ヒアルロン酸原液の使い方
お肌の水分を保持するために大活躍するのがヒアルロン酸です。ヒアルロン酸とはもともと高純度のものを白色の粉末にしたものです。100パーセントヒアルロン酸原液とは、このヒアルロン酸の白色粉末を水で薄めた水溶液のことを言います。この、水で薄めた水溶液は無色透明になります。ヒアルロン酸原液は様々な用途に使うことが出来るので、ご紹介します!
ヒアルロン酸原液を色々なものに入れてみよう
ヒアルロン酸原液を混ぜたら、必ずパッチテストをしよう
まずは少量のヒアルロン酸原液を混ぜてみて必ずお肌に少しだけつけてパッチテストをしてみましょう。パッチテストの方法もいくつかあり、ヒアルロン酸原液を混ぜるものによって少し違います。まずは基本的なやり方は、試したい液体を適量、入浴後に二の腕の内側につけます。24時間おいてみて、かゆみや赤み、かぶれなどがないか確認をします。そして二の腕のパッチテストで問題が無いようであれば、顔の目立たない場所に少量ヒアルロン酸原液を混ぜた液体をつけてみます。そこでも、二の腕と同様に赤みなどの異変が起きなければパッチテストは合格です。です。ちなみに乳液など、液体が流れてしまいやすい場合は、絆創膏などにつけて二の腕の内側に貼りましょう。
パッチテストで異変が出たら?
もし、パッチテストの途中で何か少しでも異変があれば洗い流しましょう。そしてその配合したものは使用をすぐにやめましょう。そして、なんの成分が自分の肌に合わなかったのかをしっかり調べておきましょう。その合わない成分がわかれば、今後そのような症状が出ないように防ぐことができます。もしも症状が続くようであれば医師に相談しましょう。
ヒアルロン酸原液を洗顔や化粧水に混ぜてみよう
いつもの洗顔にヒアルロン酸原液数滴混ぜてみます。すると潤い効果のプラスされた洗顔料の出来上がりです。しっかりと泡立てて、もちもちの潤い感のある泡で洗顔してみましょう。泡を洗い流した後には、保湿感や潤いを感じられるはず。
ヒアルロン酸濃度の高い化粧水を作るには?
市販のヒアルロン酸化粧水に原液を足すことで、より濃度の高い状態にすることもできます。その場合、ヒアルロン酸の濃度が5〜10パーセントになるように配合しましょう。高濃度のヒアルロン酸化粧水ができちゃいます。この出来上がった化粧水は2週間ほどで全部使ってしまいましょう。なので、初めから全部使ってしまえる量を作ってしまうのが経済的ですし安心です。
ヒアルロン酸入りシャンプー
いつも使っているシャンプーにヒアルロン酸原液を適量プラスすると、もっちりと弾力のある泡のシャンプーに変わります。髪の保湿効果にとても優れ、広がりやすいダメージケアもおさまりやすくなります。
ヒアルロン酸入りヘアトリートメント
ヒアルロン酸原液を洗い流さないトリートメントとして使うことができちゃいます。ヒアルロン酸原液をそのまま適量手にとり、髪につけたら揉み込み、しっとりと髪の毛に浸透させましょう。ヒアルロン酸原液はヘアドライアーで乾かす前の、タオルドライ状態の時につけるのがポイントです。タオルで軽く水気をふき取った髪の毛にヒアルロン酸原液をつけて、しっとりとさせましょう。シャンプー同様に広がりやすい髪がまとまりやすくなります。
ボディケアにも効果的!ヒアルロン酸原液を入れてみよう
ヒアルロン酸入りハンドクリーム
ヒアルロン酸原液をハンドクリームをつける際に手に1滴混ぜてみましょう。手にクリームを広げて、しっかりと塗り込めばいつも以上に保湿効果のある、ヒアルロン酸入りハンドクリームに変わっちゃいます。冬は特にお肌の乾燥が気になる季節ですよね。手は首と同様に年齢がわかる場所です。ガサガサと乾燥したお肌から、しっとりと保湿されたもちもちの手にしちゃいましょう!
ヒアルロン酸入りボディクリーム
ボディケアクリームにヒアルロン酸原液を数滴混ぜてみましょう!保湿効果を高めたボディクリームが出来ちゃいます。手と同じく冬は体全体も乾燥しますよね。夏でも冬でも、お風呂上がりなどにヒアルロン酸原液入りのボディクリームでしっとりケアをしちゃいましょう。唇にヒアルロン酸原液とリップクリームを足して塗って保湿しても良し、かかとやひじなどのガサガサして固くなりやすいところに、手やボディと同じくクリームに混ぜて使ってみるとしっとり保湿効果が高まります。
ヒアルロン酸原液の色々
ヒアルロン酸原液は、上記でご紹介したように色々な使い方があります。市販の商品で、様々なメーカーから手軽にヒアルロン酸原液を入手できるので、色々見てみると良いですね。
KISO 【ヒアロLQ 20mL】 国産高純度100% ヒアルロン酸原液 日本製
価格
¥ 1,117
潤うちゃん ヒアルロン酸原液 10ml
価格
¥ 540
太陽のアロエ社 ヒアルロン酸 10ml 2個セット
価格
¥ 1,080
ヒアルロン酸との相乗効果!保湿にはグリセリン
グリセリンとは、分類上はアルコールに分類される、保湿効果のある無色透明な水溶性の液体です。危険性はなく、甘味料としても生活用品に使われています。ヒアルロン酸原液と混ぜる時などは必ず水に溶かしましょう。溶かさないで使用をすると、グリセリンの原液を直接肌に塗布すると、皮膚の奥の水分まで吸い上げてしまいますので逆効果です。余計に乾燥をしてしまうので必ず水で薄めましょう。
グリセリン (ポリ)(P) 500ml [指定医薬部外品]
価格
¥ 982
グリセリンを混ぜる時の濃度は?
水で薄める時はグリセリンの濃度を5〜10パーセントくらいまでに計算して配合しましょう。初めて化粧水を手作りをする時は、肌に合わせてグリセリンの濃度が少ない状態で作るのがおススメです。あまり濃度が濃いと乾燥しやすくなる場合もあるので、乾燥肌の人には適しません。お肌に合ったヒアルロン酸とグリセリンの混合液を作ってみましょう。まずは水:95cc、グリセリン:5ccなど少ない比率で作ってみましょう。ここにヒアルロン酸原液を適量合わせます。手作り化粧水は市販の化粧水に比べて日持ちがしないので、10日〜2週間程度で全部使ってしまいましょう。
ヒアルロン酸原液に副作用はあるの?
ヒアルロン酸配合の化粧水などに副作用はほとんど見られないようですが、手作り化粧水にパッチテストが必要なように、その時のお肌の状態や、乾燥肌や敏感肌、アトピーや皮膚炎など人によって様々なので、場合によってはその時の状態を悪化させてしまう可能性があったりします。状態が良い状態だとしても、ヒアルロン酸をお肌につけることにより、腫れやかゆみ、赤みなど皮膚が荒れてしまうこともあるでしょう。皮膚科に相談をしたり自分でよく化粧品などの成分を調べましょう。
ヒアルロン酸注射は安全?
いわゆる美容外科などで出来るヒアルロン酸注射などがありますが、こちらは副作用が出る場合も考えられます。また、ヒアルロン酸注射をした後にすぐに戻ってしまったり、希望通りに行かず失敗してしまう例もあるので、安易にヒアルロン酸注射をしてしまって後悔することのないようにしましょう。また、いくら専門家がヒアルロン酸注射を行ってくれるとはいえ、自分の顔や体のことです。しっかりと自己責任の意思を持ちましょう。誰も責任を取ってはくれませんよ。
ヒアルロン酸原液を上手く活用しよう
ヒアルロン酸原液がひとつ家にあれば、スキンケアからボディケア、さらにはヘアケアまで出来ちゃいます。いずれも保湿効果が高く、水分を保つ効果があるためしっとりと潤います。ヒアルロン酸原液の使い方を正しく知って、お肌に合った化粧水などの使い方をどんどん活用しちゃいましょう!