手のひらのぶつぶつの正体とは?
水仕事が多かったり、手の乾燥が酷い時、手のひらにぶつぶつが出来ることはありませんか?これは、「手湿疹」といって、水、洗剤、乾燥などの刺激が重なって皮膚にダメージを与えることが原因です。通常、皮膚の表面には、皮脂の膜や角質細胞の層があり、これらが生活の刺激から手を守っていますが、水仕事などで続けて刺激を受け続けると、これらのバリア機能が低下してしまい、ぶつぶつを引き起こすのです。
手湿疹のぶつぶつは、特に家事で水仕事を多くこなす主婦の多くが症状を感じたことがある、というくらい一般的な皮膚疾患です。では、手のぶつぶつが出来ている人は毎回病院に通っているのでしょうか?実は、最近は手湿疹の症状をしっかり抑えてくれる市販薬がたくさん販売されており、市販薬だけで治すという人も多いのです。
手のひらのぶつぶつに効果アリ!おすすめ市販薬
では、手のひらのぶつぶつ「手湿疹」に効果があると人気の薬を紹介します。市販薬なので、病院に行く時間がないという人や、症状が軽いからささっと治したいという人はぜひ参考にしてみましょう。
手のひらのぶつぶつに効果的①.メディクイック軟膏R
メディクイック軟膏Rは、まさに手湿疹にフォーカスされて作られた市販薬で、手のひらのぶつぶつから、水仕事で荒れてしまったカサカサ指、またあかぎれなどの傷にもしっかりアプローチ。配合されたステロイド成分が、症状を緩和してくれます。
注意点
メディクイック軟膏では、ステロイドの成分でつらい症状にアプローチしてくれますが、ステロイドは長期間使い続けると、正常な体の免疫機能を低下させやすくなります。そのため、長期で使うのではなく、短期間でスっと治したい人に適したお薬です。
ずっと治らない指の湿疹に悩んでいて、この商品に辿り着きました。 私の指の状態はとても酷いものでした。 頻繁に痒くなり、湿疹でぼこぼことして、皮膚にたくさんの皺が寄り、指先まで袖を必死に伸ばして隠していました。 こちらを塗布してから、まず痒みが治まり、見違えるように綺麗になりました。
手のひらのぶつぶつに効果的②.エマゼン軟膏
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71qQbElXT-L._SL1268_.jpg
エマゼン軟膏も、ステロイドの成分によって辛い手湿疹に効果を表す市販薬です。また、殺菌作用をもった成分も含まれているため、ぶつぶつだけでなく、あかぎれなどで細菌の侵入しやすい部分にも使用できます。さらに、エマゼン軟膏は美容成分もたっぷり入っているため、手先まで綺麗な状態を保ちたい人、手の肌のスキンケアにも気を使いたい人におすすめです。
手湿疹になっていたので痒みを抑える為に使い始めました。毎日軟膏を塗っているので、痒みの症状も少しずつ良くなってきました。湿疹もこれで改善出来たので効果を実感してます。
手のひらのぶつぶつに効果的③.アセモテーマS
引用: http://www.bankyo.com/seihin/asemotemakuris.png
手湿疹の痒みの症状を抑えたい人に人気のある商品は、アセモテーマSです。名前の通り、アセモなどの痒みや虫刺されにも効果があります。ステロイドを使用せず、抗ヒスタミン薬を主成分としているので、ついつい掻いてしまう湿疹に即効効果を表します。
注意点
アセモテーマSを使う際に注意する点は、クリームを塗布した部分が白く乾燥してしまうということです。外出時や露出している肌に塗る場合は、使用前に十分注意しましょうね。
手のひらのぶつぶつに効果的④.ベトネベートN軟膏AS
ベトネベート軟膏ASは、皮膚科で処方される軟膏と同じレベルのステロイドが含まれている薬のため、症状が酷い場合も効果に期待ができます。ステロイドで炎症を抑えるだけでなく、抗生物質もしっかり配合されているので、傷口になってしまった部分の清潔も保てます。また、オイル成分も入っているため、乾燥が気になる手にも安心して使用することができますよ。
酷い手湿疹になり、掻き壊して皮膚が硬くなり化のうしたようにジュクジュクになりましたが、なかなか混んでいる皮膚科に行くだけの時間がとれず、薬局でこちらを薦められて買ってみました。 こちらは中程度のステロイドと抗生物質が含まれているようですが、 さすが、すぐに効き目は表れ、 一週間たたないうちにほとんど跡も残らずきれいになり、痒みもなくなりました。
手のひらのぶつぶつの予防に!保湿効果の高いハンドクリーム
ここからは、何度も手湿疹を繰り返す人にぜひおすすめしたいハンドクリームを紹介します。ハンドクリームは、薬ではないため、既に出来てしまった湿疹を解消する効果は期待できませんが、普段からのケアに使用することで、湿疹になりにくく、いつでも綺麗な手先をキープする、予防グッズとして使うことができます。
1.手のひらの保湿に!ヴァセリン
純粋な高保湿力と言えばヴァセリンです。一度塗ったら長時間キープできる肌の潤いで、水仕事の際も肌への刺激を減らしてくれます。かなり濃厚な成分で、ベタつきが気になる人もいるようです。ベタつくのが苦手な人は、他のハンドクリームと混ぜて使っても良いでしょう。
乾燥する季節には手放せない商品です! ガサガサになった手に使うもよし 乾燥しまくった唇に使うもよし 顔の粉ふきやガサガサにもよし かかとのガサガサにもよし 何にでも使えるから本当にいいです!
2.予防にもぶつぶつの解消にも!ロコベースリペア クリーム
本来手の皮膚の持つバリア機能をしっかり回復、維持してくれる心強い成分が配合されているので、手湿疹のでやすい人でも、多くの刺激から手を守ってくれます。さらに、水に強いため、水仕事をする際でも安心してつけられるのが嬉しいですね!口コミでは、予防だけでなく手湿疹の改善にも効果があると、非常に話題になっています。
ここ数年、手湿疹に悩まされておりまして、色々と手を出しましたがなかなか良くならず… ロコベースリペアは去年も使っていましたが、そんなに良くならないなと思っていました。 ですが。この冬はコスパ度外視でたっぷり塗り込むようにしたところ、見事にプツプツが消えました! 去年は量と回数が足りてなかったみたいです。しっかり塗ると効果絶大です。
手のぶつぶつ!病院に行くタイミングは?
手湿疹は多くの人が罹患してしまう病気で、中には毎年恒例のようになっている人もいます。そのため、病院に行くほどのものではない、と考える人も多いようです。しかし、手湿疹の中でも、どんどん症状の酷くなるものや痒みがおさまらない、などの症状があるときは迷わず病院に相談に行くようにしましょう。
手湿疹だと思っている手のぶつぶつでも、希に水虫であったり、アレルギー症状であったりする場合もあります。その場合は、手湿疹に効果のある市販薬を使っていても一向に良くならないどころか、症状が悪化してしまうこともあるのです。なので、手湿疹になった、と思ったときは、時間に余裕があればそのまま病院へ行くのが良いでしょう。
すぐに病院に行けない人は、市販薬などを少し試してみて、症状が変わらない場合などは、すぐに病院に相談するようにしましょうね。
手のひらのぶつぶつ!市販薬と病院に行くタイミング・まとめ
今回は、手のひらのぶつぶつで最も一般的な「手湿疹」について、その原因や、効果の期待できる市販薬などを紹介しました。毎年ぶつぶつが出てくる、日頃から症状に悩まされているという人は、今回紹介した市販薬を一度試してみるのもいいかもしれません。また、始めてぶつぶつができてしまった、症状がなかなかよくならないという人は、市販薬の使用をやめ、専門機関に相談に行くようにしましょう。