ファンデーションの色選びは難しい?
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日本人の肌色は中間色と言われますが、持って生まれた色素細胞により、親からの遺伝も関係し、色白・色黒の人がいます。メラニン色素を作る遺伝子は、色黒の方が優性遺伝であると基本的には言われています。また、メラニンの量だけでなく、皮下組織にある血管や、カロチンなどの量によっても影響を受けています。
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肌の色は大きく分けて、黄色ベースと青色ベースに分けられ、一般的に青色ベースの人は、皮膚が薄く日焼けすると赤くなるだけです。しかし、黄色ベースの人は、日焼けすると黒くなり焼けやすいと言われ、自分の肌色がどちらなのか知っておくことが必要ですが、これらの特徴が全ての人に当てはまるとは言えません。
ファンデーションの色選びアイテムの注意する点は?
ファンデーションアイテムを選ぶ基本となるものは、季節ごとに使うファンデーションアイテムを使い分けることにあります。
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乾燥肌
ファンデーションアイテムを選ぶとき乾燥肌の人は、保湿重視が大事で春夏はリキッドタイプ、秋冬はクリームファンデーションが肌に優しいファンデーションとなります。
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脂性肌
脂性肌の人は、べたつきをなくす粉系のファンデーションで、テカリなどを調節でき、春夏パウダーファンデーション、秋冬パウダーファンデーションと使い分けると良いでしょう。
ファンデーションの色選びアイテムの上手な見つけ方
ファンデーションの色選びはファンデーションの種類を変えてみたり、メーカーを変えてみたりして選ぶと良いです。
リキッドタイプ
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カバー力に優れパウダーに比べ肌馴染みがよく、標準色が合わない場合に、何種類かの色を混ぜると自分の肌に合わせられる特徴があるので、便利で乾燥肌や普通肌の人に向いています。
クリームタイプ
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保湿力やカバー力が高く乾燥肌やシミ、クスミなどを隠す人に良いです。リキッドタイプより油性成分が含まれています。
パウダータイプ
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自然に仕上がるのが特徴で、普通肌や脂性肌に向いていています。極度の乾燥肌の人は、自分に合った色でも、顔が浮いてしまう欠点があります。
ファンデーションの色選びは何に気を付けたら良い?
色の選び方で気を付けないといけないのは、フェイスラインで色を選ぶということです。
フェイスラインと首とでは何が違う?
ファンデーションの色選びはフェイスラインでチェックする方が良いのですが、ひと昔前は首の色に合わせると良いと言われていました。なぜ、首や顔の色に合わせるとダメかというと、首と顔は全く色合いが違います。首は顔に比べて日焼けしていないので、首に合わせて選ぶと、顔が浮いて見えるのです。
明るい自然光の下で選ぶ
お店の中だけの照明だと、オレンジ系など色のついたライトで雰囲気をだしているところもあります。お店の明るい照明の下と、太陽のでている自然の明るい光の下で選ぶことが大事です。
ファンデーションアイテムの色の種類にはどんな色がある?
ベージュ系
ベージュ系は標準的なベージュが良く知られていますが、サンタンベージュなどの日焼け肌に対応した色もあって、やや黄色みが強いです。
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オークル系
標準の色として分類され、オークル系の中でも、ベージュよりのベージュオークル・標準的なオークル・ややピンクよりのピンクオークルがあります。
ピンク系
ピンク系のファンデーションは、赤みがやや強い特徴があります。
ファンデーションアイテムの色選びはフェイスラインで確認
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色を合わせる場所はフェイスライン
ファンデーションアイテムの色を選ぶときに、ほとんどの人がやるのが、手の甲や手首の内側にファンデーションアイテムを付けて確認する方法です。これでは、正確なファンデーションの色を選ぶことはできません。色を見るときは、フェイスラインに付けて色選びをしなければ、正確な色を選ぶことはできないのです。
フェイスラインでチェックすると、自分の肌に似合わない色があると、顔と首の色との差がはっきり分かります。日ごろからUVブロックの効果のあるファンデーションを使用していると、首だけが日焼けし、顔よりやや暗くなっています。
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このようなときに、顔が白く浮き上がってしまい不自然に見えてしまわないためには、自分の顔の肌色を基準にすることが大切です。フェイスラインは、また、紫外線の影響を受けにくく、日焼けや赤みが現れにくいのでチェックするときは、フェイスラインで見ることが基本と考えるのがおすすめです。
ファンデーションアイテムの色は肌に合わせるのが自然
色白の肌の人
女性が憧れる、白く透き通る色白の肌の人にも悩みがあります。色白の人は血管が透き通って青く見え、ファンデーションアイテムを選ぶときに案外苦労します。血色の良さを求めて色白の人はピンク系を選びますが、薄いベージュ系の方が健康的に見えるので、色白の人は一度薄いベージュ系を試されて見てはいかがでしょうか?
赤みの肌の人
毛細血管が透けて見えるため赤みの肌になっていますが、オークル系または、ベージュ系が良いでしょう。ピンク系は余計赤みが強調され良くありません。部分的な赤みがでている場合は、コントロールカラーアイテムを下に入れて肌の色味を調節すると良いです。
中間の肌色の人
最もファンデーションアイテムを選ぶのに困らない人で、しかし、首の色を確認しながら決めると間違いありません。日本人に多いタイプで、ベージュ系かベージュよりのオークルを選ぶと自然です。
黄色い肌の人
つけ過ぎになる可能性があるので、気を付けないといけませんが、ピンクまたはピンクよりのピンクオークルがよいです。クスミが気になる場合は重ね塗りが良いので、このときにつけ過ぎにはくれぐれも注意が必要です。
色黒の肌の人
色黒の人は首の色をよくチェックした上で、オークル系を選ぶと良いのですが、間違ってもピンク系や薄いオークル系を選ばないようにしないと、首と顔の色がはっきり分かれてしまいます。そのために顔が白く浮いて見えますので、首の色を確認して選びましょう。
ファンデーションアイテムの色をその場で決めないで1日考えよう!
自分でどうしても決められない場合のファンデーションアイテムを選ぶときに、美容部員からアドバイスが受けられるコスメティックカウンターを利用するのも1つの方法です。実際ファンデーションアイテムを付けてみて、明るい光線の光の下ではどのように変わるのか?また、違和感はないのかなどチェックして、自然な色だと感じたらそれは、一応は自分にあっているファンデーションの色となります。
質感やお肌への馴染みなども、ファンデーションは確認しないといけません。テスト用のファンデーションを付けて1日過ごして、白浮きや化粧崩れなどが気にならないようであれば、お肌に合ったファンデーションの色だということが分かります。
ファンデーションアイテムの色選びの上級テクニックとは?
ファンデーションアイテムの色を1つ下の暗い色にする
ファンデーションアイテムの色を地肌よりも白くしてしまうと、不自然に見え必要以上に厚塗りしている感じに見られます。特に、首の色と極端に白いとそれは一層強調されます。ですから、首の色より明るめの白い色を選ばないことが基本となり、慣れてくると現在の色より1つ下の暗い色に変えてみると良いでしょう
コントロールカラーやベースカラーで変化を
お肌の色を調整したいときは、コントロールカラーで微調整します。コントロールカラーは異なった特徴を持ったアイテムです。
コントロールカラーアイテムの利用で演出を
血色がよい顔にするにはピンクと・オレンジを用います。また、お肌の青みや青クマを隠したいときは、ピンク・オレンジを用い、赤みを抑えたいときはグリーン・ブルーなどのコントロールカラーアイテムを使います。また、透明感をだしたいときは、グリーン・ブルー・ホワイト・パープルなどを使い、お肌の黄色みを抑えるときはブルーやパープルのコントロールカラーアイテムを使うと、自由自在にお肌の状態を気にせず、美しい整った肌を演出できます。
ファンデーションアイテムの色は2色づかいが良い
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化粧品はブランドによって同じ色でも、微妙に違いがあります。ですからこの微妙な違いを生かすことが、メイクの上級編となります。2色使いのテクニックは、同じ同系の色を混ぜ合わせると、お肌のコンディションに対応でき奥行きがでてきます。
まとめ
引用: https://www.instagram.com/p/Be2pUrGlX2Z/?tagged=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
「ファンデーションの色選びって難しい!肌色別選び方ポイント」を見てきました。ご自分のファンデーションアイテムの色は間違いなく選べているでしょうか?ファンデーションの色で見た目も変わってきます。色は微妙ですがその微妙が、美しいメイクに仕上げることになりますので、参考にして頂ければ幸いです。