背中のニキビはなぜできる？
背中にできるニキビは気になるのに、ケアしても顔のニキビより治りにくくはないですか?同じニキビなのに、何が違うのでしょう。ここでは背中のニキビのでき方からみていきましょう。
背中のニキビのでき方
じつは、背中のニキビは、顔にできるニキビと同じでき方をします。背中は顔と同じくらい汗腺がありますから、その広い面積に皮脂が溜まりやすいんです。また、顔のお肌と違って皮膚が厚い、つまり、角質が厚いんです。皮膚の代謝がうまくいかないと、角質が厚くなりやすく、落ちない角質が毛穴をふさいで皮脂が詰まってニキビとなっていきます。
ガンコな背中のニキビ
背中のニキビというのはで、きていても気づきにくいですよね。ですから気づいた時には悪化していたり、たくさんできていたりするんです。そしてケアを始めても、なかなかよくなりません。良くなったと思ったらまたできるの繰り返しで、肌荒れがひどくなります。ニキビのできる原因をなくして、正しい治し方でケアしないと、何年も悩む方もいるほどとても頑固なんです。
意外な原因でできる背中ニキビ
顔にできるニキビにもさまざまな原因があるのと同じように、背中のニキビはできますが、その他にも意外な原因でできやすくなります。その原因をなくしてケアすれば、それが正しい治し方につながるはずですね。
洗い方が背中ニキビの原因
背中のニキビをできやすくする、意外な原因の1つは、背中の間違ったケアのし方があげられます。誰でもやってしまいがちなことなんですが、固いボディータオルやブラシでの力をかけた洗いすぎです。角質は厚いといってもお風呂でふやけた角質は弱いものです。ベタつきが気になるからとゴシゴシこすっては角質がはがれ、うるおいが逃げてしまいます。乾燥した肌を護るために、油分をさらに出すことでニキビができやすくなるんです。
こんなことでも背中ニキビに
背中のニキビの意外な原因は他にもあります。1つは、1年中シャワーだけにすることです。湯船に浸かって毛穴が開き余分な皮脂もとれやすくなります。シャワーだけではどんなに身体を洗ってもニキビはできやすくなります。また、トリートメント剤の付着とすすぎ不足、さらには、衣類の柔軟剤や香りづけの、合成化学物質も原因になります。これらは、全部皮膚について刺激になるために、肌が荒れてニキビの原因になるわけです。
食生活が原因の背中ニキビ
食べるもので身体はできていますから、当然、食べる物や食べ方が間違っていると背中ニキビの原因になりますよね。では、その理由は何なのかご存知でしょうか?
なぜ油分と糖分のとりすぎはだめ？
私たちは、油分の多い高脂肪食の食べ過ぎで皮脂線が刺激されて皮脂分泌が多くなります。炭水化物や果物などの糖分はどうしてでしょう？それは、糖分を摂って血糖値があがると、インスリンというホルモンが出されて、血液中の糖分を身体にとりこむんです。でも、このインスリンは男性ホルモンを刺激する働きもあるので、糖分が多ければ、男性ホルモンによって皮脂分泌が多くなってしまうので、ニキビができやすくなるんです。
ストレスが原因の背中ニキビ
高脂肪食で男性ホルモンが刺激されるということが分かりましたね。ですが、他にも男性ホルモンが増化することがあるんです。ストレスが多く加わると、抗ストレスホルモンが分泌されます。この抗ストレスホルモンが原因で、交感神経が常に活性化されて男性ホルモンが増えます。男性ホルモンは皮脂線を刺激するので皮脂分泌が多くなります。そのストレスなどが原因で背中のニキビができやすくなります。
女性ホルモンの変化でくり返す背中ニキビ
生理前の女性の7割近くが肌荒れやニキビに悩むという結果がありますが、女性ホルモンは卵胞ホルモン（エストロゲン）と黄体ホルモン（プロゲステロン）の2種類ですが、ニキビをできやすくするのが黄体ホルモンです。排卵期を過ぎると黄体が増えて、生理前に最大になります。黄体ホルモンは皮脂分泌を増加させ、角質を厚くする働きがあります。この時期は刺激に敏感になりますのでさらにニキビができやすい状態になります。
背中ニキビの治し方
ここまで背中のニキビの原因をみてきましたが、正しい治し方は、その原因を取り除くことです。入浴時の身体の洗い方やトリートメント剤に注意すること、肌に触れるもので刺激を受けないこと、食生活やストレスに注意することことなどです。それと同時に、お肌に合ったケアアイテムを使っていくのがオススメです。
また、生理周期でニキビのできやすい状態の時やストレスが多くなりやすい時には、時期がだいたい分かりますから、そのときのお肌に合ったケアをすれば快適になるでしょう。
背中のニキビのケアにおすすめ
ここからは、背中のニキビのケアに役立つアイテムをご紹介していきましょう。
ペリカン石鹸の薬用石鹸とジェルミストです。もこもこ泡で30秒置いてから流して、スプレーのジェルミストで保湿します。石鹸は、パパインで余分な角質を分解して、炭と泥ので毛穴の中の詰まりをとっていきます。殺菌消毒成分、保湿成分配合。香りはシトラスでスッキリさわやかです。コストパフォーマンスも優秀です。
【ETVOS(エトヴォス)】セラミドスキンケア クリアソープバー_ 80ｇ
価格
￥ 3,999
エトヴォスのセラミドスキンケアクリアソープバーです。。無着色、無香料、無鉱物油など無添加の石鹸です。セラミドなど保湿成分たっぷりなので、敏感肌やＫん層が気にになる方におすすめです。
オルナ オーガニック 石鹸 「 無添加 *1 敏感 肌用 毛穴 対策 洗顔石鹸 」「 コラーゲン 3種 + ヒアルロン酸 4種 + ビタミンC 4種*2 + セラミド *3 配合」 保湿 固形 洗顔 せっけん バスサイズ 100g
価格
￥ 1,200
鶴西のオルナオーガニックの石鹸です。ティートゥリー、ラベンダー、オレンジを中心とした精油のかおりで植物エキスも数１０種配合の石鹸です。洗顔石鹸ですが身体にも使えます。
ロート製薬のメンソレータムアクネス25は医薬品です。大人ニキビに着目した製品です。殺菌、抗炎症成分配合、角質軟化作用でニキビを治療していきます。ミストですがボトルを逆さにしても使えるので、背中に使いやすくなっています。乾燥肌以外のニキビにオススメです。
桃谷順天館の薬用スキンコンディショナーです。弱酸性でお肌にやさしく、乾燥しがちな荒れたお肌のニキビ、ストレスや生理前にできる、ニキビや肌荒れにオススメです。オールインワンゲルもあります。
常盤薬品工業のノブＡアクネソープです。医薬部外品で敏感肌にも低刺激な石鹸とローションです。このＡシリーズは、思春期ニキビ用です。大人ニキビで、乾燥やシミやごわつきなどの悩みには、ＡＣアクティブシリーズがオススメです。アクネ菌のエサになるものは含まれていません。
世界でも有名な、アメリカで売り上げナンバー1のドクターブロナーのマジックソープです。色々な精油別の香りが選べます。クレンジング、洗顔、ボディーソープとしてつかえて、メイクにはダブル洗顔は必要ありません。石鹸は昔ながらの製法で作られ、副産物のグリセリンは、そのまま残っています。オーガニック、ケミカルフリーです。
それでも治らないなら
正しい治し方をまもって生活していても、それでもなかなかよくならない場合、原因はもっとほかにある可能性があります。たとえば他の皮膚疾患や内臓などの疾患などです。皮膚の代謝は28日といわれていますが、実際の目安は、およそ自分の年齢＋28日です。ニキビなどで肌が荒れていると、もっと日数はかかります。3～4ヶ月してもよくならなければ、自分でのケアは続けず医療機関で診療を受けましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか？今までなんとなくケアしていた背中のニキビは、原因を知って正しい治し方でケアすれば、よくなっていくことがお分かりいただけたことでしょう。ふだんの習慣や食生活を見直しながら、お肌に合ったケアアイテムを使って、気になる背中のニキビに対処していきましょう。
