生理前の口元のにきびは何が原因?
思春期を超えてからのにきびは大人にきびなんて呼ばれ方もしますが、これらは主に日頃のストレス、睡眠不足、栄養バランスの悪い食事の習慣などが原因となっている場合が多いです。これらの不規則な生活習慣は、通常体の正常を支配しているホルモンのバランスを崩すことに繋がり、にきびなどができやすい環境を作ってしまうのです。
また、乾燥した肌でも、肌の水分をどうにか補おうと皮脂腺から過剰に皮脂が分泌してしまい、その結果にきびが出来ることもあります。さらに、生理前では特に性ホルモンのバランスが過剰になることで皮脂分泌が促進されます。その結果、肌表面のバリア機能が正常な状態を保てなくなり、ニキビを増やしてしまうのです。
生理前でも口元にきびを予防できる!おすすめの生活習慣
今回は、特に生理前によくにきびができるという女性におすすめの予防方法などを紹介したいと思います。もちろん生理前や生理中でなくても普段から気をつけておけば、1年間毎日綺麗な肌が維持できますので、ぜひ実践してみましょう!
口元にきび予防①保湿ケアを大切に
生理前に関わらず、過剰な皮脂の分泌を抑えるには、肌への十分な保湿ケアが大切です。女性であれば、毎朝毎晩のスキンケアは行っている人が多いと思いますが、毎日のスキンケアに加え、特にホルモンバランスの崩れやすい生理前から生理中では、「高」保湿のスキンケア商品に変えてみるなどの工夫を行うと良いでしょう。
おすすめの高保湿スキンケア:エトヴォス
ヒトの肌表面に馴染みやすいヒト型セラミドで、しっかり保湿を行ってくれるエトヴォスは、生理前のホルモンバランスの崩れでもトラブルを起こしにくい潤い肌にしてくれます。使い続けることで、保湿だけでなく、肌表面に柔軟性がでてくるのを実感できます。柔軟性によってハリや潤いだけでなく、もちっとした若々しい肌を演出。美容成分も浸透しやすくなるので、美容ケアにも非常に効果的です。
口元にきび予防②定期的なピーリングも効果的
スキンケアを行う上で、定期的なピーリングは非常に大切です。ピーリングには肌表面の古い角質を取り除いてくれる作用があるため、下から新しい細胞に生まれ変わるターンオーバーを促進してくれます。その結果、スキンケアの際にも有効成分が浸透しやすく、より美容効果がアップするのです。
さらに、定期的に古い細胞を取り除くことは、肌表面の清潔な状態をキープしやすいので、生理前に菌の繁殖しやすい状態になってもしっかり免疫機能でニキビを予防してくれます。
口元にきび予防③生活習慣の見直しも行おうーホルモンバランスの整え方ー
ホルモンバランスを調える一番の対処法は、規則正しい生活を送ること。社会人になって、仕事が忙しい、ストレスが溜まると日々悩むことが多い人も少なくないと思います。だからこそ、毎日の自分だけのリラックスタイムは忘れずに。おすすめは、ゆっくりできるお風呂タイムを使ったリラックス。
エッセンシャルオイルなどでアロマバスにすれば、リラックス効果の他にも、アロマによってリフレッシュ効果、疲労回復効果など非常に多岐にわたる作用が実感できます。さらに、生理痛緩和効果のあるアロマもあるので、生理中のストレスには、そのような香りを選ぶこともおすすめです。
また、どんなに忙しくても6時間は睡眠時間を確保したり、野菜のたっぷり入った食事にも心がけましょう。さらに、女性で特にやりがちなのが体内の水分不足。女性は汗をかきにくい体質の人が多いため、喉が乾かないという人もいますが、こまめな水分補給を心がけましょう。どんなに肌のスキンケアを行っていても、体の中がからからの状態ではどうしても肌は綺麗に潤ってくれません。
口元にきび予防④サプリメントのサポートもOK!
どうしても上手に栄養バランスが取れない、などという人はサプリメントで栄養を補うことも良いでしょう。日本ではまだまだ広がりの薄いサプリメントですが、海外では毎日健康に過ごすために、サプリメントの習慣を持つ人が非常に多いのです。
特に食事で不足しがちなタンパク質、カルシウム、鉄分、さらにビタミンなど非常に多くの栄養補給ができるサプリメントがあるので、特に気になる不足栄養素がある人にはおすすめです。
口元にきび予防⑤適度な運動の習慣も大事!
規則正しい生活習慣に加え、適度な運動の習慣も生理前の口元にきびを減らす対策になります。運動不足の人は、体内に老廃物や毒素などが溜まりやすい一方で、運動をし汗をかくとこれらの毒素が停滞しずらく、さらに体のめぐりも良くなります。
特に運動をすることによる血行の改善は、体の隅々までしっかり栄養を運んでくれることに繋がるため、生理前のホルモンのバランスが崩れやすい時期でも、しっかりバリア機能を維持してくれるのです。
口元にきびができてしまった時の対処法
生理前、口元ににきびができてしまった時は、決して潰したりせずなるべく刺激を与えないようにしましょう。規則正し生活習慣や保湿などの予防対策は引き続き行いながら、追加で入念な日焼け対策にも気をつけましょう。にきびが出来ると、それだけで肌にはストレスがかかっていますが、そこに紫外線を吸収してしまうと、メラニン色素などが発生しやすく、ニキビ跡になったり、シミになりやすい状態を作ります。
口元に限らず、特に顔にできたにきび周辺は、日焼け対策を完璧におこない、紫外線の刺激から肌を守るように気をつけましょうね。また、就寝時に使用するニキビ薬もおすすめです。できるだけ早く治したいという人は、寝ている間にアクネ菌にアプローチする薬で、ささっと直してしまいましょう。
生理前の口元にきびに効果的な栄養素
生活習慣、日焼け対策に加え、にきびができてしまったときに効果的な栄養素を紹介します。生理前などでにきびができそう、肌の調子が良くないという時でも積極的に摂取することで、予防や美肌ケアにもなりますよ!
ビタミンA
ビタミンAは、肌表面のバリア機能をしっかり維持し、内側から健康的な肌にしてくれます。ビタミンAが特に多く含まれている食材は、レバー、緑黄色野菜、そして卵などが挙げられます。
ビタミンB類
肌のターンオーバーを促す作用のあるビタミンB類は、ホルモンバランスの崩れやすい生理前でもしっかり肌の健康をキープしてくれます。おすすめの食材は、豚肉、うなぎ、卵、納豆などがあります。
ビタミンC
美白に効果があることで有名なビタミンCは、肌のハリを維持するコラーゲンの生成に必要な栄養素!ビタミンCがたくさん取れる食材は、ピーマン、キウイフルーツ、いちごなどの野菜や果物が多いです。
ビタミンE
ビタミンEは抗酸化作用によって、肌のアンチエイジング効果だけでなく、ホルモンをしっかり整えてくれる効果にも期待ができます。アーモンドやコーン油、なたね油、さらに魚卵から効果的に摂取できますよ。
生理前の口元のにきび/ホルモンバランスの整え方・まとめ
今回は、生理前のホルモンバランスの乱れで急にできてしまう口元にきびについて、おすすめの予防策や対処方法などを紹介しました。今回紹介した方法を365日、毎日継続させることは難しいと思うので、まずは生理前の期間だけから始めることで、徐々に慣れていくことがおすすめです。今まで、大人にきびに悩んでいた人も、きっと肌の変化、体質の変化を実感できるでしょう。