『湾岸ミッドナイト』とは?
『湾岸ミッドナイト』は漫画家の楠みちはる先生が描く漫画です。『湾岸ミッドナイト』は小学館の『ビックコミックスピリッツ』や講談社の『週刊少年マガジン』にて1990年から連載がスタートしました。その後シリーズ化し、現在は第4作『首都高SPL』が講談社の発行する『月刊ヤングマガジン』にて2016年から連載中です。
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『湾岸ミッドナイト』のアニメが放送されたのは2007年6月〜2008年9月になります。『湾岸ミッドナイト』には数多くの車が登場しレースの展開は魅力の1つですが、他にも登場人物の心境が事細かに描かれているのも魅力です。『湾岸ミッドナイト』はアーケードゲームなどでゲーム化されており、中学生や高校生を中心に人気のあるゲームとなっています。
【湾岸ミッドナイト】朝倉アキオの名言
『湾岸ミッドナイト』の名言1つ目は主人公である朝倉アキオ(あさくらあきお)の「たとえ悪魔でもオレはコイツがいいただそれだけだ」という名言です。朝倉アキオが乗るフェアレディS30Zは通称「悪魔のZ」と呼ばれる最速のクルマになります。朝倉アキオと悪魔のZの出会いは解体所でした。朝倉アキオは悪魔のZを一目見て惹かれ、自身がこれまで運転していた車を売り払ってまで乗ります。
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ただ、この悪魔のZは最速のクルマなだけあって数々の事故を起こし乗りこなせるドライバーはいませんでした。朝倉アキオはそんな走るためだけに生まれてきた悪魔のZを何があっても走らせようとする芯の強い名言です。朝倉アキオの名言はこの他にも作中で数多くあります。
【湾岸ミッドナイト】島達也の名言
『湾岸ミッドナイト』名言2つ目はライバル島達也(しまたつや)の「撃墜させてもらおう走り続けてきた経験とプライドにかけて」という名言です。島達也というキャラクターは「湾岸の帝王」や「ブラック・バード」などの異名をもちます。島達也はこれまでに数多くの車を運転しては改造したりするなど車に関しての知識やドライビング経験が豊富です。
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島達也は基本的に生活費以外のお金はほとんど車につぎ込んでおり、島達也にとって車は自身そのものです。かつてアキオが登場するまで湾岸エリアを10年間トップとして走ってきた走り屋でした。この名言にはそんな島達也自身のこれまでの経験とプライドをかけてまで悪魔のZを倒すことは価値のあるものだというのです。島達也の名言はこの他にも作中で数多くの名言があります。
【湾岸ミッドナイト】北見淳の名言
『湾岸ミッドナイト』名言3つ目は北見淳(きたみじゅん)の「それを得るために何を失うのか…選ぶのはいつだって自分自身だ 気付かなかったなんて通用しない」という名言です。かつて悪魔のZを作り上げたチューナーで走り屋でもありました。しかし、チューナーとして北見が作り上げる車を乗りこなす人物はおらず、会社は潰れ家族は去っています。
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北見の名言は過去に多くのことを経験した北見だからこそ重みのある名言です。何かを得るためには犠牲が付きものですが、その犠牲となるものに気づくことができるかが重要になります。北見が言うように気づかなかったというのは言い訳に過ぎず、後戻りなどはできません。北見の名言はこの他にも作中で数多くの名言があります。
【湾岸ミッドナイト】秋川レイナの名言
『湾岸ミッドナイト』の名言4つ目は秋川レイナ(あきかわれいな)の「おもう気持ちに古いも新しいもないでしょ絶対に」という名言です。秋川レイナは『湾岸ミッドナイト』に登場するヒロインで悪魔のZに惹かれた人物でもあります。主人公の朝倉アキオ以外で最も悪魔のZに乗った人物でアキオにもそのドライビング技術は認められました。
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秋川レイナのこの名言は自身がアキオに恋する気持ちに通じるものがあります。長いことアキオに恋して想いを伝えられずにいますが、その気持ちに新しいも古いも関係なく好きなのには変わりありません。
【湾岸ミッドナイト】黒木隆之の名言
『湾岸ミッドナイト』の名言5つ目は黒木孝之(くろきたかゆき)の「もう仲間じゃないですから きっちり撃墜しますヨ」という名言です。黒木隆之は「スピードファクトリーFLAT RACING」の代表を務めており、かつてチューナー集団「R200CLUB」のメンバーでした。黒木隆之はGT-Rのスペシャリストで、スカイラインGT-Rを愛用しています。
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黒木隆之はかつて所属した「R200CLUB」のメンバーが夜逃やくだらない言い訳に失望し脱退しました。黒木隆之のこの名言はかつての仲間との決別を意味するものとなっています。黒木もまたGT-Rのスペシャリストなだけあって悪魔のZには全身全霊のスカイラインGT-Rで勝負です。
【湾岸ミッドナイト】高木優一の名言
『湾岸ミッドナイト』の名言6つ目は高木優一(たかぎゆういち)の「見返りを求めたら大事なコトは手に入らない」という名言です。高木優一は板金修理工場「ボディショップSUNDAY」社長を務めている人物で車のボディに関しては天才的な技術をもちます。車のことがとにかく好きということもあって、同じく悪魔のZに拘りをもつアキオの情熱には高木優一でも勝てません。
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高木優一のこの名言はビジネスの考え方とは違います。ビジネスの場合は利益を最優先に考えますが、経営者でもある高木優一は利益を無視して無償でアキオに技術を提供しているのは何故でしょうか?それはアキオが見返りを求めていないのに対して高木優一も見返りを求めないことで、同じ車好きになにか通じるものがあるのかもしれません。
【湾岸ミッドナイト】山本和彦の名言
『湾岸ミッドナイト』の名言7つ目は山本和彦(やまもとかずひこ)の「知るほどにわかるポルシェはどこまでも別格だ」という名言です。山本和彦は「山本自動車(YMスピード)」の代表を務めており、「地獄のチューナー」としての異名をもちます。山本は暴走行為を繰り返すような人物のチューニングを断ってきたが、悪魔のZに惹かれ人生を変えられた1人です。
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山本和彦の名言はあらゆる車を知っている山本だからこそポルシェが他のクルマと比べても別格な存在だと言い切れるのです。ターボを初めて制御できたのがポルシェでポルシェに搭載されている技術を真似て他の車は伸びました。山本は心の中ではGT-Rが世界一と思いたいところだが、実際はポルシェが世界一だと認めざるをえないのです。
【湾岸ミッドナイト】城島洸一の名言
『湾岸ミッドナイト』の名言8つ目は城島洸一(きじまこういち)の「一方的な思い込みじゃあ会話は成り立たない」という名言です。城島洸一は自動車評論家でかつては「ビッグマウスの一発屋」と呼ばれていました。この名言は自動車評論家らしい城島洸一ならではの名言で、ドライビングは技術的なものもあるかもしれませんが重要なのはそこじゃないというのです。
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城島洸一はドライビングにおいて重要なのは車という機械との会話が重要だと言うのです。この名言は人間に置き換えることもでき、人間同士で会話するのに一方的な思い込みだけでは会話が成立せず相手のことは分かりません。車でのいいドライビングをするためには車との感触が重要なのです。
【湾岸ミッドナイト】名言まとめ
『湾岸ミッドナイト』の名言についてまとめました。ここで紹介したキャラクターの名言以外にも作中では数多くの名言が登場しています。『湾岸ミッドナイト』ではレース展開以外にここで紹介したような名言も魅力の1つです。『湾岸ミッドナイト』の名言に興味のある方や見たことない方は是非『湾岸ミッドナイト』のアニメや漫画を見てみてはいかがでしょうか。
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