化粧水はスキンケアには必要不可欠? ~化粧水の正しい塗り方~
引用: https://intothegloss.com/2015/06/toners-for-sensitive-skin/
化粧水はお肌を潤す源と思われがちですが、実はその考えは間違えとなります。化粧水がそのままお肌の潤いや水分になるわけではありません。また、化粧水のみのスキンケアでお肌の十分な保湿をすることはできません。化粧水の成分の大半は水分で構成させている為、水分の中に保湿成分はあまり配合することができないからです。化粧水に過度の保湿効果を期待しない方が良いでしょう。
医薬品医療機器等法によると、化粧品の効果や効能の範囲について規定しております。化粧水の場合は、肌荒れ、あせもを防ぐ。あせも、しもやけ、ひび、あかぎれ、ニキビを防ぐ。脂性肌。カミソリ負けを防ぐ。日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ。日焼け・雪焼け後のほてり。という主な規定があります。
皮膚の状態を維持する目的や効果を、化粧水には規定されています。
化粧水はスキンケアには必要不可欠? part2 ~化粧水の正しい塗り方~
引用: https://www.saudedicas.com.br/beleza-e-estetica/tratamentos-naturais-para-melasma-durante-a-gravidez-1049632
平成20年4月1日以降の申請中のものは、日焼け・雪焼け後のほてりを防ぐ。肌をひきしめる。肌を清浄にする。肌を整える。皮膚を健やかに保つ。皮膚に潤いを与える。という文言となり、規定に盛り込むように検討段階にあります。その背景には、水溶性の美肌成分を配合した化粧水の研究・開発により、お肌の保湿を促す成分が配合された化粧水が出回り始めている状況があります。
では、日々何のために化粧水を付けるのかというと、清涼感や快い使い心地になるので、使用しているのです。化粧水はスキンケアにとって必要不可欠というものでもないのです。
化粧水はあくまでも、肌を悪化させない為に、現在の肌の状態を維持するために使用する機能として使用しましょう。
化粧水の使い方の正解は? ~化粧水の正しい塗り方~
引用: https://www.choice.com.au/health-and-body/beauty-and-personal-care/skin-care-and-cosmetics/articles/acne-myths
普段のスキンケアにおいては、コットンは使用する必要はないかもしれません。なぜなら、コットンをお肌へ伸ばして滑らせるたびに、力を入れ過ぎたり強くパッティングしたりと、お肌へのダメージに繋がる要素が多くあるからです。正しいコットンを使用した化粧水の塗布の方法を知らずに、使用してしまうとその間違えに陥りやすい傾向にあります。どんなに上質なコットンであっても、強くこすると繊維の刺激により角質層に小さな傷が付きやすくなります。角質層に傷が付くと、肌の水分が揮発してしまい、外部からの刺激が肌の内部に入り込みやすくなります。
すると、肌は乾燥して、肌の老化を引き起こす原因となります。
化粧水の使い方の正解は? part2 ~化粧水の正しい塗り方~
引用: http://www.sheknows.com/beauty-and-style/articles/1015023/10-skin-commandments
手による化粧水の塗布方法ですと、ムラができて均一につけにくい、手が化粧水を吸収してしまう、という情報もありますが、これらは過度に心配するほどの難点ではありあせん。そもそも、手に取った化粧水もお肌に塗布したとしても、半分以上は揮発してしまいます。化粧水を手で付ける正しい付け方さえマスターすれば、手で化粧水を付ける方法の方がコットンやスプレーで付ける方法よりも、優れています。
コットンの付け方やスプレーによる付け方にも、もちろん利点と難点があります。コットンやスプレーを使用した方法がお好みの方もいらっしゃるでしょう。その場合は、メインのスキンケアは手で付ける方法で、化粧水を塗布し、ローションパックなど週に2~3回使用する方法の際にコットンを使用し、外出先で携帯用としてスプレータイプの化粧水を使用する、といった様に賢く上手に化粧水のタイプを使い分けると良いでしょう。
手による付け方 ~化粧水の正しい塗り方~
引用: https://www.jeancoutu.com/en/beauty/skin-care/
手で化粧水を付ける際には、お肌へ刺激しない様に気をつけたい点があります。そのポイントをご紹介します。 ①手のひらに適量の化粧水を取る。使用量はご自分のお肌のタイプによって異なりますので、そのお肌の状態に合った量をとります。また、使用量は化粧水の製品によっても異なりますので、取り扱い説明書を参考にしましょう。 けれども、化粧水は塗布後、付けた量の大半が揮発しますのであまりたっぷり付ける必要はありません。 ②顔全体にサッと馴染ませる。 先ずは手のひらで顔全体にサッと馴染ませます。仕上げに乾燥しやすい目の周りとフェイスラインに、軽く手で押さえて馴染ませましょう。※スプレータイプを好まれる方は、外出先での使用としてスプレータイプを選び、付け方を使い分けて使用すると良いでしょう。
コットンによる付け方 ~化粧水の正しい塗り方~
引用: https://www.verywell.com/benzoyl-peroxide-is-making-my-skin-dry-what-can-i-do-15640
普段使用しているコットンで化粧水を付けたいという方へ、どうしても気をつけてもらいたい注意点をお伝えします。必ず優しくお肌をいたわるように使用しましょう。強くこすったり、コットンでたたく刺激は肌を傷める原因になります。強く叩いたからといって、化粧水がお肌へ深く浸透するわけではないので、無意味となります。 ①コットンに適量の化粧水をとります。 化粧水の使用量はコットンの裏側までしっかりしみる位が目安となります。化粧水の量が少ないと、肌に刺激を与えることになるので、注意しましょう。 ②お顔の内側から外側へまんべんなく化粧水をなじませる。 化粧水を付けたコットンを顔全体に優しく滑らせるように馴染ませてゆきます。※スプレータイプを好まれる方は、外出先での使用としてスプレータイプを選び、付け方を使い分けて使用すると良いでしょう。
化粧水を含ませたコットンパックの付け方 ~化粧水の正しい塗り方~
引用: http://www.linkringblog.com/entry/2015/11/10/%E3%80%90%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%82%A2%E3%80%91%E7%B5%90%E5%B1%80%E3%80%81%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%AA%E5%8C%96%E7%B2%A7%E6%B0%B4%E3%81%AF%E7%84%A1%E5%8D%B0%E8%89%AF%E5%93%81
水には水分が少ない方に移動する性質があります。よって、パッティング後や十分に化粧水が浸み込んでいないコットンをお肌へのせると、せっかく潤いのあるお肌の水分を逆にコットンが奪ってしまう可能性があります。コットンをしっかり湿らせた状態で行うのがポイントです。 ①コットンに化粧水500円硬貨大ほどの大きさの量の化粧水を数か所に分けて垂らします。コットンの隅々まで化粧水を行き渡らせます。 ②空気が入らない様に肌へコットンを密着させて、数か所に分散させて貼ります。この時、目、鼻、口は必ずあけておきましょう。コットンの種類にも拠りますが、10分以上の時間を置いておくと逆に乾燥してしまうので、注意しましょう。 ③コットンを剥がしたら、手のひらで優しく顔をおさえて化粧水を肌に馴染ませます。
スプレータイプの化粧水の付け方 ~化粧水の正しい塗り方~
引用: https://tomothai.net/%E7%B4%B0%E3%81%8B%E3%81%84%E7%B2%92%E5%AD%90%E3%81%A7%E6%B5%B8%E9%80%8F%E5%8A%9B%E6%8A%9C%E7%BE%A4%EF%BC%81%E4%BA%BA%E6%B0%97%E3%81%A7%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81%E3%81%AE%E5%8C%96%E7%B2%A7/
スプレータイプの化粧水は、細かい霧のようなミスト状で化粧水が出てくるタイプの化粧水となります。広い範囲でお肌に広がり、ムラなく均一にお肌へ水分を与える効果があります。
手やコットンを使って化粧水を浸透させた場合、乾燥が顕著な箇所の目元や口元に上手に馴染まず、ムラができてしまうケースもありますが、スプレータイプの場合は、コットンのように後かたずけやごみが出ず手軽に使用ができ、一吹きで顔全体に均一に化粧水を付けることができる利点があります。
洗顔後やお風呂上りの場合は、①顔から10~15㎝ほど離してから、顔にまんべんなく塗布します。
外出先の場合は、①ファンデーションの上からミスト化粧水を軽く吹きかけます。
②ティッシュを用意して、余分な水分を拭き取ります。
③何も付いていないスポンジを使用し、崩れたファンデーションを取ります。
④ファンデーションを取った箇所に、少量の乳液や化粧下地をなじませます。
⑤1~2分ほど少し時間をおいてから、ベタつきが無くなったことを確認して、
コンシーラーやファンデーションをのせます。
まとめ
引用: https://www.obagi.com/patients/blog/difference-between-lotion-and-cream
化粧水の正しい塗り方って?コットンやスプレーなどを使う付け方もご紹介!のテーマで化粧水の正しい付け方についてご紹介いたしました。
化粧水の使用量については、化粧水の製品ごとにことなりますので、製品に付随する取り扱い説明書をよく読んでから使用量を守って使用しましょう。