はじめに
若い頃は毛穴レスでキメが整っていた肌も、年齢を重ねる毎に毛穴の開きや黒ずみが気になる…。どうしたら、毛穴を消すことができるのかとお悩みの方も多いと思います。残念ながら、毛穴を消すことは出来ませんが、目立たなくさせることは可能です。毛穴タイプには、「詰まり毛穴」「開き毛穴」「黒ずみ毛穴」があります。まずは、それぞれの毛穴の特徴をチェックしてみましょう。そして、毛穴タイプ別によって、スキンケア、メイク法にポイントがあります。そのポイントを抑えれば、より効果を実感出来るはずですよ!
詰まり毛穴
詰まり毛穴は、角栓が毛穴に詰まっている状態です。角栓とは、皮脂や角質などから出来ています。ザラザラした感触で、メイクのりが悪い…と感じる方は、詰まり毛穴といえます。
毛穴を消すスキンケア方法~詰まり毛穴タイプ~
月1回の角質ケア
詰まり毛穴に対するスキンケアをご紹介します。月に1度の角質ケアを取り入れてみましょう。毛穴ケアといえば、夏のイメージが強いですが、冬も大切なんです。夏に毛穴が詰まる原因は、過剰な皮脂分泌や角質の詰まりです。一方、冬は乾燥や肌の弾力の低下などが原因で毛穴が詰まります。ここで使用する角質ケアは、酸を用いたピーリングではなく、ゴマージュ系のものがオススメです。ピーリングよりも肌が乾燥しにくいですよ!
毛穴用美容家電を使用しての毛穴ケア
セルフケアでオススメなのが、毛穴用の美容家電です。毛先の細いブラシを使って毛穴の汚れをかき出す「洗顔ブラシ」、汚れを吸い出す「吸引式」、超音波を利用して、汚れを取り除く「超音波式」、高圧ジェットの水流で、毛穴の奥の汚れを洗い流す「水流式」などのタイプがあります。価格やお手入れのしやすさ、使いやすさなどを比べて、自分に合ったものを選びましょう。
毛穴を消すメイク術~詰まり毛穴タイプ~
ベースで肌表面を滑らかに、トーンを均一に…
毛穴が詰まってザラザラとした感触の詰まり毛穴。化粧下地は肌表面を滑らかに、肌のトーンを均一に整えてくれるものがオススメです。凹凸が気になる場合は、部分用の下地を取り入れてみてもよいでしょう。
スティックタイプのファンデーション
ファンデーションは、パウダータイプのものよりも、ステッィクタイプ、もしくはクッションタイプがオススメです。毛穴にフィットしながら、艶のある肌に仕上げてくれます。毛穴の気になる部分には、ファンデーションをなじませた後に、スポンジで軽く押さえるようにしましょう。フィット感がより高まります。
クッションタイプのファンデーション
クッションファンデーションは、リキッドでもパウダーでもないファンデーションです。化粧水などのスキンケアをした肌につけるだけでOKです!クッションファンデは、他のファンデーションより保湿効果が高いので、乾燥しません。厚塗りにならず、肌を均一に、艶のある肌に仕上げてくれます。カバー力ですが、リキッドファンデーション並みと高く、毛穴をしっかりカバーしてくれます。
開き毛穴
開き毛穴は、毛穴が開いて凹凸が目立つ状態。皮脂の過剰分泌や、紫外線や乾燥によって肌のキメが荒くなっている状態です。進行すると、たるみ毛穴になってしまうこともあります。
毛穴を消すスキンケア方法~開き穴タイプ~
炭酸パック
開き毛穴に対するスキンケアをご紹介します。アンチエイジングに効果が期待出来る、炭酸パック。ヒト幹細胞培養液と炭酸を組み合わせて作られたパックです。たるんだ毛穴が引き締まると注目のアイテムです。
頭皮マッサージ
顔と頭皮は繋がっているので、頭皮マッサージがオススメです。まず、こめかみや側頭部を指で引き上げてみましょう。どの部分を引き上げると毛穴が目立たなくなるかチェックします。その部分を中心に、指を頭皮に当てて、円を描くようにほぐしていきます。その際には、指をスライドせず、しっかりほぐしてから、ポイントを移動します。簡単なケアなので、取り入れやすいですよ!
毛穴を消すメイク術~開き穴タイプ~
ベースで凹凸を埋め、肌表面を滑らかに
開き毛穴は、顔全体の毛穴が凸凹と開いている状態です。汚れやホコリが毛穴に入りやすくなっているため、肌トラブルの危険も…。下地は、開いた毛穴を埋めて、肌表面を整える下地、皮脂を抑制してくれる下地がオススメです。部分用の下地を使用してもよいでしょう。開き毛穴は、ベースメイクを始める前に毛穴を引き締めておくと、綺麗な仕上がりが続きます。冷却ジェルや冷タオルを使用するといいですよ!
パウダータイプのファンデーション
ファンデーションは、パウダータイプのものがオススメです。油分が少なく、キメ細かいシルキー感触のパウダーであれば、肌への馴染みがよく、皮脂吸着作用によって、メイク持ちもよくなります。
ハイライトパウダー
毛穴の目立つ部分にのみ、ハイライトパウダーを乗せます。ハイライトパウダーは、顔に立体感を生み出すために使用されます。毛穴部分に乗せれば、肌に当たった光を反射します。毛穴の凹凸を目立たなくさせる効果が期待できます。パールの粒子が細かいハイライトパウダーを選びましょう。
黒ずみ毛穴
黒ずみ毛穴は、角栓が酸化していたり、色素沈着を起こしている状態です。産毛が目立って黒く見えていることもあります。
毛穴を消すスキンケア方法~黒ずみ毛穴タイプ~
ジェル泡洗顔
黒ずみ毛穴に対するスキンケアをご紹介します。ジェル泡洗顔で、毎日コツコツ毛穴を掃除していきましょう。ジェルをそのまま肌に乗せて、なじませるとモコモコの泡が発生します。ジェルから泡へと変わる過程で、毛穴の汚れを落としてくれます。
顔脱毛
毛穴の黒ずみだと思っていたものが、実は産毛ということもあります。その場合には、レーザー脱毛がオススメです。鼻や頬の産毛を処理することで、毛穴が目立ちにくくなり、ニキビが出来にくくなったとの口コミもあります。
毛穴を消すメイク術~黒ずみ毛穴タイプ~
ベースは美白成分配合のものを…
毛穴をカバーするメイク術で一番大切なのは、ベース。肌を整えていないまま、ファンデーションを重ねても毛穴がかえって目立ってしまう結果に…。黒ずみ毛穴は、小鼻や額によく現れるのが特徴です。古い角質や皮脂、メイク汚れなどが毛穴に詰まっている状態です。さらに、日焼けによる乾燥によって、メラニン色素が沈着していることもあります。そこで、黒ずみ毛穴には、美肌成分の入った下地がオススメです。
スティックコンシーラー
黒ずみ毛穴は、コンシーラーで目立たなくさせるという方法もあります。コンシーラーは、固めのスティックタイプがオススメです。柔らかめのものより崩れにくく、カバー力もあります。
リキッドタイプのファンデーション
カバー力があるリキッドファンデーションが黒ずみ毛穴にはオススメです。リキッドファンデには、油分が多く含まれているので、毛穴に詰まってしまう恐れもあるのですが、下地をしっかりと塗っておけば心配いりません。
おわりに
いかがでしたか?タイプ別の毛穴に対する、スキンケアとメイク術をご紹介しました。最後に、ファンデーションは薄く塗るように心がけましょう。カバーしようとつい厚塗りになってしまいがちですが、逆効果になってしまいます。毛穴はスキンケアを続けていけば、セルフケアでも充分目立たなくなります。そして、メイクでさらに目立たなくさせることができます!毛穴レスな肌へ近づけていきましょう!