リップチョコレートって何?
リップチョコレートと言われてどんな物を想像しましたか?チョコレートのようなあまーい香りのフレーバーリップを思い浮かべた方も多いのではないでしょうか?
実はこのチョコレートリップ、あまーい香りなのではなく甘いんです。スティックリップ型のチョコレートでリップ本体の部分がチョコレートで出来ているんですよ。
パリ発のセバスチャン・ブイエ(Sébastien BOUILLET)というスイーツショップが数年前からバレンタインのシーズンに限定で販売していたチョコレート。見た目の可愛さはもちろん、パティシエ兼ショコラティエであるセバスチャン・ブイエはパティシエで構成される菓子職人の国際協会「ルレ・デセール」のメンバーとして認定された一人ともあって味や質感にもこだわって作られたまるで本物の口紅のようなチョコレートです。まずはそんな食べられる口紅、リップチョコレートの種類を見て見ましょう。
リップチョコレートの種類
このリップチョコレート、「ルージュアレーブル」と言いますが2018年度のバレンタインに販売されたルージュアレーブルは全6種類でした。
左のダーク色はルージュアレーブルボーテです。パプアニューギニア産のカカオマスを使用したビターチョコレートです。こちらはまさにチョコレートと言ったカラーですがラメが入っておりゴージャスな口紅のようですね。
右はルージュアレーブルアデル。ボーテの見た目とは打って変わってどう見ても口紅のようなカラーです。もも風味のホワイトチョコレートで出来ています。
こちらはルージュアレーブルブロンゼ。ブロンドチョコレートで出来ています。ブロンドチョコレートってご存知ですか?第4のチョコレートと言われており、ホワイトチョコレートをじっくりと加熱し、キャラメル化させることで生まれる、芳醇な薫りとまろやかで深い甘みが特徴のチョコレートです。キャラメルチョコレートとは違い、ホワイトチョコレートをキャラメリゼさせて作るブロンドチョコレートは今話題の新しいチョコレートです。
最も代表的なのがこちらのルージュアレーブルアムールです。木いちご風味のホワイトチョコレート。華やかな赤色が目を引きますね。
真ん中の淡いピンクのカラーはルージュアレーブルイノソンス。りんご風味のホワイトチョコレートです。見た目の可愛さはもちろんですがりんご風味のチョコレートは珍しいので是非一度食べてみたいですね。
最後はルージュアレーブルミニョン。いちご風味のホワイトチョコレートです。どれも口紅をイメージして作られており赤色やピンク系の物が多いですね。ベースはホワイトチョコレートがほとんどですが珍しい風味などさまざまなフレーバーがあってどれも美味しそうです。
過去には違うリップチョコレートのラインナップも
2018年度のバレンタインは6種類の色や風味での販売でしたが2017年度のバレンタインでは上記の6種類に加え『ノブレス』さくらんぼ風味のミルクチョコレート、『ラフィネ』ラベンダーが香るホワイトチョコレート、『ソレイエ』フルール ド オランジェが香るホワイトチョコレート、『ピュール』バニラ風味のホワイトチョコレートの全10種類が販売されていたようです。毎年異なるフレーバーには2019年度のバレンタインにも注目度が高まります。
ルージュアレーブルにはそれぞれ意味がある
色の種類でもあるボーテやアムールですが実はそれぞれで意味があります。ボーテは美しさ、アデルは優しさ、ブロンズ(ドゥルセ)はスイーツ、アムールは愛、イノソンスは純真、ミニョンは可愛らしさを表します。大好きな本命チョコを渡すならアムールを渡したいですね。
可愛い見た目に想いを込めて、素直な気持ちもさりげなく伝える事ができるリップチョコレートはどこをとっても女子力満点です。
バレンタイン以外にもリップチョコレートが買える?
バレンタインシーズンに期間限定で販売されるルージュアレーブルシリーズですがバレンタイン以外にも購入出来るチャンスがあります。4月25日より期間限定でアムールとミニョンのみの販売がされているようです。
セバスチャン・ブイエ | トピックス
セバスチャン・ブイエの公式サイトです
今回は母の日ひ備えてと言う事のようですが、イベント時等は定期的に公式サイトをチェックしておくと運良く購入できるタイミングにめぐり合えるかもしれないですね。
リップチョコレートの価格は?
セバスチャン・ブイエのルージュアレーブルシリーズは本体価格各900円、税込で972円です。口紅も安くないですし、一流ショコラティエのチョコレートと言う事でお高いのかな?と思いきや意外とお手頃価格です。1000円以内で購入する事ができるので義理チョコにも良いですし、見た目も可愛いので沢山買って友チョコを配りたいと言う方にもぴったりです。
リップチョコレートの購入方法
セバスチャン・ブイエのリップチョコレートを購入する主な手段は3つです。1つ目はセバスチャン・ブイエの店舗で購入する事です。セバスチャン・ブイエの店舗は伊勢丹新宿店、西武池袋本店、阪神梅田本店、渋谷ヒカリエShinQs店、名古屋三越栄店と国内は主要都市部に5店舗しかありません。
遠方の方にとってはチョコレートの為に足を運ぶのもなかなか困難ですよね。しかし、バレンタインシーズン以外での限定販売を入手するには直営店購入しか方法が無いようです。公式サイト内でも通販はありましたが焼き菓子等のネット販売はあるもののチョコレートに関しては取り扱いがありませんでした。
2つ目は毎年バレンタインシーズンにデパートや百貨店で行われるチョコレートの特設会場にて購入する手段です。
毎年バレンタインシーズンの特設会場としては日本一の売り上げを誇る名古屋のジェイアール名古屋タカシマヤで開催されるアムール・デュ・ショコラを始め日本全国の主要デパートで開催されるバレンタインブースに出店実績があります。バレンタインシーズンは全色取り揃えての販売ですが大人気で毎年完売商品との事です。早めにチェックして購入に備える必要がありそうです。
最後はバレンタインシーズンにチョコレートブースを設けるデパート等でのネット通販です。デパートでのチョコレートネット通販を利用する事です。伊勢丹オンラインではバレンタインシーズンのみルージュアレーブルの購入受付を行なっていました。2018年度はアムールとアデルの2色をそれぞれ80本ずつ販売されていました。デパート等も遠く直接売り場へ足を運ぶことの出来ない方にとっては唯一の手段になりますが各80本はこちらも競争率が高いですね。
リップチョコレートは手作りも出来ちゃう!
食べられるリップという事で話題性抜群、SNS映えも抜群、しかしなにかと入手困難なリップチョコレート。そもそも話題性をさらうならバレンタインまで待ってもいられませんよね。実はリップチョコレート、自分でも簡単に手作り出来てしまうようです。
材料も空のリップの容器とホワイトチョコレート、好きな色の着色料のみです。とっても簡単で低コストなので是非試して見てはいかがでしょうか。また、食べられるリップという事で誤飲の心配もないのでママの化粧品に少し興味が出て来た小さなお子さんに作ってあげるのも良いですね。
セバスチャン・ブイエはリップチョコレート以外も可愛い
可愛いリップチョコレートでますます人気ショコラの定番ブランドとなったセバスチャン・ブイエですが食べられるのはリップだけじゃありません。
チークのようなコンパクト型の物もチョコレートで出来ています。コンパクトも鏡が付いていてパッケージも可愛いので食べ終わった後もコンパクトミラーとして使う事が出来ます。ショコラ・ア、マキエ【2,484円】にてリップとコンパクトのセットで販売されているものもあり、お世話になった相手や大好きな友人へ等少し差を付けた友チョコを渡したい方におすすめです。どちらも可愛いのでチェックしてみてください。
まとめ
可愛くておしゃれで食べられるリップチョコレート。次のバレンタインシーズンが待ちきれませんね。貴女は何色のリップにしますか?是非手作りリップチョコレートも試してみてください。