1.WiFiハッキングの手口とは?
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WiFiを使ってハッキングするのに必要な時間は一分半?
ネットセキュリティーのプロがテレビ番組で出演者のスマホを乗っ取るという企画。その間スマホはWiFiに接続してネットを見ているだけだというのに乗っ取るのにかかった時間は1分28秒。専門の人にかかればWiFiに接続された一つのスマホを乗っ取ることなんて簡単なことなのです。
どのようにしてスマホを乗っ取ったのか?
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それはスマホのWiFi自動接続機能を使ったものでした。この機能は近くにある最も電波の強いWiFiにつながるということで、スマホから近い場所で強力な電波を発するパソコンに繋がったということなのです。
そうすることで検索画面と似たサイトを表示することができて画面のどこを押しても任意のアプリをインストールさせることができるそうです。さらに一度乗っ取ってしまえばインターネットに接続している環境であればいつでもどこからでも遠隔操作ができるのだそうです。
また、スマホをなくしたときに遠隔操作を行うための認証された世紀のアプリを使ってもハッキングをすることは可能なのだそうです。
2.WiFiをハッキングされるとどうなるのか?
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ハッキングされることによってどんな被害に遭うのかというと電話帳や画像などの内部データを撮られたり、位置情報で自宅の位置が丸わかりになり、マイクを使って盗聴することも可能です。また、カメラの機能を使ってユーザーの顔を撮影することだってできてしまうのです。
さらにはスマホのアプリやパソコンのツールを使って銀行口座にアクセスすると口座番号や暗証番号が外部に漏れてしまうこともあるのです。
3.実はフリーWiFiは危険?
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カフェなどの飲食店や、ショッピングセンターなどには必ずと言っていいほど誰でも使うことのできるフリーWiFiが設置されています。iPhoneでゲームをしたり、windowsPCで仕事をしたり、様々なことに使えるとても便利なものですが、そんなフリーWiFiは誰でも利用することができるようパスワードはほとんどの場合設定されていません。これを利用してハッカーは繁華街などでフリーWiFiを提供している店と同じような名前のWiFiを飛ばすことで紛れ込ませ何も知らずに接続したユーザーのスマホやPCをハッキングしようとしているのです。
4.ハッキングを防ぐにはどうすればいいのか?
パスワードの桁数を増やす
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スマホのパスワードは大抵の場合4桁に設定されています。これをできるだけ長くすることがハッキングの予防になります。また誕生日などの推測されやすい番号や0か1から始まるパスワードは避けるのが無難でしょう。
スマホに個人情報を入れない
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スマホやパソコン(windows、mac)には自分の住所などの個人情報を入れる部分が幾つかあります。しかしそういったところに個人情報を入力しないことがハッキングに対する予防になるのです。
セキュリティーソフトを導入
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windowsやmacなどのPCにセキュリティーソフトを入れるのは常識ですが、最近ではスマホへのセキュリティーアプリもあります。1つのソフトでwindowsPC、mac、スマホの複数の端末に利用できるものもあるのでセキュリティーソフトは入れるほうが安全です。
また、無料のセキュリティーソフトもありますが有料のものがおすすめです。有料のものは無料のものに比べてアップデートが多く常に最新のウイルスなどに対応できるようになっているからです。有料の中でもNortonとEASTの2種類が人気で多く利用されています。
5.ハッキングされているか調べる方法は?
見知らぬアプリが入っていないか確かめる
スマホやPC(windows、mac)がハッキングされていないか調べる最も簡単な方法はインストールした覚えのない見知らぬアプリが無いか確認するということです。この方法はアプリを頻繁にインストールする人にとっては大変かもしれませんが、見覚えのないアプリがインストールされていないか定期的に調べることが早期発見や予防につながります。
6.もしハッキングされてしまったと感じたら
端末をWiFiや4Gから切断しオフラインにする
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ハッカーたちはインターネット上からスマホやパソコン(windows、mac)をハッキングします。そのためインターネットから切り離す。つまりオフラインの状態にすることのよってハッカーたちはそのパソコン上では身動きの取れない状態になり被害を最小限に収めることができます。インターネットの回線だけでなく、BluetoothやNFCなども切断したほうが良いでしょう。なのでもし、ハッキングされたと感じたらまず端末をオフラインにしましょう。
端末に触らない
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端末をオフラインにしたあとは端末に触らないようにしてください。触らないことで証拠がそのまま残り、ハッキングした方法や、時間などがわかり運がいいと犯人までわかってしまいます。そのため、端末には触らずにまずは落ち着いてください。
記録する
次に記録するということです。ここではメモツールや、エバーノートなどの記録ツールは使わずに紙とペンを使いましょう。ハッキングの被害にあったことによるショックは少なからずあります。無理に電子機器に触れる必要はありません。また、インターネットを使用する機器はWiFiを経由してハッキングされていたりとあまり安産な状態ではないことは確かです。そのため紙とペンを使って覚えていることをできる限り細かく書いてください。
何をメモすればいいのか?
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何をメモすればいいのでしょうか?例えば、インストールした覚えのないアプリやソフトがあるか、使った覚えのないツールが開いていたことがあるかなどです。また、ハッキングされた日時もとても大切なので必ず書いておきましょう。その情報が犯人を見つけることにも役立ちますし、今後の対策にもつながります。
7.まとめ
今回はハッキングされないようにするための対策、ハッキングされたらどうするかということについて紹介しました。少しは参考になったでしょうか?ハッキングに対する知識を深めて安全なインターネット生活を送ってください。