ハイライトの使い方をマスターしよう
皆さんは、メイクの際にハイライトを使っていますか?ハイライトは、顔に立体感を出してくれるベースメイクには欠かせないメイクアイテムです。しかし、ハイライトは使いにくくて入れ方が苦手…という方もいるのではないでしょうか。今回は、ハイライトの基本の使い方や入れ方をご紹介します。基本の入れ方をしっかりマスターして、まぶたや彫りの深いメリハリのある顔を目指しましょう。
ハイライトの種類
まずは、ハイライトの種類をご紹介します。ハイライトは様々なタイプに分かれており、特徴もタイプによって異なります。どんなタイプがあるのかをチェックしてみましょう。
パウダータイプ
パウダータイプのハイライトは、おでこや頬などの広い範囲に使用するときにおすすめです。大きめのブラシを使って、さっと入れましょう。パウダー状になっていることから、軽くふわっとのせたり、重ねてのせたりと使用する量が調整しやすいのもポイントです。基本的には、メイクの仕上げの際に使用します。使い方や入れ方が簡単なので、初心者の方にもおすすめです。
クリームタイプ
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クリームタイプのハイライトは、まぶたなどにツヤやうるおいが欲しいときにおすすめです。発色の良さ・高い密着度が特徴で、指でぽんぽんと叩くようになじませるときれいに仕上がります。また、パウダーアイシャドウの下地としても使用できます。ただし、クリームタイプのハイライトは使用する量が多すぎると、まぶたなどのヨレやムラの原因になります。様子を見ながら、少量ずつ使用しましょう。
リキッドタイプ
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リキッドタイプのハイライトは、単体で使用するのはもちろん、下地と混ぜても使用できるマルチなハイライトです。ポンプ式やスポイト式になっているものが多く、伸びの良さでしっかり肌になじみます。下地やファンデーションと混ぜて使用すると、内側から輝くようなツヤを手に入れることができますよ。また、まぶたなど部分的にファンデーションとして使用することも可能です。
ハイライトの質感
ハイライトには、様々な質感があります。質感によってメイクの仕上がりの印象も変わってくるため、自分のイメージに合った質感を選ぶことが大切です。
マット
マットな質感は、ツヤが出ないため自然な立体感を演出してくれます。マットなハイライトが手元にない場合は、明るいカラーのファンデーションやコンシーラーで代用することができます。
シマー
シマーな質感は、繊細なツヤが欲しい方におすすめです。広範囲に使用してもギラギラなりにくく、程よいツヤを演出してくれます。顔色を明るく見せたい方にもおすすめです。
パール
パールな質感は、強めのツヤを出したい方におすすめです。まるで濡れているかのような美しいツヤを演出してくれます。広範囲ではなく、ピンポイントで使用するのがおすすめです。
ハイライトの使い方①眉の下
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一つ目にご紹介するのは、眉の下にハイライトを入れる使い方です。眉の下にある「眉骨」と呼ばれる部分にハイライトを入れると、彫りが深くなり引き締まった目元に仕上がります。また、ハイライトを入れることで目の周りが明るい印象にもなります。
ハイライトの使い方②目頭
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二つ目にご紹介するのは、目頭にハイライトを入れる使い方です。目頭にハイライトを入れると、目の周りが明るく見えて丁度よい抜け感をプラスすることができます。また、白目を美しく見せる効果もあり、生命力が溢れるような元気な目元に仕上がります。目頭にハイライトを入れるときは、細めの平筆タイプのブラシを使用するとピンポイントで入れやすいです。
ハイライトの使い方③鼻筋
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三つ目にご紹介するのは、鼻筋にハイライトを入れる使い方です。眉間から鼻筋までの「Tゾーン」と呼ばれる部分にハイライトを入れると、すっと通ったような高く美しい鼻筋に仕上がります。鼻筋にハイライトを入れるときは、縦に細く入れることが美しく仕上げるポイントです。
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また、おでこの真ん中あたりに軽くハイライトを入れると、外国人のような丸みのあるおでこに仕上がります。太めのブラシで軽くハイライトを入れてみましょう。鼻筋とおでこにハイライトを入れるだけで、日本人に多いのっぺりとした顔の印象を立体的に見せることができます。
ハイライトの使い方④頬の上
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四つ目にご紹介するのは、頬の上にハイライトを入れる使い方です。頬の上から目尻までの「Cゾーン」と呼ばれる部分にハイライトを入れると、目元が明るくなってツヤ感と透明感がプラスされます。また、頬や目元が上がって見えるので、リフトアップ効果も抜群です。
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さらに、頬骨の一番高いところにハイライトを入れると、より立体感のある彫りの深い顔に仕上がります。頬骨にハイライトを入れる時は、ボリュームが少なめのブラシを使ってさっと入れてみましょう。
ハイライトの使い方⑤唇の上
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五つ目にご紹介するのは、唇の上にハイライトを入れる使い方です。上唇の溝になっている部分に少しだけハイライトを入れると、唇に立体感が出てふっくらとした魅力的な唇に仕上がります。また、鼻と上唇の距離が短く見えて、より美しい顔に見えること間違いなしです。
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さらに、左右の口角にハイライトを入れると、口角が上がり表情が明るく見えます。口元がくすみがちな方にもおすすめです。
ハイライトの使い方⑥あご
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最後にご紹介するのは、あごにハイライトを入れる使い方です。あごの先にハイライトを入れると、顔全体が細く引き締まっているように見せることができます。ただし、ハイライトを広めに入れてしまうと、あごが大きく見えて目立ちすぎてしまうので注意が必要です。
【応用編】ハイライトの使い方
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ハイライトは基本的に、顔に立体感やツヤ感を出すときに使用しますが、それ以外でも使用することができます。どんな使い方があるのか、ぜひチェックしてみてください。
鎖骨・肩・腕・脚に使用する
ハイライトは、鎖骨・肩・腕・脚に使用することで、各部分にツヤを出すことができます。鎖骨・肩に薄くハイライトを入れると、より華奢に見せることができますよ。また、腕・脚にハイライトを使用すると、こちらも華奢に見せたり、若々しい印象に見せたりすることができます。パーティーの時などに、ぜひ試してみてください。
アイシャドウの仕上げに使用する
ハイライトは、アイシャドウを塗った後の仕上げとして使用することもできます。アイシャドウを塗った後に、上まぶたの中央に軽くハイライトをのせると、光の効果で丸く大きな目に見せることができますよ。ポイントは、きちんと真ん中にのせることと、少量のハイライトを使用することででまぶたに違いが生まれます。
口紅の仕上げに使用する
先ほどご紹介したアイシャドウの仕上げと同じように、口紅の仕上げにもハイライトは活躍します。口紅を塗った後に、ハイライトを唇の真ん中にのせてみましょう。これだけでふっくらとした立体的な唇に仕上がります。ぜひ試してみてください。
下地と混ぜて使用する
リキッドタイプのハイライトと下地を混ぜて使用すると、内側から輝くような美しいツヤと弾力のあるハリを手に入れることができます。特に、マットなファンデーションとの相性が良いみたいです。ツヤとハリに悩んでいる方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
引用: https://cdn.toplog.jp/cms/pages/1173/image/jpeg/12f19f97a5.jpg
いかがだったでしょうか。今回は、ハイライトの基本の使い方や入れ方をご紹介しました。ハイライトを使用するだけで、驚くほど顔の印象が変わります。皆さんも、ぜひハイライトを普段のメイクに取り入れてみてはいかがでしょうか。