美肌メイクは、正しいコンシーラーの選び方と塗り方次第!
コンシーラーは「部分ファンデーション」とも呼ばれているように、お顔のしみ、くすみ、クマ、ニキビなどの肌トラブルを隠して綺麗な美肌メイクに仕上げることができます。しかし、コンシーラーの塗り方を間違えてしまうと、うまく隠すことができません。また、部分別に種類を使いこなす必要があるのです。そこで、顔の部分別にコンシーラーの選び方と使うポイントをご紹介します。
目元のコンシーラーは、リキッドタイプ
コンシーラーの選び方は、動かす部分かあまり動かさない部分かを考えていきます。目元は皮膚が薄く、よく動かす部分です。そのため、動いても耐久力があり、化粧ヨレがないコンシーラーを選ぶ必要があります。「リキッドタイプ」のコンシーラーを使用しましょう。肌のお悩みをカバーする力は低いですが、のびがよくサラサラで、しわにたまりにくいので崩れしにくいコンシーラーです。
リキッドタイプのコンシーラーの中でも保湿効果のある製品があります。メイクと同時にしわ、くすみ、クマなどの目元のお悩みサポートにも使えておすすめです。また、明るいハイライト効果があるものもあり、目元を明るく見せるたり、しわをふっくり見せることもできます。
クマ消しにハイライトを使用する際は、クマのタイプによって効果的な色の選び方が違います。寝不足などの血行不良によってできる青クマの場合は、ライトオークルなどの「肌色よりも明るい色」がおすすめです。摩擦などのメラニン色素による色素沈着でできる茶クマの場合は、オークルやオークルベージュなどの「肌色よりも暗い色」を使用しましょう。
目元のお悩み部分別コンシーラーの塗り方
目元にしわ、くすみ、クマなどがあると、暗い印象や疲れているように見えてしまいます。コンシーラーでしっかりケアをしておきましょう。
くすみ、しわ
リキッドタイプのコンシーラーを少量、指かスポンジに取り、優しくなじませるように薄く気になる目元の部分に塗っていきます。よく動く目元の厚塗りはしわにたまり、化粧崩れの原因になってしまうので、しないように気を付けましょう。ブラシを使用する際は、一度手の甲にコンシーラーを付けて、量を調節すると厚塗り防止になります。
クマ
クマのアウトラインを塗って、指やスポンジで優しく伸ばします。クマを消そうとして、リキッドタイプのコンシーラーをクマ全部に塗らないようにしましょう。
頬のコンシーラーの選び方は、部分別に変える
頬は目元よりも比較的動きが少ない部分なので、カバー力が強いコンシーラーを使用することができます。頬は様々なタイプのコンシーラーを使うことができるので、選び方をご紹介します。まず、「パレットタイプ」のコンシーラーは、カバー力が強く、色を混ぜて自分の顔色に合わせた自然な色合いを作ることができるので、初心者の方にもおすすめです。
「ペンシルタイプ」は鉛筆状のコンシーラーです。頬にある濃いシミや、ニキビ跡などをピンポイントでしっかりカバーするのに向いています。硬い質感なので、お肌に負担をかけないように気をつけましょう。
「スティックタイプ」のコンシーラーは、練り状になったコンシーラーを繰り出して使用するタイプのものです。ペンタイプのコンシーラーと同様に、硬い質感でしっかりカバーをすることができます。手を汚さないで広範囲を塗れるので、頬の広範囲でコンシーラーを使用したい人におすすめです。ただし、重ね塗りをしすぎてしまうと、厚塗り感が出たり、しわにコンシーラーが入ってしまうので注意が必要です。
ニキビが膨らんでいる、炎症がある場合や、肌トラブルがある場合は、リッキドタイプや「クリームタイプ」のコンシーラーを使用しましょう。クリームタイプのコンシーラーは、カバー力が強く、リキッドタイプのように伸びもいいので、広範囲をカバーするのに向いています。コンシーラーにはお肌に優しい保湿力の高い製品や、薬用成分があるものもあります。自分の肌の状態に合わせてコンシーラーを選びましょう。
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頬のコンシーラー・お悩み部分別塗り方
ファンデーションだけではカバーしきれない頬の肌トラブルをコンシーラーを使って解消しましょう。
頬の一部
ピンポイントなニキビ、ニキビ跡、しわ、シミなどはパレットタイプやペンシルタイプのコンシーラーでカバーします。この時、広めに塗って周りの部分となじませると、きれいにカバーすることができます。
頬の広範囲
スティックタイプかクリームタイプのコンシーラでカバーし、なじませましょう。シミやそばかすは、自分の肌より明るい色のコンシーラーでカバーをしてしまうと、目立ってしまう可能性があります。頬の地肌より少し暗めの色を塗ると、目だなくなります。カバー力が強く、広範囲を塗ることができるスティックタイプのものか、クリームタイプのコンシーラーを使用しましょう。
頬の赤みを抑えるためにコンシーラーを使用することできます。色の選び方は、赤みが薄い場合はイエロー系のコンシーラー、赤みが強い場合はグリーン系のコンシーラーでそれぞれカバーしましょう。
小鼻周りのコンシーラーは、リキッドタイプ
小鼻は頬と同様にあまり動かない部分ですが、皮脂が多いので化粧が崩れがちです。ゆるめのリキッドタイプのコンシーラーや、クリームタイプの耐久力があるコンシーラーがおすすめです。肌になじむ色を使用しましょう。
小鼻周りの赤みをカバーするために使用するときは、カバー力が弱いコンシーラーでも色でコントロールすることができます。赤みが薄い場合はイエロー系のコンシーラー、赤みが強い場合はグリーン系のコンシーラーを使用しましょう。
小鼻周りのコンシーラー塗り方
小鼻は丸みがあるので、ブラシやスポンジを使用するときれいに塗ることができます。リキッドタイプのコンシーラーを手の甲に一度出し、量を調節しましょう。そして、カバーしたい部分に少量乗せ、周りの部分となじませます。
口周りのコンシーラーは、リキッドタイプかクリームタイプ
コンシーラーで口元をメイクすると、唇の輪郭がはっきりしたり、口角が持ち上がり、明るい印象になったりします。口元は目元同様に動きがある部分なので、耐久力のあるリキッドタイプのコンシーラーか、クリームタイプのコンシーラーがおすすめです。肌になじむ色のコンシーラーを使用しましょう。
口周りのコンシーラー塗り方
口角にそってコンシーラーを塗りましょう。ブラシを使うと、きれいにカバーすることができます。動きがある部分なので、厚塗りをしないようにしましょう。しわにコンシーラーがおちて、化粧崩れの原因になります。スポンジか指で周りとなじませます。上唇中央の山をはっきりさせておくと、若々しい印象になります。
ほうれい線のコンシーラーは、リキッドタイプ
コンシーラーで美肌を邪魔するほうれい線も、きれいカバーしましょう。ほうれい線にはリキッドタイプのコンシーラーがおすすめです。しわにコンシーラーが落ちて、化粧崩れしにくくなります。
ほうれい線のコンシーラー塗り方
リキッドタイプのコンシーラーをブラシにとり、猫ヒゲのように横向きの線を3本から5本、ほうれい線上に描きます。そして、指かスポンジで周りとなじませます。
あごのコンシーラーは、ペンタイプかスティックタイプ
あごニキビやニキビ跡、シミなどには、ペンタイプかスティックタイプのコンシーラーを使用しましょう。あごは頬と同様に顔のパーツの中でも動かない部分なので、しっかりカバーするとができます。肌になじむ色を塗って、周りとなじませましょう。
コンシーラーを部分別に使いこなして、美肌を手に入れよう
豊富に種類のあるコンシーラーの選び方は、カバーしたい箇所に合わせたタイプや色を選択しましょう。ファンデーションの上からコンシーラーを上手に使えば、あなたも今からあこがれの美肌になりますよ。
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