ヒリヒリ!日焼けした時にすべきこと
まずはしっかり水分補給
日焼けをしたら、まずはしっかりと水分補給をしましょう!日焼けの後は、肌だけではなく体内の水分も不足しています。人間の体の80%は水分でできているということは、皆さんもご存知かと思います。日焼けした部位から水分が蒸発したままでいると、脱水症状や熱中症を引き起こす可能性があります。
また水分補給するときは、水かスポーツドリンクを飲むようにしましょう!!
水分補給の後は日焼け止めを落とす
皆さんは日焼けをした後、水分補給をしてヒリヒリした日焼けの部位を冷やしたりはしますが、日焼けする前に塗っていた日焼け止めを落としていますか?日焼け止めには刺激が含まれているものがあり、弱っている肌を更に傷つける可能性があります。なので、日焼け止めを事前に塗っていた場合は、なるべく早めに落としましょう。日焼け止めを落とす際はあまり強く擦らず、優しく丁寧に刺激を与えないように洗い流すようにケアしましょう。
日焼けの部位を冷やしましょう〜ヒリヒリ箇所にも〜
日焼けとは、肌が軽くやけどしている状態のことです。なので赤くなってヒリヒリするといったような症状が出ます。
ですから、やけどの炎症を抑えるために火照っている部分を、冷たいシャワーや水で濡らしたタオルをあてて冷やします。
また、ビニール袋に氷をタオルで包んだものを入れて冷やすのも1つの対処です!
冷たすぎたり、冷やしすぎたりするとヒリヒリしたり、急激に体を冷やしすぎてしまうかもしれないので注意してください。
化粧水やローションを塗る
化粧水やローションを使ってのケアでは、コットンやティッシュなどの繊維がある物は使わないで、手で塗るようにしてください!
コットンやティッシュなどで化粧水をつけてしまうと、繊維などが日焼けしている部分に付着したり弱っている肌を、更に傷つけてしまう恐れがあるからです。化粧水やローションをまんべんなく塗ることで、肌を冷やしてヒリヒリとした痛みも和らげてくれるでしょう。
ヒリヒリする場合は薬局などで軟膏を購入して塗ってみる
実際に私も、重度の日焼けをした時があり、着替えもできないくらいヒリヒリ痛くて耐えられない時がありました。
そのとき早く痛みを和らげる対処法として、薬局で日焼けに効くローションと、軟膏を購入して使っていました。
1日2~3回患部に塗布して化粧水と一緒に使用していました。結構痛みは和らいだと思います。化粧水がしみる、仕事の都合などですぐに病院に行けないという場合も、軟膏を塗ってみてはいかがでしょうか。
食べ物でアフターケアができるんです!
日焼けした肌を早めに元に戻したい場合は、ビタミンC.Eやタンパク質、亜鉛などの成分が有効的です。シミやシワなどの原因物質を抑え、肌の生まれ変わりを促し活性化させる期待がもてます。レモンやグレープフルーツ、トマト、アボカド、人参やほうれん草などの食材が良いとされています。
痛みや日焼けの度合い別の対処法
ヒリヒリと痛む場合の対処法
ヒリヒリと痛む場合は、化粧水を軽く保湿程度に塗って、ワセリンや非ステロイドなどの軟膏を塗りましょう。
もし、水疱などができた場合は皮膚科などの医療機関を早めに受診してください。
日焼けは火傷なので、正しく治療しないと火傷痕とし残る可能性もありますので注意が必要です。
ほてりがある場合の対処法
ほてりがあり、ヒリヒリしない場合はとにかく冷やしてほてりを和らげましょう!
ほてりが比較的和らいできたら、化粧水やローションなどをたっぷりと使用しましょう。
また日焼けは肌が弱っているので、刺激の少ない化粧水などを使うようにしましょう。アルコールやメンソレータムが含まれている化粧水などは、しみてしまう場合がありますので注意しましょう。
我慢できないヒリヒリする痛みや腫れあがってしまった場合
稀に夜も眠れないほどの痛みに襲われたり、火傷したかのように患部が腫れあがってしまう場合があります。その場合の対処は、早急に皮膚科などの医療機関を受診してください。自己判断は非常に危険です!!火傷のように腫れてしまって放置してしまうと、痕が残ってしまう場合もありますので気をつけてください。
翌日からのアフターケア
1,洗顔
翌日以降の対処法として、まずは洗顔の仕方。日焼けをした後は、肌が敏感になっていますので、洗顔するときは敏感肌用か刺激が少ない洗顔料を使うようにしましょう。あまり長時間の洗顔やゴシゴシ強く洗うのは好ましくありません。激しい日焼けの場合は洗顔料などは使わない方が良いでしょう。 洗顔途中で、痛みを感じた場合は速やかに洗い流しましょう。
2,洗顔後は保湿を
洗顔後はお肌に潤いをキープさせるため、保湿を忘れないようにしましょう。 日焼け後のスキンケアは基本的に、刺激が少ない敏感肌用の化粧品などを使うのが好ましいです。化粧水や乳液をいつもより多めにたっぷりと使い、乾燥したお肌を保湿しましょう。
その他・注意すべきこと
何度も言いますが、日焼けした肌は敏感です。肌への刺激を減らすのが最も重要ポイントとなってきます。お風呂に入る際はぬるま湯でシャワーは水圧があるので極力避けて短時間で済ませるようにしましょう。
あかすりなどは使わない方が良いです。身につける衣服も肌に優しい素材のものを着用するようにしましょう。
水疱ができた場合
水疱ができた場合は、早急に皮膚科や医療機関へ行くことをお勧めします。水疱ができたのに、間違ったケアをしたり怠ったりすると、肌に痕が残る場合があります。それを防ぐために、医療機関へ行くようにしましょう。もし、すぐに行けない場合は、水疱は自ら潰すことはせず、潰れてしまった後の皮は剥かないようにしてください。潰れた場所から細菌が入ってしまう可能性があるからです。
日焼け後のかゆみ
日焼けが落ち着いてくる段階で、痒くなることがあります。この痒みは、虫刺されなどの痒みとは異なるものです。
理由としては、人の皮膚には痛点という痛みを感じる部分があります。この痛点に刺激が加わると『痛み』になり、軽い刺激だと『痒み』だと認識してしまいます。また、日焼けの後は乾燥しているのでかゆみを誘発しやすくなっています。
もし痒みが出てきても、掻かないでください。もし我慢できないのであれば、保湿をこまめに行うのも良いでしょう。
日焼け後の皮剥け
日焼けが落ち着いてしばらくすると、皮膚の皮がポロポロと剥けてきます。この皮、思わず剥きたくなると思うんですが、そこは我慢しましょう。炎症を再び起こす恐れがあります。自然に剥けてくるまではそっとしておきましょう。
日焼けの後の日焼け対策
もう、日焼けしてしまったから日焼け対策は面倒だしいいや!と放ってしまうのは良くありません。ただでさえ日焼けによって肌がダメージを受けているのに、更に日焼けをしてしまうと、皮膚の組織を破壊してしまう可能性があります。なので、面倒でも帽子や日傘などを上手く活用して紫外線を浴びないようにしましょう。
アルコールは控えましょう
日焼けの後は、いろいろ気をつけなければなりません。お茶やアルコールの摂取は水分を体外へ排出しようとしてしまいます。また、アルコールは血管を拡張させ日焼けの炎症を悪化させてしまう場合があるようなので、控えた方が良いでしょう。
日焼け止めの効果的な塗り方
日焼け止めをぬる前に化粧水などで、肌を整えムラなくのばす。一通り塗り終わったら、もう1度同じ量重ね塗りしましょう。重ね塗りすることで、ムラなく塗ることができます。
日焼け止めを塗りなおす間隔は、2~3時間置きがベストです。
乾燥した肌に塗ったり、ベトベトするからといって薄く塗ったりしないように。紫外線に当たる直前に塗ったりしない方が良いです。
最後に
まずは、日焼けしにためにも紫外線対策はしっかりと行うようにしましょう。日焼け止めを頻繁に塗ったり、日傘や肌の露出を抑えたりなど心掛けましょう。日焼けのみではなく、シミやシワまたは、皮膚ガンなどの予防にもなります。
うっかり日焼けをしても、してしまったものはしょうがありませんので、慌てずに自分の肌の状態を把握し、どのようなケアをした方が良いのかを見極めましょう!最初の段階で間違った対応ではなく、正しくケアすると肌へのダメージを軽減できることでしょう。