ほうれい線はなぜできてしまうのか?
口の両脇にできるほうれい線、若いときには目立たなかったのに年齢を重ねるとともにどんどん深くなっていきます。どうしてほうれい線は年々深くなってしまうのでしょうか?
人間の肌にはコラーゲンやエラスチンなど、ハリを保つ成分が存在しています。こういった成分が年齢を重ねることで減ってしまうことで、頬のお肉がたるんでくるのです。また筋肉の衰えもひとつの原因です。こうなるとほうれい線は目だってしまいます。
加齢以外にも乾燥や紫外線も原因に・・・
年をとることだけがほうれい線の原因になるわけではありません。ほうれい線は乾燥や紫外線の影響も受けてしまいます。肌が過度の乾燥状態に陥ると、頬のたるみが進行してよりほうれい線がくっきり出てしまいます。なのでできるだけ肌が乾燥しないように保湿ケアすることが必要になってきます。
また紫外線もほうれい線を濃くする要因です。紫外線を浴びると肌の深層にある真皮がダメージを受けて、ハリを保つ成分が劣化していきます。これが何度も繰り返されると、どんどん頬のたるみがひどくなってほうれい線が目だってくる…というメカニズムです。
エイジングケア ほうれい線を消す!スキンケアで徹底したいのは?
ほうれい線を薄くする・できるだけ目立たなくする方法はいくつかあります。まずは日常的なスキンケアを見直して、徹底的にほうれい線改善をしていきましょう!どのようなスキンケアをしていけばいいのでしょうか?
おすすめほうれい線を消すスキンケア(エイジングケア)①紫外線ケアをする
春先や夏場はとくに紫外線の量が増えていきます。ちょっとした外出でも、紫外線対策をしていきましょう。スキンケアやメイクアイテムは、必ずUVカット成分が入っているものをチョイスしてください。化粧下地やファンデーションなど、UVカットできるものを使うだけで紫外線の影響を受けにくくなります。
紫外線は目に見えないので意識しづらいかもしれませんが、確実に肌に悪影響を与えています。塵も積もれば山となる…毎日少しずつ紫外線のダメージを受けてほうれい線が形成されていきます。UVカットできるスキンケアアイテムを常用することでほうれい線を解消していきましょう。
おすすめほうれい線を消すスキンケア②(エイジングケア)スキンケアアイテムの配合成分に注目
ほうれい線をできにくくするためには就寝前のじっくりエイジンケアが必要です。一日の終わりにしっかり肌をいたわって、ほうれい線ができないようにしてください。スキンケアアイテムにはコラーゲン・ヒアルロン酸・セラミドが入っているものを使うようにしましょう。
これらの成分は肌をしっかり保湿しながら、ハリを持たせてくれます。ほうれい線は保湿して乾燥を解消することも大切ですが、肌をピンと張らせる効果も必要です。コラーゲン・ヒアルロン酸・セラミドは頬のたるみを改善、エイジンケアするのに効果的な成分。スキンケアアイテムを選ぶときには成分に注意して購入するようにしましょう!
マッサージやエクササイズでほうれい線を消すのもおすすめ!
ほうれい線を改善するのにスキンケアを徹底するのはもちろん必要ですが、マッサージやスキンケアで口周りの筋肉を動かしてあげることでさらにほうれい線ケアの質は上がっていきます。ぜひ日常的にマッサージ・エクササイズを取り入れていきましょう!
ほうれい線を消すおすすめマッサージ・エクササイズ①
顔にも体と同じで筋肉が存在します。表情筋という筋肉ですが、ここを鍛えたり動かしたりすることでほうれい線はじめさまざまな肌の難点を解消することができるといいます。お箸を使った筋肉エクササイズからご紹介しましょう。
まずお箸をくわえて、上下の唇をつけたまま唇を横に引いていきます。そのまま5~10秒ほどキープしてください。そして唇をつけたまま今度は横に「ニッ」と笑ってキープ。最後に口角あげて歯を笑うように見せましょう。
こうすることで普段使っていない口周りの表情筋を鍛えることができます。毎日継続的に行うことで、ほうれい線が薄くなっていくはずです!
ほうれい線を消すおすすめマッサージ・エクササイズ②
ほうれい線を改善するためのマッサージ方法としておすすめなのが、リンパを流して皮下脂肪を解消するというものです。皮下脂肪がたまってしまうと顔を上手に動かせなくなって、結果ほうれい線ができやすい環境が出来上がっていきます。
こうならないためにもリンパを流すようなマッサージを定期的に行ってください。マッサージクリームやオイルを手に取って、目の周り・口の脇・頬・おでこなどをさすっていきましょう。左右対称にマッサージするのがポイントです。
顔のマッサージがすんだら、最後は耳の前→首筋→鎖骨という感じで流していきましょう。体の中の老廃物を流して排出するイメージで行うとGOOD!クリームやオイルを使うことで保湿効果がアップして乾燥を防げますし、リンパを流して皮下脂肪を解消することもできます。
おすすめマッサージ・エクササイズ③
場所を選ばずにできるエクササイズとしては、「ベロ回し運動」も効果的です。ベロ回し運動はほうれい線を解消するだけでなく、顔の歪みを改善する効果もあるといいます。さまざまな美容効果を発揮してくれるので、皆さんぜひ始めてみましょう!
ベロ回し運動は口を閉じたままできるのもメリットです。口を閉じたまま、舌を歯の表面をなぞるように回していきます。右回りに20周・左回りに20周行えばOK!一日3セット以上はやってください。仕事しながら、家事をしながらなどいろんな場面で簡単にできるのがいいですよね♪
洗顔のときの注意点
エイジンケアのためにも、洗顔時にも気を配りましょう。ほうれい線は乾燥が原因でできてしまうというお話をしましたが、洗顔やメイクオフのときに使うアイテムによっては肌を乾燥に導いてしまうので注意してください。
クレンジングでオイルを使うとかなり肌が乾燥していきます。オイルは洗浄力の高いアイテムでメイクをしっかり落とすときには便利ですが、その分肌への負担も大きいです。ナチュラルメイクだったりメイクが薄い方は、わざわざオイルクレンジングする必要はありません。クリームタイプなど、保湿しながらメイクオフできるものを選びましょう。
洗顔も、洗顔フォームだと乾燥してしまいがち。固形石鹸の方が洗浄力は控えですが乾燥しすぎないので、ほうれい線を気にしている方にはおすすめです。こうした洗顔アイテムにも気を配っておくといいかもしれませんね。エイジンケアの一環にもなります!
マッサージしながらツボを押そう!
ほうれい線解消に効果的なツボが顔にはいくつかあります。マッサージしながらそういったツボを刺激してあげると、より効果的なほうれい線解消マッサージができるはずです!ほうれい線に効くツボは以下の3つです。
こりょう
黒目の真ん中から真っ直ぐ下ろした線と、小鼻の横から地面と並行に伸ばした線のぶるかる場所
げかん
頬の下のくぼみのあたり(目尻と耳の穴を結ぶライン上)
かくそん
耳の上の先端があたる側頭部分
どのツボも指をつかってじっくり押していきましょう。強すぎず弱すぎずの刺激を加えるのがポイントです。やや上に押し上げるようにしてみてください。5秒押したら離す~というのを数回繰り返すと、血行がよくなっていくのがわかるでしょう。
マッサージなど活用してほうれい線を消す!
ほうれい線を消す方法をたくさんご紹介していきました。全て網羅するのは大変ですから、まずはできるものからチャレンジしてみてください♪