カーテンは布を吊るすだけでもOK!?
カーテンと聞くと、窓の上にカーテンレールがあって、そこに買ってきたものを吊るすだけ…という人がほとんどだと思いますが、出窓などの小窓にはカーテンをつけられず、そのままにしていませんか?
カーテンは布を吊るすだけでもその役割を果たすことが出来ます。既成品は価格も高いので頻繁に変えられませんが。例えば色々な種類のハギレを集めて、少し縫って手作りにしてみれば、季節ごとに変えることだって出来ちゃいます。
裁縫が苦手な人も、基本的に直線縫いのみで終わりますので、一度始めるとくせになってしまうかも。この記事では手作りカーテンの作り方や種類を中心に、部屋をよりおしゃれに彩る方法をご提案します。
布をクリップで挟めばカーテンだ!!
小さな出窓には、百均で売っている突っ張り棒を設置して、そこに同じく百均で売っているカーテンクリップを設置して布を吊るすだけでカーテンの完成です。裁縫の必要はありません。
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最近は大手百均でも様々な種類のカーテングッズが販売されていますので、全て同じにして統一感を出すもよし、窓に応じて変化をつけるもよし、皆さんの好みやセンスでおしゃれな空間に仕上げることが出来ますよ。
百均で販売されているカーテンも、カフェカーテンのような目隠し用の小さなサイズから、腰窓に使えるレースカーテンまで、その種類も豊富。事前に窓のサイズをメモしてから、間違えないように買いましょうね。
基本的に100円(税抜)で買えるものばかりなので、季節に応じて柄を変えていくことも出来ますね。その時期にしか売っていない柄があるかもしれませんので、気になる色柄や小物があれば是非試してみましょう。
カフェカーテンは窓のみならず、三段ボックスなどの目隠しにも使えます。シンプルなキッチン・収納家具に棒をつけて布を吊るすだけで、よりカラフルでおしゃれなものに見せることが出来ますよ。
カーテンなので、急な来客にも閉めるだけで対応出来るのも嬉しいですね。壁に穴をあける必要もないので、賃貸住宅でも気兼ねなく設置出来ますよ。
手元の布を組み合わせて間仕切りカーテンに
柄が大きな布を複数種類用意して、パッチワークのようにつなぎ合わせ、上に金具をつけると、エスニック風の大胆な手作りカーテンに早変わり。
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日本だと風呂敷をつなぎ合わせて、間仕切りのカーテンにするのも面白いかもしれません。自宅にあって使わない色々な種類の布を活用して、自分だけのオリジナルカーテンを作りましょう。
布カーテンとクリップをくみあわせておしゃれに一工夫
出窓などに1枚布でカーテンにする場合、ただ布を垂らしているだけだと面白味がありませんし、光も入りにくくなりますよね。
そんな時はこのように、布の中央部分をたくし上げて、大きめのクリップで止めてみましょう。
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風や光を入れることも出来ますし、窓のアクセントにもなります。小窓にこそ有効なアレンジだと思いますので、色々な窓で試してみてくださいね。
布じゃないカーテンもかわいい!!
日本に昔からある「のれん」のような、カラフルなビースカーテンです。これからの季節、涼しさを演出するのにもぴったりですね。
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作り方は自分でビーズを選んでテグスに通したものを吊るすだけ。自分で色やその並びを決めることが出来るので、部屋の雰囲気やインテリアに合わせてカスタマイズ出来るのも大きな魅力です。
水回りの仕切りも布カーテンで鮮やかに
賃貸住宅などで浴室と洗面所が繋がっている場合は、こんなカラフルなカーテンで仕切ると、水回りがパッと明るくなりますよね。
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水回りは色味がシンプルなことが多いので、これくらい鮮やかなパッチワークのカーテンはおしゃれに見えますよね。洗濯機やランドリー周辺を見せなくする間仕切りのカーテンにもおすすめです。
カーテンに飾りをつけてオリジナリティを出そう
窓の位置や布の大きさによっては、自分らしい飾りをつけることで、よりオリジナリティを出すことが出来ますよ。
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部屋の雰囲気にあった装飾を施すだけで、世界にたった1つ、その部屋、その場所に適したカーテンに仕上げることが出来ます。布の下部にレースを付けるだけでも雰囲気が変わりますので、諦めずにチャレンジしてみてくださいね。
布からカーテンを作る際の注意点は?
では実際に布からカーテンを手作りする際は、どんな点に気をつければ良いのでしょうか。
カーテンは窓のサイズにあわせて布を裁断する必要がありますが、単純に窓ピッタリに切ればいいわけではありません。縫い代も計算して、少し大きめの布を用意する必要があります。
例えば、2センチのところで折って縫い付ける場合は、窓の大きさ+4センチ必要になりますね。これが上下ともなると、窓の大きさ+8センチ、ということになります。
また、腰窓用のカーテンの場合は、窓よりも下にカーテンが出ることも多いので、更に縦を長くした方が見栄えがいいかもしれませんね。ここはもう好みになりますので、窓の位置や皆さんのセンスで決めていいと思います。
カーテンに使う布は実物を触って確認しよう
カーテンに使う布をインターネットで購入する人も多いかと思いますが、質感や光の透け感などは、自分の目で見てみないと分かりません。
柄が気に入った場合でも生地が薄いと、光を通しすぎてしまうかも。そんな時は裏地をつけて対応しましょう。
購入する時は、必要な長さに少し余裕をもたせたサイズを購入します。特に小さな窓の場合は、柄がちゃんと見えるかどうかも含めて、完成したイメージを思い浮かべてから、布を選ぶようにしましょうね。
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布カーテンを縫う時のポイントは?
カーテンを縫う時は、上下左右をそれぞれ縫います。折ってアイロンを掛けて折り目をつけてから、直線を一気に縫いましょう。ミシンを使うのがおすすめです。
まず左右を塗ってから上下を縫います。直線に縫うだけですが、慣れていないとガタガタになってしまうので、ゆっくり確実に縫い合わせていきましょう。
特に両開きのカーテンを作る場合は、2枚作る必要がありますが、出来上がりの長さが違っているとちぐはぐな印象になってしまいます。多少の違いであれば取り付けの際にカーテンフックのアジャスターで調整出来ますよ。
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カフェカーテンなら布を手縫いでも作れる!!
ある程度の大きさの窓のカーテンはミシンを使ったほうが時短になりますが、出窓や戸棚を隠すためのカフェカーテンは、簡単に手作りをすることが出来ます。
百均で売っている布やレースを組み合わせて、自分だけのおしゃれなカーテンを手作りしてみましょう。
作り方は簡単。窓の大きさに合わせて切って、周囲を縫って突っ張り棒に通すだけです。通し穴を作れない人は、カーテン用のクリップをつけるだけでもカーテンになりますよ。
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カーテンを手作りしてオリジナリティを出そう
カーテンの手作り、と聞くと、ハードルが高いと感じるかもしれませんが、縫い物が出来なくても、既成品の布をカーテンにアレンジするのは簡単です。
クリップを使ったり、布ではなくてカラフルなストーンを使ってみたり、と、色々な方法で自分らしいカーテンを作ることが出来ます。部屋の雰囲気に応じたカーテンを作れば、既成品を使うよりも、部屋の中に統一感を出すことが出来ますよ。
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既成品のカーテンでは物足りない、もっとおしゃれに部屋をアレンジしたいという人は、是非一度、カーテン作りに挑戦してみてくださいね。