リップティントについて
韓国で大人気のリップコスメ
ぷっくりとし唇が印象的な韓国のオルチャンメイクにはかかせないリップアイテムです。韓国のコスメブランドから火が付き、最近では日本でも定番のリップアイテムとなってきました。
色を塗るのではなく染めている
リップティントは口紅やグロスのように唇に色を塗り重ねて使うのではなく唇を染めて使うコスメです。リップティントの「ティント」には染めるという意味があり、唇に色を染み込ませることで色味をつけています。
リップティントの魅力
色落ちしにくい
リップティントの一番の魅力はなんといっても色落ちがしにくいことです。唇に色をのせる他のコスメとは違って唇の角質層に色を染み込ませるから、色が長時間持ちます。リップのメイク直しを何度もする必要がなくなり、飲食の際の食器への色移りを気にすることもありません。
グラデーションをつけやすい
リップティントは色を唇にベタ塗りするのではなく、塗る量によって色の染め具合を調整することができます。薄く塗ったり、濃く塗ったりすることで唇にグラデーションをつけることが簡単にでき、男性ウケの良いぷっくりと潤いのある唇を作り上げます。
リップティントの使い方【選び方】
リップティントは様々な種類が販売されており、自分好みの色を選びやすくなっています。塗り心地や形状も何種類かありますので自分の使いやすいタイプを選ぶことができます。どのようなタイプがあるのかチェックしてみましょう。
オイルタイプのリップティント
オイルが配合されているしっとりしたテクスチャーのリップティントです。オイル効果で唇を乾燥から防ぎ保湿し、柔らかく保ってくれます。色持ちも長時間持続しやすく適度なツヤがでるのが特徴です。
ウォータータイプのリップティント
水のようにサラサラしたテクスチャーのリップティントです。べたつかず軽くつけられるのが特徴でグロスのような厚塗り感が苦手な人にはおすすめです。
スティックタイプのリップティント
口紅と同じ固形のスティック状になっています。一度に塗れる範囲も広く、使い慣れた人も多いスティックタイプなのでリップティントが初めての人でも使いやすいです。
チップタイプのリップティント
先端がチップになったスティックに染料をつけて唇にトントンとつけていきます。少しずつ塗り広げていくことができるので濃淡をつけやすくグラデーションをつけるのに向いています。
パックタイプのリップティント
塗って乾かしてパックのようにはがすと色が定着しているというリップティントです。塗って乾くまで10分程時間がかかります。塗るだけのタイプよりもさらに色が入りやすく、長時間キープすることができるアイテムです。外出中の塗り直しが面倒な人にはおすすめです。
リップティントの使い方【基本の塗り方】
1.唇の色味を消しておく
ファンデーションやコンシーラーを使って唇の色味を抑えておきます。軽くティッシュオフして余分なファンデーションやコンシーラーをとっておきましょう。
2.唇を擦りあわせて全体になじませる
リップカラーを適量唇の上にのせ、唇を擦りあわせて全体が均一な色になるように染料をなじませます。ツヤを出したい場合は10分程染料が唇に馴染むのを待ってからリップスティックやグロスを塗るとキレイなツヤがだせます。
リップティントの使い方【グラデーションの塗り方】
1.唇の色味を消しておく
ファンデーションやコンシーラーを使って唇の色味を抑えておきます。唇の色をいかしてリップティントの色を発色させたい場合は色味消しは薄めにするほうがいいでしょう。
2.唇の内側に染料を塗る
唇の内側にリップカラーをトントンとのせ、少しずつ周りに広げて唇全体になじませていけば完成です。色を広げる際は指を使うと染料が指に残りますので綿棒を使うといいでしょう。
リップティントの使い方【パックタイプの塗り方】
パックのように塗ってから剥がして着色
油分があるとキレイに発色しないので洗顔後の唇に直接リップカラーを均一に塗ります。唇の輪郭からはみ出ないように注意して塗ってくださいね。
10分程乾燥させてから唇の端から内側に向かって固まったパックをゆっくりと剥がしていきます。唇に残ったリップカラーを拭き取れば完成です。
色ムラにならないように気を付ける
乾かしている間は触らないようにすることと塗った部分同士が触れないように気を付けて下さい。仕上げにグロスやリップバームを塗るとツヤがでます。
リップティントの使い方【キレイに塗るコツ】
唇マッサージをしておく
リプティントは唇の温度によって発色が変わります。よりきれいに発色させるにはリップティントを塗る前に軽く唇をマッサージして血行をよくしておきましょう。
一度に塗りすぎないこと
一度にたくさん塗ると色ムラになりやすくなってしまいます。最初は少なめに塗り、発色を確かめながら重ね塗りするのがおすすめです。
リップコンシーラーを使う
リップ専用のコンシーラーを使うと唇の赤みや色ムラを抑えてきれいなグラデーションリップを作ることができます。リップコンシーラーには美容成分や保湿成分配合のものが多く唇の潤いケアまでしてくれます。
エチュードハウスのリップ用コンシーラー
韓国でも老舗の化粧品メーカーのエチュードハウスのリップコンシーラー「キスフル リップケア コンシーラー」をご紹介します。唇のトーンを均一にし、リップカラーと混ざらずにキレイに発色させてくれるアイテムです。
エチュードハウス(ETUDE HOUSE) キスフル リップケア コンシーラー
価格
¥ 550
リップティントの使い方【落とし方】
オイルクレンジングを使う
リップティントは落ちにくく、持ちが良いのがメリットですが、その分普通の洗顔では落ちにくいです。落とす際は洗浄力が高めの油で浮かせて落とすオイルクレンジングを使うのがおすすめです。落とし方はクレンジング剤を指に適量とり優しくマッサージするようにしてぬるま湯で洗い流します。洗った後はリップバームやクリームで唇を保湿するようにして乾燥を防いでください。
専用のリムーバーを使う
落ちにくいリップティントを簡単に落とす専用のリムーバーが販売されています。唇の乾燥を防ぎ皮むけをケアする成分が配合されており、唇に負担がかからないように作られています。
エチュードハウスのリップティント用リムーバー
ウォーターティントやオイルティントなど種類豊富なリップティントが人気のエチュードハウスよりリップティント用リムーバー「オールフィニッシュ リップティントリムーバー」をご紹介します。ジェル状のテクスチャーが唇に馴染んで色素を落としてくれます。シアバターが配合されているからクレンジング後の唇をしっとり保湿してくれます。
エチュードハウス(ETUDE HOUSE) オールフィニッシュ リップティントリムーバー
価格
¥ 648
リップティントの使い方【注意点】
唇が荒れているときの使用は注意
リップティントは染料が浸透して唇を染めますので、唇が乾燥するということがあります。唇が皮むけして荒れている場合には染料が刺激になりますので唇の状態が良いときの使用をおすすめします。
落とす際に擦って洗うのは注意
クレンジングや専用リムーバーでカラーを落とす際は唇を強く擦って落とさないように気を付けましょう。唇は乾燥から皮膚を守る皮脂膜がないため顔のパーツの中でも乾燥しやすい部分です。皮も薄いためこすると皮むけしやすくなります。ゴシゴシ擦らないように優しく洗い落としましょう。
リップティントの使い方【まとめ】
リップティントは落ちにくくて、長持ちしてくれるからメイク直しを少なくすることができます。恋に仕事に頑張る女子をサポートしてくれる便利なアイテムですね。基本の塗り方やグラデーションの塗り方をマスターしてその日の気分にあわせてメイクを変えてみるのもいいでしょう。カラーや種類もバリエーション豊かですので自分好みのリップティントを見つけてリップメイクを楽しんでみてくださいね。