日焼け止めというと全身UVケアを目的として使用しますが、顔と体の肌質は異なるため、全身タイプを使って肌荒れを起こしてしまう人もいます。そこでおすすめなのが、顔用日焼け止めです。ここでは、冬の日焼け止めの必要性や選び方・タイプ別顔用日焼け止め人気商品を紹介しましょう。
紫外線を浴びすぎてしまうと、ヒリヒリとした痛みが出て、皮膚が赤くなって水ぶくれや皮が剥げてしまうことがあります。そのまま放置すると皮膚が黒くなってしまうので、適したケアが必要でしょう。
若いころに海やプールでガンガンに肌を焼いてしまうと、30代・40代になってシミやシワ・そばかすが増える原因になります。肌細胞のダメージによって皮膚がんを誘発することもあるので注意が必要です。
日焼け止めの落とし方は?クレンジング不要のおすすめ4選!
肌の露出が多くなる季節に日焼け止めは必需品です。しかしきちんと落とさないと肌トラブルの原因になります。日焼け止めの正しい落とし方とクレンジング不要のおすすめ日焼け止めをご紹介していくので、ぜひクレンジング不要の日焼け止め選びの参考にしてみてくださいね!
冬場は夏の紫外線量ほどないものの、一年を通してUVAの変動はありません。そのため、季節に関係なく、UVケアが必要でしょう。特に敏感肌の人は、曇りの日でも万全の紫外線対策がおすすめです。
冬の紫外線量は少なくて、肌への負担も軽減されると思われがちですが、シミの原因であるUV-A波はガラスも通過させてしまうので、室内にいても紫外線対策が必要になります。
一年を通じて、屋外・室内ともに紫外線は降り注がれるので、普段から紫外線ケアは必要です。敏感肌への負担を軽減するために、SPF値10・PA+を目安に選びましょう。
休日や連休などを利用して、屋外レジャーを楽しむ場合、SPF20~30・PA++を目安にしましょう。また、スポーツで汗などをかくので、ウォータープルーフタイプがおすすめです。
顔は体の中でももっとも敏感な部分なので、ちょっとした刺激でもすぐに肌荒れを起こしやすくなります。そのため、顔用タイプは刺激の弱い、冬の敏感肌でも保湿ケアができるタイプが多いです。
最近、顔・体両方が使えるタイプが増えてきました。冬でも薄い生地であれば服を通過して肌内部に入りこんでしまう紫外線を手軽に防ぐために、両用タイプは男女とも人気が高くなっています。
日々の生活に合わせてSPF・PA値を選ぶことが、失敗しない日焼け止め選びの基本です。日常生活であれば10~20、散歩程度は20~30、室外でのスポーツやマリンスポーツなどは紫外線レベルも高くなるので、40以上を目安に選びましょう。
紫外線吸収剤配合タイプはSPF・PAが高く、夏のレジャーをはじめ、冬の屋外でもおすすめです。一方、紫外線散乱剤は紫外線吸収剤より刺激が少なく、肌にやさしく作用します。日常生活で使う場合紫外線散乱剤、屋外レジャーの場合紫外線吸収剤を選びましょう。
冬の乾燥時期は、肌も乾きやすいので、潤い成分配合の化粧下地機能があれば便利です。顔用日焼け止めに多いタイプですが、日焼け止め機能だけでいいという場合、SPF・PA値の高い顔・体両方対応タイプがおすすめでしょう。
日焼け止めを落とすには、石けんやクレンジング剤が必要ですが、肌への負担を考慮してできるだけクレンジングオフタイプを選ぶようにしましょう。とくに敏感肌の人は肌荒れの原因になるので、ゴシゴシ洗わない、サッとお湯で落とせるタイプを選んでください。
日常生活の中で使う場合、ある程度紫外線効果は期待したいけれども、敏感肌への負担も軽減したいと思っている人も多いはずです。毎日のことだから肌荒れにならないように、SPF10~30程度が理想でしょう。
運動会やレジャーでは、冬の季節でも紫外線量は屋内に比べるとかなり高くなっています。外にいる時間が長いほど紫外線を浴びる量も増えるので、SPF30~50程度の日焼け止めを選びましょう。ただし、肌への負担が高くなるので、長時間の使用は抑えるようにしてください。
赤ちゃんは敏感肌なので、ちょっとした刺激に対して、すぐに肌荒れを起こしやすいのです。冬の乾燥しやすい季節でも安心して使える、チャイルド用日焼け止めを選びましょう。
化粧下地・日焼け止め・ファンデーションを塗ると、厚塗りになってベタベタしたり、なじまずにムラができて変なメイクになりかねません。そのような場合、メイクが崩れないようにUVカットコスメがおすすめです。化粧下地としてサッと塗るだけでしっかりUVケアができます。
日焼け止めは塗るタイプだけでなく、飲むサプリメントタイプもあります。体の外側と内側のダブルケアで、徹底したUVケアができるので、冬の季節でも塗る日焼け止め・飲む日焼け止めで徹底ケアを目指してください。
適量の日焼け止めを手のひらに乗せて、頬2か所・おでこ2か所・鼻1か所の計5か所におき、内側から外側に向かって伸ばします。首筋・耳・襟足も忘れず行い、クリームが足りない場合は足してください。
去年使った日焼け止めを捨てるのはもったいないと思って、使ってしまう人もいるでしょう。未使用で未開封であれば3年ていどはOKですが、空気に触れてしまうと肌トラブルの原因になるので、冬場など一年を通して使い切るようにしてください。
ブロック効果が高い日焼け止めを選んでも、少量ではあまり効果を得られません。塗り忘れがないように、しっかりたっぷり使うことが鉄則です。ただし、紫外線吸収剤など刺激の強い成分は敏感肌の人にとっては肌荒れの原因になるので、量を調整しながら使うようにしましょう。
室内で過ごす場合は、特に塗り直しの必要はなく、メイク直し程度でよいでしょう。一方紫外線の強い屋外では、汗をかきやすいので2~3時間を目安に塗り直してください。
一度開封してしまった日焼け止めは、空気が入ることでUVカット率が下がる可能性があります。製品などによって異なりますが、半年~1年ほどで新しい製品に替えるべきでしょう。酸化したクリームは特に敏感肌には刺激が強くなるので、ワンシーズンで使い切るようにしてください。
化粧品のように伸びがよいローションタイプは、少量で塗れるので、コスパ力につながります。ただし、汗などで流れやすいので、スポーツや海水浴ではあまり適していないかもしれません。
ローションよりも粘力があるので、落ちにくいという特徴を持っています。塗りすぎてしまうと肌がベタベタになってしまうので注意が必要でしょう。また、油分が多いのでニキビや敏感肌で悩んでいる人は避けた方がよいかもしれません。
スプレータイプは、片手で手軽に日焼け止めを塗れます。製品によっては髪にも使えるタイプもあるのでおすすめです。時間がないときにサッと一振りするだけなので簡単ですが、ムラになる可能性もあるので注意が必要でしょう。
ジェルタイプは、伸びがよくて肌になじみやすいといった特長を持っています。べたつきもないので、初心者におすすめの日焼け止めといえるでしょう。
パウダータイプの日焼け止めは、ミネラルパウダーを使っているものが多く、敏感肌など肌が弱い人にとってはやさしい日焼け止めです。もちろん、普通肌の人でも安心して使えるのでおすすめ商品になります。
内側と外側から徹底してケアしたい場合、飲む日焼け止めもおすすめです。紫外線吸収剤などの刺激で悩んでいる人は試してみる価値はあります。
引用: https://joygirl.jp/upload/save_image/05011945_536225daa2baa.jpg
SPF50+・PA++++と高UVカット率でありながら、3,500円というコスパ力にも優れた日焼け止めクリームです。1本で美容液・乳液・ファンデーション・化粧下地・カラーコントロール・毛穴カバー・コンシーラー・日焼け止めの8役をこなす優秀商品になっています。
引用: http://net.pola.co.jp/beauty/products/upimages/002/024/item151069p1.jpg
SPF50・PA++++としっかりUVカットができる顔用日焼け止めです。11,880円と価格は高いですが、赤ちゃんでも使えるので敏感肌の人でも安心して使用できます。基本の日焼け止め作用と一緒に保湿効果を高めるので美容目的としても使えるでしょう。
引用: http://www.hana-organic.jp/img/shop/uv/ph.jpg
SPF30・PA++の石けんで落とすタイプの日焼け止めです。値段は4,000円と若干高めですが、赤ちゃんでも使えるので、敏感肌で悩んでいる人も安心して使用できるでしょう。美容液・日焼け止め・化粧下地・ファンデーションの4つの機能を持った万能日焼け止めです。
引用: http://www.shiseido.co.jp/cms/onlineshop/campaign/i/ei/drevo/img/sec4_img.png
SPF30・PA++で赤ちゃんも使える日焼け止めです。石けんで軽く落とすことができる上、日焼け止め機能だけでなく化粧下地・乳液としての機能も発揮します。化粧崩れ対策ができる日焼け止めとして女性に人気の商品です。
引用: https://www.kanebo-cosmetics.co.jp/products/img/thumb/l/2056633.jpg
SPF20・PA++で、石けんで落とせるパウダータイプの日焼け止めです。サラッとした付けごこちでリピーターも多く、ホワイトクリアパウダーとしての機能も発揮します。また、保湿成分配合なので、乾燥しやすい敏感肌の人におすすめです。
引用: http://anessa.shiseido.co.jp/products/suncare/perfect_uv_sm/img/pic_main.png
SPF50+・PA++++で、汗・水に触れることで紫外線ブロック膜が強化される新しい技術を採用した日焼け止めです。肌を優しくいたわる保湿成分も配合されているので、長時間でも安心して使うことができるでしょう。
引用: https://www.kanebo-cosmetics.co.jp/products/img/thumb/l/2027879.jpg
ジェルタイプでありながら、汗や水にも強いので、プールや海などのマリンレジャーでも安心して使えます。顔だけでなくボディにも使えるため、これ1本で全身使えて経済的です。
引用: http://www.suncut-uv.com/lineup/gel/swp/images/main_p50.png
1,000円以下で購入できるコスパ力に優れたジェルタイプの日焼け止めです。SPF50+・PA++++とUVカット率も高く、ドラッグストアなどえ購入できるので、切れたときもすぐに買い替えることができて便利でしょう。
引用: http://www.lancome.jp/static/product_images/default/Y11248/b_Y11248.jpg
ファンデーションの下地として使えるメイクと相性のよい日焼け止めです。メイクをするときにサッと使えるので、忙しい人でも手軽に使えて、ロングセラーとなっています。SPF50・PA++++で、価格は5,800円(税抜)です。
引用: http://www.kao.com/jp/kao_imgs/bioresarasarauv/bsu_aquarich_essence_00_img_l.jpg
ベタベタせず、肌になじみやすい日焼け止めエッセンスです。汗や水にも強いので、ウォータースポーツにもぴったりでしょう。SPF50+・PA++++で、コスパ力にも優れています。
引用: http://kokuryudo-cosme.jp/product/privacy/images/UVfacemist.jpg
スプレータイプで直接メイクの上からかけることができるので、忙しい朝も助かります。微粒子ミストで肌が白くならず、化粧崩れを防ぐので長時間メイクも安心です。SPF50+・PA++++になっています。
引用: http://www.kao.com/jp/kao_imgs/nivea/nva_sun_watergel_00_img_l.jpg
肌に触れた瞬間、ジェルからローションに変わるちょっと変わった日焼け止めです。ヒアルロン酸配合なので保湿効果が望める上、体にも使えるのでこれ1本で紫外線予防ができます。
引用: http://www.kao.com/jp/kao_imgs/curel/crl_uvmilk_00_img_l.jpg
美白有効成分のカモミラET配合で、シミ・そばかすを防ぐ優れた日焼け止めです。SPF30・PA++で、化粧下地として使えます。
引用: http://www.shiseido.co.jp/resources/sw/products/img/20180222/SHOHIN_PL_C1_671301_pc.jpg
美容液・日焼け止め・化粧下地機能がセットになっているので、忙しい朝もこれ1本でスキンケアと紫外線カットができます。価格は3,024円(税込)で、SPF30・PA++++、潤い効果が夕方まで続く人気の美容乳液です。
いかがでしたか。顔用日焼け止めといってもいろいろなタイプがあり、季節や使う目的に応じて使い分ける必要があるでしょう。
●普段使いとレジャー使いを分けてSPF・PA値で選ぶ
これらのことを基本にしながら、顔用日焼け止めを選んでください。