ニキビ跡が残ってしまう原因とは?
炎症
ニキビ跡が残ってしまう原因は、“炎症”です。ニキビが炎症を起こしてしまうと、その炎症が角質層に残ったままになってしまうことがあります。すると、肌に赤みが残ってしまったり、メラニン色素が生成されます。炎症によって、ニキビ跡の赤みや色素新着が起こってしまうんですね。
肌組織のダメージ
ニキビの炎症がひどくなってしまった場合、肌の角質層を破壊するほどの大きなダメージを与えてしまう場合があります。角質層は破壊されてしまうと、元通りにはならず、そのままの状態になってしまいます。それが、クレーター状のニキビ跡なんです。
次に、ニキビ跡を残さないようにするための、正しいケアをご紹介します。
ニキビを消す!跡を残さないで綺麗に治すコツ①初期ニキビのうちに治す
白ニキビや黒ニキビといった初期状態のニキビは、炎症を起こしていない状態です。ニキビは初期段階に治すと、跡が残りません。白ニキビや黒ニキビは、基本的なスキンケアで治すことができます。洗顔と保湿ケアをしますが、使用するアイテムは、ニキビに有効な成分が配合されているものを選ぶといいですね!洗顔でメイク汚れや皮脂を落とした後、保湿ケアをして肌を乾燥から守ります。
ニキビを消す!跡を残さないで綺麗に治すコツ②薬で治療する
白ニキビや黒ニキビが炎症を起こし始めると、炎症を抑えることが大切になります。炎症を抑えるには、抗炎症作用がある薬を使用すると、すばやく炎症を鎮めることができます。市販の抗炎症作用があるニキビ薬や、皮膚科で薬を処方してもらうのも◎。炎症を抑えて、肌へのダメージを少なくすることからケアを始めます。
ニキビを消す!跡を残さないで綺麗に治すコツ③UVケア
紫外線はニキビにとって大敵なんです!ニキビができて肌のバリア機能が弱っているところに紫外線が当たることによって、ダメージを受けて色素沈着の原因となってしまうことも…。ニキビができていても、日焼け止めを塗りましょう。その時は、肌に優しいものを選ぶといいですよ!
例えば、SPF15~20程度のもの。そして、紫外線散乱剤を使用したもの。オイルフリーのものなどです。日焼け止めはこまめに塗り直すようにします。ノンコメドジェニック処方であれば、ニキビがあっても刺激が少ないですよ!
ニキビを消す!跡を残さないで綺麗に治すコツ④正しい洗顔方法
皮脂が多いとニキビの原因になってしまいますが、乾燥もよくありません。ニキビがあるからといって、1日に何度も洗顔をするのは×。肌がとってもデリケートになっていますので、摩擦を与えるのも避けたいですね。洗顔料は、ネットなどを使用してよく泡立てて、泡を肌の上で転がすようなイメージで力を入れずに洗います。
泡を洗い流す時には、熱いシャワーを直接かけたりせず、ぬるま湯で優しく落とすようにしましょう。拭く時も、ゴシゴシとタオルで拭き取るのは、肌へ負担をかけてしまいますので注意してくださいね!
ニキビを消す!跡を残さないで綺麗に治すコツ⑤食生活を見直す
ニキビの改善はもちろん、美肌を作るためには食生活が大切です。特に、ニキビがある時は、ビタミンB群やビタミンC、そして良質のたんぱく質を意識して摂るようにしましょう。ビタミンB2は、皮脂の分泌をコントロールする働きがあります。
ビタミンCは、抗酸化作用があるので肌の再生をサポートし、ニキビ跡のない美肌へ導いてくれます。たんぱく質は、肌のターンオーバーを正常化するために必要な栄養素。この時、脂は控えて、卵や鶏のささ身、白身魚などの低脂肪のものを摂るようにします。
ニキビを消す!跡を残さないで綺麗に治すコツ⑥質のよい睡眠をこころがける
美肌を作るには、十分な睡眠が重要です。睡眠は肌のターンオーバーを促進させてくれます。睡眠不足が続くと、ターンオーバーが乱れてしまいます。一般的に、20代であれば28日で肌が生まれ変わります。ニキビ跡ができたとしても、ターンオーバーが正常であれば、綺麗に治るハズです。ニキビ跡が残ってしまうのは、ターンオーバーが乱れているからなんですね。
ターンオーバーは、新陳代謝を促してくれる成長ホルモンが重要な役割を果たします。成長ホルモンは、眠り初めの3時間に多く分泌されることが分かっています。眠る前にアルコールやカフェインを摂取せず、ブルーライトを浴びないようにして、良質な睡眠をこころがけましょう。
ニキビを消す!跡を残さないで綺麗に治すコツ⑦ストレスを溜めない
ストレスを感じている時にできる“大人ニキビ”。毎日のストレスの積み重ねが、ニキビや肌荒れなどの肌の不調を引き起こしてしまいます。また、ストレスは、ターンオーバーにも影響を及ぼすんです。毎日少しでもいいので、リラックスできる時間を設けてみましょう。適度な運動もおすすめですよ!運動をすることで、リラックスできるだけではなく、良質な睡眠が取れやすくなります。
続いて、ニキビ跡が残ってしまうNG行動行動を確認してみましょう。どんなケアが、ニキビ跡に繋がってしまうのでしょうか?
ニキビ跡が残ってしまうNG行動①過度なニキビケア
ニキビができると、早く治したい!と思いますよね。そのため、過度にニキビケアをしてしまう人もいます。特に注意が必要なのが、洗顔のしすぎ。洗顔をしすぎると、皮脂を落としすぎてしまうんです。すると、肌は乾燥から肌を守ろうと、皮脂を過剰に分泌します。過剰な皮脂分泌や肌の乾燥から、ニキビが悪化させてしまう可能性があります。
ニキビ跡が残ってしまうNG行動②ニキビを潰してしまう
ニキビができるとついつい触ってしまうというクセがある人は注意が必要です。手には雑菌など自分が思っている以上に汚れているんです。その手でニキビを触ることで、悪化させてしまう可能性があります。さらに、ニキビ跡になってしまうことも…。爪や毛抜などでニキビを潰すことも避けたほうがいいですね!どうしても気になる時は、皮膚科で処置してもらうようにしましょう。
ニキビ跡が残ってしまうNG行動③乱れた生活習慣
生活習慣が乱れていると、ニキビを悪化させてしまいます。食事の栄養バランスが偏っていたり、暴飲暴食をしたり、睡眠不足などもニキビの天敵です。ニキビ跡を残さず治したいなら、バランスの良い食事と睡眠が大切ですよ!
ニキビ跡ができてしまったら…
ケアをしていても、ニキビ跡ができてしまうこともありますよね。ニキビ跡は、セルフケアが可能です。赤みが残ってしまったニキビ跡は、炎症のダメージが継続している状態。抗酸化作用のあるスキンケアアイテムでケアをしてあげましょう。
色素沈着を起こしてしまったニキビ跡は、肌のターンオーバーを促進することが大切です。生活習慣を見直したり、美白効果のあるスキンケアアイテムなどを使うのもおすすめです。
クレーター状になってしまったニキビ跡は、角質層までダメージを受けているので基本的には治すことは難しくなります。ヒアルロン酸やコラーゲンなどを配合しているスキンケアアイテムを使ってみましょう。
ニキビを消す!跡を残さないで綺麗に治すコツは?まとめ
いかがでしたか?ニキビを跡を残さないで綺麗に治すコツをご紹介しました。ニキビができたら、正しいケアで早めに対処することで、跡を残さず治すことができますよ!ぜひ実践してみてくださいね!