ベースメイクの基本
ベースメイクは「化粧下地」「ファンデーション」「パウダー」の3つで成り立っています。塗り方で印象が変わりやすいのが、下地とファンデーションです。時間をかけて丁寧に塗ると、崩れにくい美しい肌に仕上がります。自分の塗り方と比べながら、参考にしてみてください。
下地・ファンデの塗り方
下地とファンデーションは同じ手順で塗ります。まず下地を塗ってから、同じようにファンデーションを塗りましょう。下地を塗るときは指を使って塗り、最後にスポンジで馴染ませます。ファンデーションを塗るときは、付属のスポンジか、指を使って塗り、最後にスポンジで馴染ませます。やさしく丁寧に塗ることがポイントです。
下地・ファンデの塗り方①適量を出す
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まず、手の甲にパール粒大の量を出します。出したものをおでこ、両目の下、鼻、あごの5箇所にのせます。鼻とあごはパーツが小さいため、のせる量も少なめで大丈夫です。
下地・ファンデの塗り方②両目の下、あご、おでこに塗る
指で塗る場合は、中指と薬指を使って肌に密着させながら塗っていきます。両目の下にのせたものを、顔の中心から外側に向かって塗りましょう。次にあご、おでこも顔の中心から外側に向かって塗っていきます。あごを塗るときは、首と馴染ませるようにしっかり塗ると良いです。おでこを塗るときは、生え際まで丁寧に塗りましょう。素肌の境目が分からないように、隅々までしっかりと塗ることがポイントです。
下地・ファンデの塗り方③鼻とまぶたに塗る
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鼻筋と小鼻をあごの方向に向かって塗っていきます。この時、肌によく馴染ませるように塗ると、ヨレにくい肌に仕上がります。指に残ったもので、まぶたと目のきわに塗っていきます。まぶたと目のきわはよく動く部分なので、軽く塗る程度で大丈夫です。
下地・ファンデの塗り方④スポンジで馴染ませる
スポンジで押さえて、肌によく馴染ませます。押さえることで、細かいムラや油分の浮きを防止することができます。髪の生え際や小鼻などの細かい部分には、スポンジの角を使うと馴染みやすいです。
下地の選び方①カラー
使用する下地のカラーによって、その後のメイクの印象が変わります。自分に合ったカラーの化粧下地を使うように心がけましょう。
ベージュの化粧下地
シミやニキビ跡、目の下のくまが気になる方におすすめです。肌の色に近いため、しっかりと悩みをカバーしてくれます。使用すると、健康的な印象の肌色に仕上がります。
ピンクの化粧下地
顔色をよく見せたい方におすすめです。ピンクのカラーをプラスすることによって、肌に血色感が生まれます。使用すると、明るい印象の肌色に仕上がります。
ホワイトの化粧下地
くすみが気になる方におすすめです。肌がワントーン上がり、くすみを目立たなくしてくれます。使用すると、透明感のある印象の肌色に仕上がります。
下地の選び方②肌質
自分の肌質を見極めて、肌をより美しく見せてくれる化粧下地を選びましょう。乾燥肌の方は、保湿をメインとした化粧下地がおすすめです。ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなどが配合されたものを選びましょう。オイリー肌の方は、テカリや崩れを抑える化粧下地がおすすめです。オイル不使用のものや、皮脂吸着パウダーが配合されたものを選びましょう。
下地の選び方③パール感
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パール入りの化粧下地は肌にツヤを出してくれます。ツヤ肌に仕上げたい方や、顔のメリハリをはっきりさせたい方におすすめです。逆にパールが入っていない化粧下地を選ぶと、マットな質感の肌に仕上がります。好みに合わせて使い分けましょう。
ファンデーションの種類①パウダータイプ
手を汚すことなく、さっと塗ることができるファンデーションです。時間が経つことで出てくる余分な皮脂をしっかり吸収し、脂浮きやムラを防止してくれます。丁寧に塗ることで、より効果を発揮しやすいです。持ち運びに便利なコンパクトタイプのものが多く、時短メイクや化粧直しでも活躍します。特にオイリー肌の方や混合肌の方におすすめのファンデーションです。
おすすめのファンデーション
【インテグレート プロフィニッシュファンデーション】透明感のあるキメの細かい肌に仕上げてくれる、パウダータイプのファンデーションです。毛穴や色ムラをカバーしながら、ツヤのあるナチュラルな肌を演出します。
ファンデーションの種類②リキッドタイプ
肌の悩みをしっかりカバーするファンデーションです。肌への密着度が高いため、シミや小ジワなどを目立たなくしてくれます。保湿力が高いものも多く、乾燥から肌を守り美しい肌を長時間キープすることができます。オイルによりツヤ感が出るため、ファンデーションでツヤ肌に仕上げたい方にもおすすめです。厚塗りにならないように、薄く伸ばして使用しましょう。特に乾燥肌の方におすすめのファンデーションです。
おすすめのファンデーション
【エスティローダー ダブルウェア ステイインプレイス メークアップ】つけたての仕上がりを長時間キープする、リキッドタイプのファンデーションです。なめらかに伸びて、肌にぴったりと密着します。使用すると、セミマットな肌に仕上がります。
ファンデーションの種類③クリームタイプ
テクスチャ―が重めで、肌によく密着するファンデーションです。カバー力が非常に高く、毛穴やニキビ跡を隠して、ツヤ感のある肌に仕上げてくれます。化粧下地などで肌の表面を整えてから使用すると、肌馴染みが良くなります。長時間化粧が崩れにくいため、化粧直しをする時間が取れない方にもおすすめです。
おすすめのファンデーション
【イプサ ファウンデイション アルティメイト】肌に溶け込むように密着し、透明感のあるツヤ肌に仕上げてくれるクリームタイプのファンデーションです。くずれやくすみの原因になる皮脂をツヤに変えるゴールドパールが配合されています。
ファンデーションの種類④エマルジョンタイプ
クリーム状のファンデーションをコンパクトにした、練り状のファンデーションです。伸ばすと液状に変わるため、ファンデーションが肌によく密着します。油分や保湿成分を含んだものが多く、ハリのあるツヤ肌に仕上がります。持ち運びに便利なコンパクトタイプで、化粧直しもしやすいです。
おすすめのファンデーション
【MIMC ミネラルクリーミーファンデーション】内側から輝くような明るい肌に仕上げてくれる、エマルジョンタイプのファンデーションです。植物由来の成分が肌のキメを整えて、インカインチオイルがエイジング効果と保湿効果をもたらします。
ファンデーションの種類⑤クッションタイプ
リキッドタイプのファンデーションをスポンジに染み込ませたファンデーションです。下地を使わなくても使用できるため、メイクに時間をかけたくない方におすすめです。持ち運びに便利なコンパクトタイプで、化粧直しがしやすいという特徴もあります。パウダータイプの手軽さと、リキッドタイプのカバー力を合わせたようなファンデーションです。
おすすめのファンデーション
【ランコム ブラン エクスペール クッションコンパクト H】テカリを抑えながらツヤ肌に仕上げてくれる、クッションタイプのファンデーションです。6種類のスキンケア成分が配合されており、肌の悩みをケアしながら肌を美しく見せます。
まとめ
化粧下地、ファンデーションを丁寧に塗って、美しいベースメイクを手に入れましょう。また、使用するアイテムは自分の肌に合ったものを選ぶと、より美しいメイクに仕上がりになります。ぜひ参考にしてみてください。