そもそもほくろって何?
ほくろとは顔や体にできる黒色斑、黒褐色斑のことで、メラノサイトやメラニンが皮膚の一部に集中してできるものです。種類によって状態も異なり、皮膚の表皮基底層にメラニンが集中してできたもの、メラノサイトが何層にも重なってできたもの、そのほか年齢を重ね後天的に増加するものなどがあります。
ほくろはなぜ増えるの?
紫外線や刺激により、メラニンを作る過程でメラノサイトが過剰に活性化することでほくろは形成されます。メラニンが過剰にでき過ぎてしまうとほくろとして残ってしまうのです。
ほくろが多いと顔の印象が・・・
かわいいほくろはチャームポイントにもなりますが、顔や首の目立つところに大きなほくろがあると、とても印象に残ります。ものまねタレントの付けぼくろのように、そこばかり見られているようでなんだか嫌な気になり、悩んでいる方も多いのです。また、顔に小さなほくろがたくさんあると顔全体がくすんで暗い印象になってしまいます。
ほくろを取り除く治療とリスク
気になるほくろを除去するには、皮膚科や美容外科で治療を受けるのが一般的です。患部に炭酸レーザーを照射してほくろを除去する方法と、メスを使って切除したのちに縫合をする方法があります。保険が適用となる場合もありますが、治療費はほくろ1個あたり5,000円~10,000円とかなり高額です。
レーザー治療のメリットとリスク
ほくろを除去するためのレーザー治療のメリットとしては、傷跡が残る可能性が低いこと。痛みがあったとしても比較的早く治療が済むこと。治療後のトラブルが比較的少ないこと。リスクとしては、高額な治療費がかかること。ほくろの大きさや深さによっては、数回レーザーを当てる必要があるため何度も通院しなくてはならないこと。一度取ったほくろがまたできる可能性があることがあげられます。
爆笑😫♥️二年前のわたしは顔のホクロこんなあったんだ‼️笑レーザーで焼いたんだけどだいぶ薄くなったし消えたホクロもあるよッ☺️☺️💓ただ耳のホクロが年々大きくなってるからもうすぐしたらこのホクロ取るよー👍💕ホクロ除去がんばろ🙈✨顔にホクロなんていらない主義のわたし|( ̄3 ̄)|⭐️
ほくろが気になり消してしまいたいと考える方も多く、皮膚科や美容外科でのレーザー治療が一般的です。
明日はホクロ除去 なんかやんないと不安なる。 ここ取りたい。後は鼻筋のシミ(ヽ´ω`)一気にレーザーしてテープ貼ったまま仕事じゃおかしいから全部出来るかわからないけど(ヽ´ω`)
メス手術のメリットとリスク
ほくろを除去するためのメス治療のメリットとしては、保険が適用となり治療費が抑えられる場合があること。たとえば1回の手術など比較的短い期間で治療できること。リスクとしては、痛みが伴う場合があること。傷跡が残る可能性があることがあげられます。
4歳にしたホクロ除去手術から3年目の術後診察に行きました‼こんなにキレイになりました‼✨✨ 院長先生にも「順調ですね」とおっしゃってもらえるぐらい良い術後経過のようで本当にひと安心💨こう見返すと本当に大きかったなぁこのホクロ‼😨本当に早く決断して良かった‼👍 でも術痕は日焼けしやすく、日焼けしてしまうと黒くなりやすいそうで油断は禁物‼😥
お子さんのほくろが大きくなると、「病気ではないか?」と心配するお母さんも多いようです。
ほくろの除去クリームとは
ほくろを除去するには病院で治療する方法の他に、ほくろの除去クリームを使うという方法があります。病院が苦手という方や、手術をうけるのがこわいという方にはおすすめです。ほくろの除去クリームとは、自宅で比較的費用をかけず、またレーザーやメスなどを使わずに悩みを解決してくれるアイテムなのです。
ほくろの除去クリームは市販されていない
ほくろの除去クリームは薬局やドラッグストアで販売されていません。日本ではほくろ除去のための医薬品や化粧品が認められていないからです。その為、日本で手に入るほくろ除去クリームとは、個人輸入をされたアイテムがほとどんです。
ほくろの除去クリームの種類と使用方法(人気の除去クリームとは?)
個人輸入の商品と言っても、ほくろの除去クリームはネット通販で簡単に購入する事ができます。ここではネット通販で人気のアイテムについて、価格と使用方法を紹介します。
ウバイ精油膏の価格と使用方法
ウバイ精油膏は台湾で古くから使われる植物由来のスキンケアクリームです。白いクリームをほくろに塗って5分ほど待ってから洗い流す、これを3回繰り返します。すると数日後にかさぶたになり、かさぶたがとれる時にほくろも一緒にとれるというアイテムです。かさぶたがとれたら、傷跡クリームを塗り、回復パッドを貼ります。輸入商品のため価格は変動しますが、税込み12,800円程で購入する事ができます。
精油ジェルの価格と使用方法
精油ジェルも台湾の民間伝承薬です。透明なジェルをほくろに塗って3分ほど待って洗い流す、これを3日間繰り返します。数日たつと、ほくろがかさぶたになり、かさぶたがとれる時にほくろもとれます。かさぶたが取れた後は回復パッド(専用の絆創膏)を貼ります。傷が治ったら、赤みや傷跡が消えるまで傷跡クリームを塗ります。こちらも価格は変動する事がありますが、税込み5,000円程で購入する事ができます。
ほくろの除去クリームについて考えられるリスク
ほくろの除去クリームは、その中に含まれる成分がほくろを火傷と同じ状態にして、結果かさぶたと一緒にとるものです。きれいにとれれば問題ないのですが、肌を傷つけるのと同じ行為なので注意が必要です。もちろん絶対にきれいにとれるという保証はありません。ほくろだけでなく、ほくろの周辺の肌にも塗ってしまったり、かさぶたが自然にとれるのを待てずにはがしたり、回復するときにかきむしってしまったりすると、顔の皮膚組織の再生がスムーズにできずケロイドになったり、陥没したり、赤みが残ったりするリスクが考えられます。
ほくろの除去クリームで失敗しないために
かさぶたをはがしてはいけない
ほくろの除去クリームの使用で失敗する例として、かさぶたが取れた後に治りが悪くなってしまうことがあげられます。ほくろに塗り、数日後にはほくろがかさぶたになり、やがて、かさぶたがはがれおちるのですが、その過程でこのかさぶたを自分ではがしてはいけません。けがが治る時、かさぶたの下では新しい組織がつくられています。皮膚というのは表皮の下に真皮があり、毛細血管が通っているのはその真皮の方です。つまり、けがをして出血しているときは真皮に傷がついています。真皮の主成分はコラーゲンですので真皮を再生するために皮膚の細胞はコラーゲンをつくります。新しくできる皮膚が周辺の皮膚と違和感なく溶け込むためにはコラーゲンの再生がスムーズに行われる必要があります。そのため、かさぶたは無理にはがしてはいけません。
かさぶたがとれた後は必ず傷跡クリームと回復パット
かさぶたが取れた後の傷を早く、またきれいに跡が残らないように治すために傷跡クリームを塗り、回復パットで皮膚の表面を守る事が大切です。ほくろ除去クリームとセットで販売されている事も多いですが、傷跡クリームのみ、また回復パットのみで購入する事もできます。
ケロコート Kelo-cote Gel 6g 傷あとやケロイドに 国内正規流通品
価格
¥ 3,240
隆起した傷跡を軟らかくし、赤みを抑えるシリコンジェルです。(製造国アメリカ)
ほくろ除去クリームの強い味方 『回復パッド』 6枚入り(極薄丸形) 3シートセット
価格
¥ 1,290
ウバイ精油膏、精油ジェルを塗り、できたかさぶたが取れた後に貼ります。
顔以外の部分でまず試してみる
ウバイ精油膏も精油ジェルも、ほくろの部分の皮膚をやけどさせて皮膚を剥離することでほくろ除去しています。
いきなり顔に使わないで、皮膚の状態には個人差があるため、初めて使うときは身体の目立たない場所で小さいほくろから試してみる事をお勧めします。
ほくろ除去クリームについてのまとめ
ほくろの除去クリームは、病院での治療と比べると手軽かつ低価格でほくろを除去する事ができます。ただし、ほくろの部分の皮膚をやけどさせる事でほくろを除去しますので、充分に注意をして使用しましょう。
顔にあるたくさんのほくろが、もしなくなったら?と考えるとかなり顔の印象が変わります。