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市販の保湿剤はどれを使えばいい?症状別の選び方&使い方まとめ

2024.02.25

お肌がかさついたときに塗る保湿剤、色々ありすぎて何をつければいいのかわからなくなりませんか?そもそも保湿剤ってどんなものなのでしょうか?そんな保湿剤の特徴をまとめてみました。お肌の状態に合った保湿剤を選ぶポイントにしてくださいね。

  1. 保湿剤とはそもそもどんなもの?
  2. 保湿剤のタイプ
  3. 保湿剤の種類|ワセリン製剤
  4. 保湿剤の種類|ヘパリン製剤
  5. 保湿剤の種類|尿素製剤
  6. 保湿剤の種類|その他
  7. 症状別選び方|肌荒れがひどいときの保湿剤は?
  8. 症状別選び方|手が荒れているときの保湿剤は?
  9. 症状別選び方|ひじ・ひざ・かかと・足の裏の保湿剤
  10. 保湿剤を使うときのポイント
  11. まとめ
保湿剤とは、そもそもどんなもののことを言うのでしょうか?
日本化粧品工業連合会によりますと、「保湿」を目的に用いられる成分を、「保湿剤」または「モイスチャライザー」と呼ぶとされています。
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ただ、私たちが一般的に保湿剤という場合には、保湿効果のあるものを指すことが多いようですね。
保湿効果がある商品とは、①皮膚に水分を取り込み、乾燥を防ぐもの。と、②皮膚に膜を張り、水分が逃げるのを防ぐもの。とに分かれます。お肌の悩みを解決するためには、どういった商品を選ぶかが大切になってきますね。
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保湿剤には色々なタイプの基材があります。ひとつひとつ特徴を見ていきましょう。

軟膏タイプ

軟膏タイプのものは、油っぽくてワセリンのようにベタベタとべたつきますが、水で流れないため長持ちする特徴があります。保湿力は高く、半透明であったり、商品によっては色がつているものもあります。
軟膏タイプのべたつきは、広範囲に塗るにのには向きません。軟膏タイプの代表的なもののワセリンは、不純物が少なく刺激が少ないものになりますので、唇などにリップクリームの代わりに使うことができますよ。
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クリームタイプ

クリームタイプのものは、白い色をしていて、体に塗る保湿剤として通常使われています。伸びが良いのが特徴で、しっとりとしているので保湿力も強いものです。最も保湿剤によく使われている素材になります。
お顔にも付けることができるものですが、脂性肌の方や、ニキビ肌の場合はさらっとしたタイプのものをおすすめします。
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ローションタイプ

ローションタイプのものはサラッとしているのが特徴ですね。乳液のような白い色のものが多いようです。べたつきが少ないほうが好まれるお顔用の保湿剤によく使われています。透明で水のようにサラサラのものもあります。
ローションタイプのものはべたつきがない分、保湿力は弱まってしまいますので、乾燥がひどいときなどはクリームタイプのものの方が良いでしょう。
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ワセリンは、石油から精製されている油脂性のものです。皮膚に膜を張ることで、お肌の水分を逃がさないようにする保湿剤になります。刺激が少なく、比較的安価なものが多く、購入しやすいのが特徴ですね。
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ワセリン製剤は、精製度の違いによって種類が分かれてきます。
①白色ワセリン
②プロペト
③サンホワイト
サンホワイトが一番不純物が少なく、アトピーや敏感肌の方の治療に用いられたりしています。
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ヘパリン類似物質という成分を含んでいるもののことを、ヘパリン製剤と言います。
ヘパリン製剤は、水分を保持する作用や、血行を促進する作用、抗炎症作用を持つのが特徴です。副作用は少ないのですが、血友病、血小板減少症、紫斑病などの、出血性の血液疾患のある方は使用できませんのでご注意ください。
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尿素製剤は、尿素を含む保湿剤のことを言います。
尿素には、皮膚の角質層の水分を保つ作用があります。また、角質溶解作用と言って、皮膚を溶かす作用がありますので、古い角質を除去していき、皮膚を柔らかくしてくれます。
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その他にも、保湿剤としては「セラミド」や「ビタミン」、「ヒアルロン酸」が配合されたものがあります。こちらの保湿剤は、よく目にするものですね。
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肌荒れがひどいときは、少しの刺激もよくはありません。出来るだけ刺激の少ないものを選んだ方が良いでしょう。おすすめなのは、低刺激のワセリン製剤です。
ワセリン製剤の中でも、「サンホワイト」や「プロペト」は特に不純物が少ないものですので、肌荒れがひどいときにはおすすめです。
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かさついているときの保湿剤

手が荒れてかさついているときは、ヘパリン製剤や、保湿成分のセラミドやヒアルロン酸などの成分が入っているものが良いでしょう。
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ささくれやあかぎれになっているときの保湿剤

ヘパリン製剤や、血行を良くしてくれるビタミンEなどが配合されたものを選んでください。
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ひじやひざ、かかとなどは角質層がかたくなっていますので、角質を柔らかくしてくれる作用のある尿素成分が入ったものがおすすめとなります。
ただし、皮膚に傷や炎症がある場合は、逆に良くない場合がありますのでご注意くださいね。
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保湿剤を塗るときのポイント

お肌の乾燥の状態にもよるのですが、出来るだけこまめに塗る方が良いでしょう。最低でも朝夕の1日2回は塗ってくださいね。特に冬場は乾燥がひどくなる時期ですので、1日1回では乾燥を防ぎきれません。朝の身支度の際にも保湿剤を塗ることをおすすめします。
シャワーを浴びた後や、お風呂上りに、タオルで水分をふき取ったらすぐに塗ってください。
保湿剤を塗るときのポイントは、お肌に水分が含まれている状態で保湿剤を塗ることです。入浴後や手洗い後のお肌がしっとりしているうちに塗ってくださいね。
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保湿剤を塗る量は?

保湿剤の量や塗る回数は、乾燥の程度や季節によって違ってきます。
乾燥の程度がひどい場合は、お肌は粉をふいたように白くなってガサガサに荒れてきます。お肌の見た目がこのような状態ではなく、触ったときにツルツルとした状態を保てるように保湿剤を塗ります。
保湿剤を塗っていても、ツルツルの状態を保てないようなら、塗る量や回数を増やしましょう。保湿剤を、よりしっとりとしたものに変えてみるのもポイントになってきます。
乾燥しやすいお顔や首、腕、脚といった部分は、全体をカバーするように塗ってくださいね。手に保湿剤を多めに取り、手のひらを使って広い範囲に伸ばします。ピンポイントではないところがポイントです。この場合、小さいチューブタイプの保湿剤ではどうしても量が足りなくなってきてしまいます。ボディに塗る場合は、ジャーやボトルに入っている保湿剤を使用された方が良いですね。
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保湿剤を塗っても乾燥してしまう場合

①回数が少ない
どの保湿剤を塗っても乾燥が防げない場合に、まず考えられる原因は回数の少なさです。1度塗った保湿剤の効果が、次に塗るまで維持できていないのです。
朝と夕の2回塗っていても乾燥してくるようであれば、チューブタイプの保湿剤を持ち歩きましょう。気付いたときに、気になる部分にこまめに塗るようにすると乾燥を防ぎやすくなります。特に手のかさつきには、こまめに塗り直すことが大切です。手は洗うたびに保湿剤が取れてしまいます。洗うたびに塗り直してくださいね。
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②保湿剤の種類が合っていない
回数は何度も塗っているのに乾燥してしまう方は、保湿剤の種類を変えてみてください。さらっとしたローションタイプは保湿力が低いので、ローションタイプを使ってる方はクリームタイプに変えてみてください。また、尿素成分が配合されたものに変えてみるのも良いですね。
なかなか改善しなかった乾燥が、保湿剤を変えてみたことで、劇的にお肌の状態が改善することがあります。なかなか効果が出ない方は、保湿剤を変えてみることがポイントです。
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③まわりの環境を見てみましょう。
回数を増やしても、保湿剤を変えても乾燥が改善されない方は、周囲の環境を見直してみましょう。エアコンがフル稼働していて室内が乾燥していませんか?そんな時は加湿器を使ってみると良いかもしれません。

湿疹の状態になっていたら皮膚科へ

乾燥がひどくなってくると、赤くガサガサしたり、皮膚がゴワゴワしてかゆくなってくることがあります。手や腕や、足首、お腹などの衣類があたる部分に多く見られる症状ですが、この場合は、ただの乾燥肌ではなく、皮膚が荒れて炎症を起こしてしまった「湿疹」の状態になってしまったということです。
このような状態になってしまったら、適切な治療が必要となりますので、皮膚科を受診し、処方薬での治療を行ってくださいね。
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一言に保湿剤と言っても色々な種類やタイプがありますので、お肌の状態や、塗る部分によって使い分けてみると、効果が表れやすいようですね。お肌に合った保湿剤を選んで、乾燥肌とさよならしませんか。
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