその後にニベアを塗るといった重ねづけをする手順をおすすめします。
まとめ
ここまでニベアについて様々な事をまとめてきました。最後におさらいとして、大事なポイントだけもう1度!
ニベアは美容の為というよりは保湿の為であるということ、結果として、その保湿効果が美容へ繋がる高い補助力となる。
ニベアを塗るのは日中は避け夜の入浴後や就寝前が最適である。
ニベアの開発の源であるドイツのバイヤスドルフ社が販売当初にモットーとしていた、庶民にも手の届くリーズナブルな価格であると共に高い品質を提供するという理念、それがずっと守り続けられているからこそ今でも代々ニベアは愛され続けている。