【1】コーヒー粉とは?【コーヒー粉の保存方法】
コーヒーは豆の状態と粉の状態とで保存方法が僅かに異なってくる場合がありますが、ここでは「粉の状態」での保存方法についてご説明いたしますのでその点はご留意いただけますと幸いです。
コーヒー粉(ここではそう呼ばせて頂きますね)とは、コーヒー豆を挽いた粉状にしたものを指します。コーヒー豆を粉状にした場合、それだけ空気に触れる表面積が増えると言うことなので粉にしてしまうと劣化のスピードが3〜5倍も豆の時より早まると言います。なので瓶や缶などいずれの保存容器で保存していても冷蔵庫にしっかり保存し、7〜10日くらいで飲みきってしまう方が鮮度をそれなりに保ち続けたまま保存できるといわれています。
【2】コーヒーの保存場所は?【コーヒー粉の保存方法】
コーヒーの保存場所は長期的に保存するか、短期的に保存するかで変わってくるようです。豆や粉にかかわらず、コーヒーは生鮮食品と呼ばれるくらいにとてもデリケートな食品であるといわれています。お魚さんと同じですね。時間経過や外気の空気に触れすぎてしまうと、見た目では判断しかねるかもしれませんが、少しずつ劣化していきます。コーヒーを劣化させる主な要因としては高温・多湿な環境や直射日光などが挙げられます。コーヒーの劣化を少しでも抑えるために、こられの点に留意しながら保存することはおお勧め致します。
【2−3】冷暗所に保存する【コーヒー粉の保存方法】
すぐに飲む場合(目安:夏季10日以内、冬季3週間以内)におすすめの保存方法です。陽の光に晒されない所に保存するようにしましょう。また、開封前の状態であるコーヒーの保存場所としてもおすすめです。
【2−4】冷蔵庫・冷凍庫に保存する【コーヒー粉の保存方法】
短期間(一ヶ月くらい)で飲みきる場合におすすめの保存方法です。冷蔵庫の場合、コーヒー粉の保存期間の目安としては2〜3週間ほど、冷凍庫の場合は一ヶ月前後とされています。冷蔵庫とは言え冷凍庫と保存期間の目安が多少異なりますので、その点を押さえておくようにしましょう。
【2–5】保存する際の注意点【コーヒー粉の保存方法】
①必ず密閉して保存するようにしましょう。コーヒー粉は湿気や匂いを吸収する性質があります。冷蔵庫や冷凍庫には他食品の匂いもあることでしょう。これらの匂いや性質を取り込んで劣化させないためにも、しっかり密閉して保存しておくことをお勧め致します。
②コーヒー粉は温度差に弱いと言うことも留意しておきましょう。冷蔵庫があるご家庭ですと、普段から冷蔵庫の開け閉めは多いかもしれません。開け閉めすると外気の空気や温度が入ってしまう可能性がありますよね。冷蔵庫で保存した場合、外気の温度が入ってくるので、コーヒー粉を冷蔵庫に保存している場合その外気からの温度によってコーヒー粉を劣化させてしまう可能性があるのです。長期的に保存する場合には「冷蔵庫」での保存をお勧め致します。
③また、コーヒー粉は小分けにして保存した方が良いとされています。冷蔵庫や冷凍庫に関わらず、庫内から取り出して使う分量を確かめている時にも少しずつコーヒー粉の劣化は進んでしまいます。なので、劣化を防ぐためにも普段から使う量をある程度定めてその分だけ小分けして保存すると言う方法をおすすめします。使う分量が決まっていると、コーヒー粉を庫内から引き出した際にもすぐに淹れることが出来て便利ですよね。
【3】コーヒーのおすすめ保存容器は?【コーヒー粉の保存方法】
コーヒーの保存容器は密閉性の高いものを選ぶようにしましょう。コーヒー粉や豆保存専用容器として「キャニスター」と呼ばれる容器が挙げられます。瓶と良く似た容器で、違いがあるとすればフタ部分の密閉具合でしょうか。
【3–1】おすすめキャニスター①【コーヒー粉の保存方法】
引用: https://gotstyled.com/6methods-preservation-of-coffee/
こちらはセラーメイト密閉瓶と呼ばれる商品です。1962年創業の老舗が作る密閉瓶で、通販サイトにもあります通り、コーヒー粉や豆だけでなく、他の子なものや葉物、果実酒など、幅広い用途でお使い頂ける優れた瓶なのです。密閉瓶はすごいですね。併せてこの瓶の通販サイトもご紹介しておきます。そこでは果実酒の作り方まで掲載されていますので、気になる方は是非参考にしてみてくださいね♬
【3–2】おすすめキャニスター② 【コーヒー粉の保存方法】
引用: https://gotstyled.com/wp-content/uploads/2017/05/51PdBy3UHfL._SL1000_.jpg
次にご紹介しますのはハリオ珈琲キャニスターです。耐熱ガラス、ABS樹脂の蓋を用いています。およそ300gほどのコーヒー粉を入れることが出来るほか、ショートパスタ入れにも利用することが出来ます。
【3-3】ジップロックを利用するのもアリ【コーヒー粉の保存方法】
また、コーヒー豆や粉保存の際にもジップロックを用いると言う点もありです。こちらは豆状態での保存の情報が多めでしたので、コーヒー粉での保存の際はどうなるかは、まだ何も言えないのですが、コーヒー豆をジップロックで密閉させ、さらに冷蔵庫に保存することでキャニスターに保存せずとも2週間ほど長持ちすると言われています。冷蔵庫とジップロックの相性は抜群のようで、冷蔵庫にコーヒーを保存するのであれば、ジップロックも試してみる価値がありそうです。
また、コーヒー豆をジップロックで保存したらどうなるか、についての検証動画も上がっています。この検証動画の場合ですと、良くはない結果が出ているようです。コメントにもあります通り、キャニスターといいジップロックと言い、密閉性に優れた道具はとても便利ですが、適材適所、保存できる場所や具合に合わせて利用していきたいものですよね。この方は主にコーヒーに関する動画をあげていらっしゃるようなので、気になった方はぜひに調べてみてはいかがでしょうか。
【まとめ】〜コーヒーの保存は良く調べてからやってみて〜
いかがでしたでしょうか。今回はコーヒー粉の保存方法についてご紹介させていただきました。コーヒーは豆から粉にすることでよりデリケートな食品になりますから、コーヒー粉での保存の際は外気の温度と湿度、さらに密閉性に注意して保存することが大事です。
美味しいコーヒーにありつくために、普段から頑張っている身体を休めるために、はたまたカフェイン効果の恩恵を貰って更なる高みを目指したり、コーヒーを美味しく飲みたいと思ってらっしゃる方は少なからずいるかと思われます。なので、もしコーヒー保存してるけどなかなか味が長持ちしないといった悩みがある方は、少しでもこちらの記事を参考にしていただけたら幸いです。保存の工夫次第でコーヒーの味、鮮度は変わってきます。完璧な状態を保ち続けるのは難しいかもしれませんが、少しでも美味しいコーヒーをいただくために今回ご紹介した工夫を参考にしていただけると嬉しいです。
また、今までコーヒーに馴染みがなかったと言う方でも、今回でコーヒーについて少しでも興味をお持ちいただけたのなら、早速コーヒーを試飲してみることをお勧めいたします。最初はコーヒーの苦味に慣れないこともあるかもしれませんが、次第にその苦味が病みつきになることがもしかしたらあるのかもしれません。あなたの生活がより豊かになるかもしれません。コーヒーを普段の私生活に少し、アクセントとして取り入れてみてはいかがでしょうか。