化粧水ってどんなものでしょうか?
化粧水は、洗顔後に真っ先につけるスキンケアアイテムですね。そもそも化粧水ってどんなものなんでしょうか。化粧水とは、皮膚を保湿し、整え、なめらかにする機能を持つ液状のもの。そうなんです。化粧水とはお肌の調子を整えるものなんですね。
私たちは化粧水をつけるときに、保湿ができるからと思ってつけていますよね。確かに化粧水は保湿を行ってくれます。ただ、その保湿は一時的なものであることをご存知でしょうか?
化粧水の役割について
ここで少し化粧水の役割についてお話しておきましょう。
化粧水の基本的な役割
化粧水の基本的な役割は、お肌に潤いを与え、キメを整えることにあります。その他にも、角質層を柔軟にすることで、その後に使う美容液や乳液、保湿クリームなどの浸透性を高めていく効果があります。これが化粧水の基本的な役割で目的でもあるんですね。
洗顔後、何もしなければお肌の水分がどんどん蒸発してしまいお肌は乾燥していきます。洗顔後の化粧水は、そんなお肌に水分や保湿成分を与える大切なものです。
スキンケアの中の化粧水はどんな位置づけにある?
私たちが保湿を行うことには3つの役割があります。「水分を与えること」「水分を保持すること」「水分の蒸発を防ぐこと」。
それでは、化粧水はどの部分に働きかけてくれるのでしょうか?化粧水は「水分を与えること」「水分を保持すること」この2つの役割を持っています。ただし、「水分を保持すること」に関しては、美容液や乳液、保湿クリームの方が優れていますね。
それでは、化粧水は無くてもいいのでしょうか?
化粧水はほぼ水分で出来ていますね。私たちに潤いを与えてくれる保湿成分には水溶性のものが多くあります。水溶性の成分をお肌の内側に届けるためには、水分が必要となるのです。化粧水に油分がほとんど使われていないのはこのためなんですね。
化粧水に使われる水溶性の成分
グリセリンやコラーゲン、ヒアルロン酸、プロテオグリカン。ナールスゲンやビタミンC誘導体。これらの成分は、保湿やエイジングケアに効果のある成分として有名ですね。この成分がすべて水溶性の成分なのです。
美容液や乳液、保湿クリームは油分が多く含まれています。お肌の「水分を保持すること」「水分の蒸発を防ぐこと」には油分は欠かせないものなのです。ですが、先ほどご紹介した水溶性の成分は、油分の多いスキンケアアイテムでは、お肌の内側に浸透していくことが難しいのです。
化粧水と美容液や乳液・保湿クリームとの違いをおわかり頂けましたでしょうか?それぞれが、お肌に届ける成分に得意な範囲や相性があるのです。化粧水は、私たちのお肌に欠かせないものですね。
化粧水を使う順番が大事
化粧水と美容液などの役割がわかってくると、つける順番が大切になってくることがわかります。スキンケアアイテムの使う順番を整理してみましょう。
1.洗顔後、素早く化粧水をつける。
2.化粧水でお肌の調子を整えた後に、美容液をつける。
3.乳液・保湿クリームをつける。
洗顔後のお肌は乾燥しやすいものですので、素早く化粧水をつけます。5分以内が望ましいでしょう。化粧水をつけたお肌は、やわらかくなり、美容成分が浸透しやすい状態になっていますので、ここで美容液をつけるんです。美容液の有効な成分がどんどんお肌に浸透していきます。最後に乳液や保湿クリームで、お肌に保湿成分を届けるとともに、油分でお肌にフタをします。「水分の蒸発を防ぐこと」ですね。
一部の商品では、順番が変わってくることもありますので、各メーカーやパッケージの説明書を読んで確認してくださいね。
高価な化粧水は効果が高いの?
スキンケアアイテムは、高価なものから、お手頃価格のものとさまざまな価格帯のものがありますよね。その金額の違いはどこにあるのでしょうか?
はっきりと申し上げれば、高価なアイテムには、より効果的な成分が入っているということです。お手頃価格のものにも効果のある成分は入っています。その成分の配合率が違っていたり、より高い効果のあるものが配合されているものが高いアイテムになっていくということです。
その他にも、高価なアイテムは容器がおしゃれに作られたりしていますね。広告を大々的に行ったりといった要素もあるでしょう。高いから良いと簡単に考えるのではなく、ご自身のお肌に必要なものは何かを考えて選ぶと良いのではないでしょうか。
コスパが良いってどういうこと?
コスパが良いよね、よく聞く言葉ですね。それではコスパが良いとはどんなことなのでしょうか。
コスパとは、支払った費用に対して得られる効果が高いものですね。お手頃価格で買ったものの、効果が感じられないようではコスパが良いとは言えません。また、高価な商品であれば、求める効果も高いものになりますね。コスパの良いアイテムを探すことは大切ですね。
コスパ◎大容量の化粧水7選
スキンコンディショナー ローション VC 500mL
価格
¥ 494
菊正宗 日本酒の化粧水 高保湿 500ml
価格
¥ 558
MIGAKI PLローションプラス 500ml (化粧水)
価格
¥ 2,840
柑橘王子 スキンコンディショナー L 500ml
価格
¥ 1,058
スキンコンディショナー ローション HA 500mL
価格
¥ 505
セザンヌ スキンコンディショナー高保湿
価格
¥ 702
プラチナレーベル ハトムギ化粧水
価格
¥ 694
コスパ◎の化粧水、どう使えばいい?
せっかくコスパの良い化粧水を買っても、使わなければ意味がありません。化粧水は毎日続けていくものですが、その効果を感じられるようになるには時間がかかります。翌日から効果を実感することもあるでしょうが、基本的には、1ヶ月~3ヶ月程度かかるものと思ってください。
すぐに効果が出ないからとあきらめず、続けてみてくださいね。ただし、お肌に赤みが出たり、かゆみが出たりした場合は、すぐに使用をやめて医師の診察を受けましょう。高価なものでもお手頃価格のものでも、お肌に合わないことはどなたにもありますから、無理して使用しないようにしてくださいね。
コスパ◎の化粧水、手でつける?
化粧水を手でつける方法として、ハンドプレスというものがあります。
手順としては、手のひらに化粧水をとり、手のひらを合わせて化粧水を温めます。手のひらで温められた化粧水はお肌へ浸透しやすくなるのです。ほんのり温まった化粧水を、手のひらで押さえるようにお肌にのせていきます。この時、手のひらでお肌にラップをするようにやさしく押さえてください。目元や口元も忘れずにしてくださいね。
ハンドプレスのメリットとデメリット
ハンドプレスのメリットは、お肌と同じ皮膚を使うことでお肌への刺激が少なくなることや、温められた化粧水の浸透力が高まること、直接お肌に触れることで、お肌の調子がわかりやすくなりリラックス効果もあるということです。
反対にデメリットはなんでしょうか。1つは、手のひらの凹凸によって塗りムラが出ることがあること、2つ目は、清潔な手で行わないと雑菌がお肌についてしまうということでしょうか。
コスパ◎の化粧水、コットンでつける?
化粧水をコットンでつける方法をご紹介しましょう。
コットンを利き手でない方の指の腹にのせ、人差し指と薬指でコットンの両端を押さえます。利き手で化粧水を持ち適量をコットンに含ませてください。次に、コットンを利き手に持ち替えてお肌にのせていきます。お顔の内側から外側へ、頬や額などお顔全体に広げてください。
コットンのメリットとデメリット
コットンでつけるメリットは、凹凸がないのでムラなく塗ることができること、衛生的に使えること、使用量をコントロールしやすいことがあげられます。
コットンのデメリットには、お肌に刺激を与えてしまうことや、コットンに吸収されてしまった化粧水がムダになってしまうこと、直接お肌に触れることがないのでお肌の調子がわかりにくいことなどがあげられるでしょう。
どちらを選ぶかはお好みで
手でつける方法もコットンを使う方法も、どちらにもメリットとデメリットがあります。敏感肌の方は刺激が少ないハンドプレスの方が良いかもしれませんが、あくまでもご自身が使いやすい方法を選ぶ方が続けていきやすいのではないでしょうか。
化粧水をつけるときの注意点は?
化粧水をつけるときはどんなことに注意をすればよいのでしょうか。それはできるだけ刺激を少なくすることですね。お肌は非常にデリケートなものです。やわらかいコットンでも強くこすっては傷がついてしまいます。やさしく刺激を与えないようにしてください。
もう1つの注意点は、開封した化粧水を1年以上使わないことです。時間がたった化粧水は品質が不安定になります。特に防腐剤が使用されていないものなどはもっと使用できる期間が短いでしょう。商品の使用期間を守るようにしてくださいね。
まとめ
コスパ◎の化粧水はとてもありがたいものですね。上手に使ってすてきなお肌を目指してくださいね。