カーテンの長さの決め方は？一般的な目安の丈などを徹底解説！

一般的なカーテンの長さの目安・決め方・調整方法①：適切な測り方

「部屋の印象を変えたい」「カーテンが破れてしまった」「来月引っ越しする」など、カーテンを買い替えるときがありますよね。家具屋さんやネットで購入したり、オーダーで注文することがあるでしょう。デザインや色選び大切はですが、サイズについても無視してはいけません。

カーテンサイズの間違った方法は、「カーテンレールの長さを測る」「窓サイズを確認する」「今使っているカーテンの大きさを知る」などですね。このページでは、カーテンの長さの決め方や調整方法などについてお伝えします。カーテン選びにぜひお役立てください。

一般的なカーテンの長さの目安・決め方・調整方法②：幅

まずはカーテンの幅について確認していきましょう。幅は、カーテンレールではなく、そこについているランナーどまり同士を測るようにしましょう。レールには種類があり、「機能レール」「装飾レール」があります。それぞれで測り方に相違点がありますので、十分ご注意ください。ランナーによっては、測り方がわかりづらい可能性もありますね。

幅サイズを知ったところで、カーテンのサイズが決まります。ひだのあるカーテンであれば、幅サイズの1.05倍を目安に選びましょう。これ以下になってしまうと、光が漏れてしまう可能性がありますね。また、ひだのないカーテンであれば、1.3倍を目安にしてください。

一般的なカーテンの長さの目安・決め方・調整方法③：カーテンの開き

カーテン選びのとき、開き方も無視できません。両開きのカーテンであれば、前述したサイズの半分サイズを2枚買い取り付けます。片開きのカーテンであれば、先のサイズ1枚で構いません。オーダーで注文する際は、どちらのタイプにするのか確認しておきましょう。

一般的なカーテンの長さの目安・決め方・調整方法④：丈

丈のサイズもしっかりと測ってください。ランナー下からサイズを測るため、レールの上や下からは測らないようにしましょう。丈の長さは、窓の種類によって異なります。「掃き出し窓」ならば、床から1～2cm上のサイズにしてください。長すぎる丈は、汚れてしまったり、ほこりがつく原因になりますね。

「腰窓」は、窓枠の下から＋15～20cmがベストサイズです。風や日光対策として、短すぎるサイズは避けたほうがよいでしょう。ドレープ（厚手カーテン）であれば上記の測り方で問題ありませんが、レースカーテンは、ドレープから1～2cmマイナスにするとよいですね。

一般的なカーテンの長さの目安・決め方・調整方法⑤：フック

カーテンをとりつけるためのフックについて見識を深めておきましょう。フックにはレールを見せる種類やそうでないものがあり、見せるタイプは、カーテンが天井にかかることを防止しながら、ひだがキレイに出ますね。見えないタイプであれば、光の漏れなどを防ぐことができるでしょう。

レールをみせないタイプの方がフックの主流ですね。フックを選ぶ基準は、カーテンの丈を4cmプラスにしてください。レールを見せないタイプであれば、1cmプラスが目安ですね。サイズを間違えると、カーテンとフックがマッチしない可能性もあるでしょう。

一般的なカーテンの長さの目安・決め方・調整方法⑥：注意点

カーテンの長さを決める際の注意ポイントについてご紹介していきましょう。まずカーテンの長さを測るためには、レールがないとそもそも測ることができません。「カーテンレールが自宅にない」という状況は少ないですが、カーテンをつけることも難しいでしょう。

また、メジャーを使用してサイズを測っていきますが、正確に測るためには、金属製のアイテムがおすすめですね。別の素材のメジャーであれば、ゆがみやたるみが出てしまい、まっすぐ測ることは難しいでしょう。カーテン専用のメジャーもありますので、より正確に測りたいのであれば、使用してみてください。

一般的なカーテンの長さの目安・決め方・調整方法⑦：手縫いで丈詰め

カーテンの長さを調整する方法（裾上げのやり方）についても伝授します。丈の長さを調整するためにはミシンが必要と思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。手縫いでもできちゃいますね。100円ショップでハリや糸を買うことができますので、お金はそんなにかからないでしょう。また、手縫いであれば、裾上げを直したい時も、すぐに糸をほどくことができますよね。

手縫いする際は、ながしまつり縫いがおすすめです。表側から縫い目がほとんど目立たず、洋服の縫い方としても知られています。「ミシンを買うのはもったいない」「手先が器用な方だ」という人であれば、手縫いで挑戦してみてはいかがでしょうか。

一般的なカーテンの長さの目安・決め方・調整方法⑧：ミシンで丈詰め

ミシンを使用すれば、より短時間で完成させることができるでしょう。いらない布をハサミでカットしていくことは大切です。もちろんサイズをしっかりと事前に測っておいてください。もともとある縫い目は、リッパーなどで取り除いておきましょう。

ミシンで縫うときは、まち針を必ず使ってください。縫い始め～縫い終わりをまち針でとめて、直線縫いをしましょう。注意点としては、布がずれないようにすることですよね。キレイに仕上げるためには、布がずれないようにしっかりおさえておきましょう。

一般的なカーテンの長さの目安・決め方・調整方法⑨：テープで丈詰め

手縫い・ミシン以外でも、カーテンの裾上げが実現できます。専用のテープを使用する事により、丈の長さをコントロールできるのです。しかも、アイロンがけのみでくっつけることができますので、カンタンですよ。洗うことももちろんできますね。

カーテン用のすそ直しテープはありますが、ズボンやスカート用でも構いません。しかし、接着力が強いとは言い切れませんので、カーテンの重さや生地によっては、あくまでも応急処置用として使用したほうが良いですね。

手縫い・ミシン・テープ以外のカーテンの長さ調整方法としては、お店に出すことも選択肢としてはアリですね。店舗やサイズなどによって料金などは異なりますが、自分で修理するよりも、キレイに仕上げてくれるでしょう。手先の器用さに自信のない人や直す時間が取れない人は、検討してみてくださいね。