お風呂で疲れを取ろう!
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私たちが毎日入っているお風呂には、身体を温めるだけでなく、疲労回復やリラックス効果などもあります。しかし、お風呂に入ったのに疲れが取れなかった…という経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。もしかしたら、入浴方法に問題があったのかもしれません。そこで今回は、より疲れが取れる入浴方法やリラックス効果を高める方法についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
お風呂の3つの効果
お風呂には3つの効果があると言われています。まずは、お風呂によって心身にどんな効果があるのかをチェックしてみましょう。
①温熱効果
一つ目の効果は、温熱効果です。温熱効果とは、温かいお湯に浸かることで身体が温まることを指します。身体が温まると、血管が開いて血液の流れが促進されるため、血行を良くすることができます。また、体内の不要な老廃物や疲労物質が排出されるため、疲労を回復することにもつながります。
②水圧による効果
二つ目の効果は、水圧による効果です。身体が水圧を受けると血液やリンパ液が心臓に戻されるため、心臓のはたらきを活性化することができます。これにより、全身の血液の流れをよくすることができます。
③浮力による効果
三つ目の効果は、浮力による効果です。身体が浮力を受けると、体重を通常の1/10まで軽くすることができます。これにより、身体を支えている関節や筋肉への負担が軽くなり、関節の痛みや全身の疲れを和らげることができます。
お風呂で疲れを取る方法①炭酸入浴
お風呂で疲れを取るには、炭酸入浴がおすすめです。炭酸入浴とは、炭酸ガスが入った湯船に浸かる入浴方法のことで、疲労を回復する効果が期待できると言われています。炭酸入浴を行うには、いつものお風呂に炭酸ガス入りの入浴剤を使うのがおすすめです。
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実際に、週に5日以上40度のお湯で10分間の炭酸入浴を行ってみたところ、ストレスが減少したという検査結果も出ています(花王より)。炭酸入浴は湯船に入浴剤を入れるだけなので、気軽に行いやすい方法の一つです。皆さんもぜひ試してみてはいかがでしょうか。
お風呂で疲れを取る方法②全身浴
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お風呂で疲れを取るには、全身浴もおすすめです。全身浴とは湯船に肩までしっかり浸かる入浴方法のことで、温熱効果により“筋肉の疲労回復”や“深部体温の上昇”が期待できると言われています。
実際に、同じ温度と入浴時間でシャワーと全身浴を比べてみたところ、より筋肉疲労の回復が見られたのは全身浴の方だったそうです(東京ガス都市生活研究所より)。お風呂でより疲れを取りたい方は、全身浴を試してみるのもいいかもしれません。
お風呂で疲れを取る方法③40度の湯船で10分
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お風呂で疲れを取るには、40度の湯船による10分間の入浴がおすすめです。この入浴方法では、肩コリを和らげる効果が期待できます。デスクワークなどで肩のコリが気になる…という方におすすめです。
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実際に、40度のお湯と38度のお湯で10分間の入浴を比べてみたところ、より肩の筋肉がやわらかくなったのは40度の湯船に浸かった方だったそうです。また、同じ40度の湯船でも入浴時間が5分と10分では、10分の方が肩の筋肉がやわらかくなっています(東京ガス都市生活研究所より)。肩のコリが気になる方は、40度+10分の入浴方法をぜひ試してみてはいかがでしょうか。
お風呂で疲れを取る方法④半身浴+シャワー
お風呂で疲れを取るには、半身浴とシャワーの組み合わせもおすすめです。特に半身浴は、ダイエットや美容にも良いとされている女性におすすめの入浴方法です。身体への負担も少ないため、程よいリラックス効果を得ることもできます。
半身浴とシャワーを組み合わせる場合は、38度の湯船で20分間の半身浴を行った後に、42度のシャワーを背中から首の付け根にかかるように3分間浴びます。これだけでも、全身浴と同じくらいの効果があるそうです(東京ガス都市生活研究所より)。
お風呂で疲れを取る方法⑤42度のシャワー
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お風呂で疲れを取るには、42度のシャワーもおすすめです。こちらの入浴方法では、眼精疲労をやわらげる効果が期待できます。最近では、スマートフォンやパソコンを使用することが多いため、眼精疲労に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そんな方には、42度のシャワー浴がおすすめですよ。
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実際に眼精疲労タスク後に、片目に3分ずつ42度のシャワーを浴びたところ、視力が回復したという研究結果が出ています(東京ガス都市生活研究所より)。また、ぬるめの32度のシャワーでは視力の回復があまり見られなかったため、温熱効果によるものと考えられているそうです。眼精疲労に悩んでいる方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
お風呂で精神の疲れを取ることも!
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お風呂では、様々な身体の疲れを取ることができます。しかし、身体だけでなく「精神の疲れ」を取ることもできるのです。精神の疲労を回復するには、全身浴が効果的と言われています。実際に、40度の湯船で10分間の全身浴を行ったところ、シャワー浴や入浴しない場合と比べて精神の疲労が減少したそうです(東京ガス都市生活研究所より)。精神の疲労を感じている方は、全身浴を行ってみるのもいいかもしれませんね。
リラックス+お風呂で疲れを取る方法①入浴剤
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お風呂で疲れを取りながらリラックスするには、入浴剤がおすすめです。一口に入浴剤といっても、アロマが含まれているものや発汗作用があるものなど種類は様々です。自分の好みに合ったお気に入りの入浴剤を見つけてみください。
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また、アロマの入浴剤はリラックス効果が高いと言われています。その中でも、ベルガモットの香り・ラベンダーの香り・ローズウッドの香りなどがおすすめです。それぞれ名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。香りのよいアロマで、心身を落ち着かせてくれること間違いなしですよ。
リラックス+お風呂で疲れを取る方法②キャンドル
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お風呂で疲れを取りながらリラックスするには、キャンドルの使用もおすすめです。いつものバスタイムにキャンドルを使うだけで、ゆったりとした至極の癒し空間になりますよ。また、キャンドルの火には精神を落ち着かせる効果も期待できるそうです。
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キャンドルの火が苦手…という方は、キャンドルライトがおすすめです。こちらは火を使わずに電池などでライトが点灯するので、火によるヤケドの心配もありません。実際の火とは少し違う、やわらかい雰囲気が楽しめますよ。
リラックス+お風呂で疲れを取る方法③BGM
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お風呂で疲れを取りながらリラックスするには、BGMを流してみるのもおすすめです。自分の好きな音楽はもちろん、カフェ風のBGMやクラシック音楽など気持ちが落ち着くようなBGMなども素敵ですね。お風呂でBGMを流す場合は、手持ちのスマートフォンなどを防水ケースに入れたり、防水タイプのCDプレーヤーを使用したりする方法がおすすめです。
まとめ
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いかがだったでしょうか。今回は、疲れが取れる入浴方法やリラックス効果を高める方法についてご紹介しました。お風呂の温度や時間を意識するだけでも、より疲れを取ったり疲労を回復したりすることができます。自分に合った入浴方法を見つけて、より疲れが取れる・リラックスできる素敵なバスタイムを過ごしてみてください。