パーマをかけたらアイロン使っても大丈夫なの?
髪にパーマをかけて、綺麗なウェーブを作っておしゃれなどにもより映えるような髪型にできた時はすごくうれしいですよね。けれど、そうしたパーマをかけても寝癖が付いてしまっていたり、アレンジをしたりと髪を弄らなければならないことはかなり多くあります。
けれど、寝癖の改善やアレンジのためのセットのためにパーマをかけていてもその上からアイロンをかけなけて伸ばすこともあります。そうするとせっかく綺麗にかけているパーマがとれるのではないか、と非常に不安になりますよね。セットの時にアイロンをかけてもパーマはとれないか、セットはどんなふうに作ればいいのか、おすすめの方法などについてを今回は紹介していきます。
パーマをかけてからアイロンをかけるのは実際どうなの?
実際のところ、パーマをかけてからアイロンを使うというのは大丈夫なのでしょうか?調べてみたところ、意外と大丈夫であるということが分かります。ストレートのコテなどではない限り、パーマをかけた状態では特に問題が無いので、そのまま使っても大丈夫だと言われています。
ダメージ的にもパーマをかけていない髪に対してコテやアイロンを使うのと同じくらいのダメージになりますので、寝癖やセットのために使ってもパーマがとれるということも無いようです。縮毛矯正などをかけてストレートの状態の髪に対して、カールさせるアイロンなどを使っても大丈夫ではありますが、多少とれやすくなる可能性がありますのでその点は注意しましょう。
パーマにアイロンを使っても大丈夫というけれど、取れてしまった時は何が原因?
綺麗にパーマをかけて、それからどんなアレンジをしていこうか、という時にあっさりとパーマがとれるという人も実は多くいます。その原因はいくつかありますが、良くあるのが櫛や毛先を切るといったものです。パーマをかけてから目の細い櫛を使うと、伸ばす力が強いため、まっすぐの状態に伸ばすことにつながります。結果、せっかくパーマをかけたのに短期間でとれる原因になってしまうのです。
そしてもう一つの多い原因の一つである毛先を切るというものは、髪を整えてもちょっと毛先を切ろうかなというようなときに切ってしまうことで引き起こされます。パーマというのは毛先からくるくると巻いて作っているわけですから、毛先を切るということは最もパーマが強い部分を切ってしまうということです。そのため、取れやすくなりますし、下手をすると短期間でとれる原因となってしまうのです。
パーマをかけてアイロンをかける前にとれる時は何が原因?
しかし、それでも他に原因も見当たらずにパーマがとれてしまうという時には、実はあなたの髪にかかったパーマが弱かったということも考えられます。こうしたパーマがすぐにとれるというトラブルが多いのは、パーマをかけるのが初めてと言う人などです。弱すぎる場合、翌日起きてみたらまっすぐの状態になっていたという時もよくあります。
そんな時には自分で判断することができませんので、美容院に連絡をして「少し見てもらえないか」と聞いてみると良いでしょう。そう聞いてみると美容師さん側もあ、弱すぎてかかってなかったのかな、と思ってきちんと見てくれるはずです。
パーマ後のアイロンでのセットの作り方 1.アイロンの温度に気を付ける
パーマをかけた後にアイロンを使うとなると、気を付けておかなければならないのが髪へのダメージです。パーマをかけた後というのは非常に髪にダメージが溜まっていますので、アイロンを使うとよりダメージが蓄積されてしまいます。特に気を付けておかなければならないのが乾燥で、最悪の場合は乾燥がひどすぎてチリチリとした髪になってしまう可能性もあるでしょう。
そのため、アイロンを使ってセットを作る時にはアイロンの温度は常に150度から170度に整えておくのがおすすめです。高温と違い、髪に対してのダメージもある程度抑えられますので髪の根元からゆっくりと滑らせるようにアイロンを使ってセットしましょう。パーマが取れやすい人はなるべくアイロンを使う回数を減らして、取れにくい状態を保つのがおすすめです。
パーマ後のアイロンでのセットの作り方 2.ワンカールなどではストレートアイロンを使う
パーマをかけてから、髪をセットしようと思った時に意外と悩むのがワンカールを作る時の作り方です。ワンカールは程よくくるりと毛先が内側を向いていて、柔らかな雰囲気と顔に少し丸みを帯びるのでとても可愛いヘアスタイルに仕上がってくれるのですが、巻き髪を作るアイロンなどだと巻きすぎてしまうなどの問題も多いです。
そんな時に活用するのが実はストレートアイロンです。ストレートアイロンは癖のある髪を伸ばすようにしてまっすぐの状態に整えるものでもありますが、内側に向けて少し巻くように伸ばして使うと綺麗なワンカールになります。またストレートアイロン自体が毛先の方だけしか使いませんから、ダメージも抑えられておすすめです。
パーマ後のアイロンでのセットの作り方 3.濡れた髪にアイロンを使わない
髪をセットする時、髪を濡らしてセットする人も実は多くいます。ミスト系の寝癖直しやスタイリング剤などもあるように、髪を濡らすというのはかなり有効なセットの作り方の一つでもあります。しかし、アイロンでセットを作るという場合には、これが全く違い逆効果になるようになるのです。
水で濡らすと髪を伸ばすのが楽になることもあるでしょうが、アイロンを使うと一気に水蒸気となって蒸発してしまいます。このような水蒸気となって蒸発する場合、髪の内部にある水分も一緒に蒸発してしまうと共に、熱ダメージが髪に襲い掛かるのです。髪をセットしていくのであれば、乾いた髪でアイロンを使わなければダメージを蓄積させた髪になり、後悔します。
パーマの後のアイロンでのセットの作り方 4.ダメージケアを徹底しておく
こちらは少し違い、ちょっとした注意にもなるのですがアイロンを使うだけでなく、パーマをかけているのであれば気を付けておきたいのがダメージケアです。アイロンを使うということはパーマとは別のダメージ源が増えるという事です。ダメージ減に違いがあれど、ダメージはダメージです。蓄積されていくことで髪はバサバサになり、セットを作る時にも大きく影響してきます。
綺麗なセットの作り方の前提条件は、しっかりとケアされているまとまりのある髪であることです。パーマやアイロンを使ってダメージが蓄積している髪は、その分ヘアケアでダメージを改善してあげなければなりません。綺麗にセットを作るためにも、洗い流さないトリートメントなどを使って、ダメージの少ない綺麗な髪を目指しましょう。
パーマと違い、アイロンだからこそできるセットをしてみよう
アイロンはパーマと違い、色んな髪へのアプローチを楽しむことができます。伸ばすことでストレートにもできますし、くるりとカールさせればパーマを長持ちさせることもできます。その分ダメージも蓄積されてしまいますが、ダメージケアをきちんとしていれば綺麗な髪のままヘアアレンジも楽しめます。ヘアアイロンでパーマと違い、自分で作るヘアスタイルをセットしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
パーマでアイロンを使っても良いか、というのは期間によって違いも出てきます。パーマ直後はおすすめできませんが、1週間ほど置いておけば後はストレートアイロンで伸ばすのも大丈夫になります。安定期を超えれば伸ばしてワンカールでも、ストレートでも大丈夫ですので、実はヘアセットにもおすすめだったりします。ぜひ、色んなセットに挑戦してみてください。