ニキビ跡のなかなか治りにくい理由
ニキビ跡ってなかなか治りにくいですよね?しかもニキビと違って「どうやったら治るの?」と治しかたがわからない方も少なくありません。治らないから化粧で隠したり…と色々と大変ですよね。ではなぜニキビと違ってニキビ跡は治りにくいのでしょうか。ニキビ跡が治りにくい理由を調査してみました。
ニキビが治りにくい理由としては、まだ完全に治っていないからなんです!実はニキビが落ち着いても、まだ肌の奥では炎症が続いていることが多いんです。それはニキビの炎症が肌の表面だけでなく、内部まで広がったためと言えます。この赤ニキビ跡ができているのは、肌が弱まっている証拠なんだそうです。さらに、赤ニキビ跡を治すには早くても一ヶ月くらいかかるそうなんです!ニキビ跡は2、3日で治るものではないんですね。
治るまで時間かかるし…と言って放置してしまうと、さらに悪化してしまい、色素沈着(シミなど)になってしまう危険性もあるんです。そのため、できるだけ早くケアをすることが1番赤ニキビ跡を治す近道になるんですね。
ニキビ跡消したい方必見!自宅でできるケア その1
ニキビ跡を消したい!という方のために自宅でできるケアをご紹介していきたいと思います。まず1つ目は自分のニキビ跡のタイプにあった、美容成分が配合されているの化粧品を使うということです。赤ニキビ跡のタイプと色素沈着のタイプそれぞれに有効な成分をご紹介していきますね。
赤ニキビ跡タイプに有効な化粧品
ニキビ跡の赤みを薄くするのに最も効果を発揮するのは、ビタミンC配合の化粧水と美容液を使ってスキンケアを続けることが有効なんです!ビタミンCには皮脂を抑える効果やニキビの炎症を抑える効果があることで、いろんな商品に配合されていますよね。 特に、お肌への浸透が高いビタミンC誘導体(リン酸やAPPS)を配合した化粧水と美容液は最も効果的なんですよ!しかし、服用するビタミンCは効果がないので気を付けたいところです。
色素沈着タイプのニキビ跡に有効な化粧品
色素沈着のタイプのニキビ跡にも、上記の赤ニキビ跡と同様の成分が配合されているものがおすすめです。さらに効果的なのは、ピーリングなんです。 ピーリングとは、お肌の古くなった角質ではがれずに残ってしまったものを、ピーリング剤を使って落とすという角質ケア方法でお馴染みですよね。なぜピーリングが有効なのかというと、色素沈着は消えるまでに2~3年かかる言われていることもあり、その間に日焼けをしてしまうと消えにくくなるので、速効性のあるピーリングで消すのが最も最適だからなんです。ピーリング剤には角質を擦ってポロポロ落とすゴマージュやスクラブ、シート状の拭き取るタイプ、クリームやジェル状の洗い流すタイプなど、いろいろな種類があるんです。おすすめは、酸度の強いピーリング剤を使用してやけどのような状態になってしまううトラブルもあるので、お肌への刺激が少ない洗い流すタイプがおすすめですよ。使う頻度は、1週間に1〜2度程度が1番いいと言われていますよ。
ニキビ跡を消したい方必見!自宅でできるケア その2
ニキビ跡や慢性的にニキビに悩まされている方は、ターンオーバーを意識して、生活習慣から見直して行くことも大切です。ターンオーバーとは、表皮の新陳代謝、生まれ変わりの事をいいますよね。睡眠不足が続き食生活が乱れると、肌荒れしやすくなります。これは肌のターンオーバーの乱れが原因なんですよ。ターンオーバーによって肌が生まれ変わる周期は28日間と言われています。この細胞の生まれ変わりの周期をスムーズにしていけば、にきび跡は改善されていくのです。
生活習慣で見直して欲しいところは、睡眠、タンパク質・ビタミン類の摂取、適度な運動、紫外線対策の4点になります。睡眠時間をしっかりとることで綺麗な肌が作られるんです。肌の修復や再生は、寝ている間に分泌される成長ホルモンによって行われているそうなんです。肌のゴールデンタイムと言われている22時から2時の間に睡眠をとることを最もおすすめですが、難しい方は睡眠をしっかりととるだけで改善されるんです。
また、タンパク質やビタミン類をとることも、肌のターンオーバーを促進するため、ニキビ跡を解消するにはいいとされています。さらに、適度に運動することで代謝がアップし、ターンオーバーが正しく行われやすくなることもわかっています。老廃物や、メラニンなどの排出もスムーズになり、ターンオーバーにとっていいんですよね。紫外線対策は、ほとんどの方が行っていると思いますが、紫外線はニキビが日焼けして消えにくくなってしまうので注意が必要ですよね。
ニキビ跡を消したい方必見!自宅でできるケア その3
ニキビ跡を自宅で治すケアとして、近くの薬局やドラッグストアで購入できる市販の薬を使うことも有効です。薬を塗るだけなので、最も手軽にできるケアですよね。またチョコラBBなどの体内からよくして行くものもあります。市販の薬は、ニキビの炎症を抑えてアクネ菌を殺菌してくれるものが多いんです。つまり、ニキビ跡にダイレクトに効くというよりは、できてしまったニキビの治りを早くしてニキビ跡を残さないということにつながりますよね。炎症は悪化すればするほどニキビ跡も手強くなります。市販の薬を取り入れることで炎症を最小限に抑えることでニキビ跡も最小限に抑えることができますよ。
病院でできる治療法
ニキビ跡の中でも1番厄介とされているクレータータイプのニキビ跡は、病院で治療してもらう方も少なくありません。では病院では主にどんな治療法があるのでしょうか。それぞれご紹介していきます。
レーザー治療
レーザー治療は皆さんも聞いたことがある治療法ですよね。レーザー治療は、クリニックによって扱っているレーザー機器は違いますが、主に、肌の表面に0.1ミリ程度の小さな穴を開けることで、ダメージを受けた皮膚細胞の入れ替えを行ってくれます。これを行うことで、コラーゲンの生成が促されるため、肌がふっくらとしてきて、1回の治療で皮膚細胞が約10%も入れ替わると言われているんです。また、機器によっても効果や痛みが違ってくるので、治療する場合は自分に合ったレーザー治療をする必要がありますよ。
光治療
この光治療は、皮膚に幅広いな波長帯の光をあてることで、皮膚の代謝を上げたり、赤みを改善したりというニキビ跡の治療を行ってくれることを言います。しかしこの治療は金額が凄まじくかかるため、低予算で考えている方にはあまりお勧めできない治療法ですね。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、医療機関のみで使用することを許可されたグリコール酸やサリチル酸などを塗ることで、古い角質や毛穴の汚れを溶かして除去することで肌のターンオーバーを促してくれる治療法になります。この治療をすることでターンオーバーが整い、肌の赤みやニキビ跡を目立たなくしてくれるんですよ。ケミカルピーリングは、病院でしてもらう治療法の中でも肌への負担が少ないことがわかっています。しかし、肌への負担が少ない分、効果を感じづらいこともあるそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は自宅でできるニキビ跡ケアと、病院での治療法についてご紹介しました。ニキビ跡はなかなか治りにくいので、自宅でする場合は根気よく続けることが必須となってきます。病院でも効果を得られるのは人それぞれですので、どちらにしろ、普段のケアは欠かせないですよね。今回のをぜひ参考に、みんなでニキビ跡を解消していきましょうね!