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なかなか取れない黄ばみの原因は「皮脂汚れ」です。皮脂汚れが空気に触れて酸化すると黄ばみになります。黒ずみは皮脂汚れが蓄積していくとできる汚れです。
汗の種類は、実は1種類ではありません。汗を出す管状の腺(汗腺)には2種類あって、エクリン腺とアポクリン腺といいます。エクリン腺からは、サラサラの無臭の汗が出ます。成分は水と塩分で、皮膚に薄い膜を作り、皮膚を守る役割があります。
アポクリン腺からは、脂肪やタンパク質を含んだ粘り気のある汗が出ます。この汗の中には鉄分やリポフスチンという黄ばみ成分が含まれており、これらが皮脂汚れとなって衣類に付着すると、黄ばみ黒ずみになるのです。
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毎回「時短」で洗濯を行っていませんか?実は洗濯機の「洗い」や「すすぎ」の回数や時間を短縮して洗濯すると、汚れが落としきれないことがあります。しっかり汚れを落とすには、「標準コース」を選択して洗いましょう。
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皮脂汚れは酸性ですが、液体洗剤はほとんどが中性。そのため、頑固な皮脂汚れを洗い落とすのには実はあまり向いていません。皮脂汚れのついた衣類を洗うなら、アルカリ性の「粉洗剤」が向いてます。また、洗剤が少なすぎると洗浄力が落ちてしまい、多すぎると石鹸カスが残って汚れが蓄積しやすくなってしまいます。洗剤は水の量に合わせて、使用規定量を必ず守って使いましょう。
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水の量に対して洗濯物が多すぎると、洗剤や水が行き届かず、汚れが落としきれないことがあります。洗濯機には少し余裕を持って入れたほうが、汚れが落ちやすくなります。
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着用から洗濯をするまでに時間が空くと、酸化をしやすく、汚れが落ちにくくなります。週末にまとめて洗濯をしている場合でも、ワイシャツだけはできるだけ頻繁に洗濯するようにしましょう。頻繁に洗濯できない場合はクリーニングに任せるのがおすすめです。
どれか一つでも当てはまる方は改善していったほうが良いかもしれません。
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用意するものは食器用洗剤とぬるま湯(40度以上)歯ブラシもあると良いですね。食器用洗剤以外にも、化粧を落とす際に使用するクレンジングオイルや、髭用のシェービングクリームでも同様の効果があります。
汚れている部分をぬるま湯で濡らす→汚れている襟の部分に食器用洗剤(クレンジングオイル)を直接薄く塗る→手でもみ洗いする→ ぬるま湯で食器用洗剤を洗い流す→洗濯機へ
2017年11月1日(水曜日)『ガッテン!』でも放送されてました。
家庭の水洗いで「皮脂」まで落とす法
用意する物
台所用洗剤(濃縮タイプ) 大さじ1(通常タイプの場合は大さじ2)
酸素系漂白剤(粉末タイプ) 大さじ半分
水 大さじ2
洗濯洗剤 適量
(用量を守ってください)
台所用洗剤と酸素系漂白剤、水を混ぜ、軽く泡立つまでかき混ぜる。
黄ばんだ部分に、歯ブラシなどで塗り込み1分ほど置く。
(黄ばみの程度に合わせて、置いておく時間は調節してください)
洗濯洗剤を使って、通常どおりに洗濯を行う。
着るたびに通常の洗濯をしていれば、この方法は3ヶ月に1回程度、もしくは衣替えの前に行えばOK!
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洗濯石鹸としては一番有名なのがウタマロ石鹸。黄ばみもしっかり落としてくれます。その他、泥汚れや化粧品の汚れも綺麗に落としてくれるので、あると重宝します。
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台所用洗剤やクレンジングオイル、漂白剤だけで取れない汚れもあります。そんな時は重曹と組み合わせて使うと綺麗に落ちます。重曹を使う場合は、酸素系の液体漂白剤と一緒に使います。(漂白剤2、重層1の割合で混ぜ合わせておきます)ワイシャツの襟や袖口を濡らし、使い古しの歯ブラシに重曹と漂白剤を混ぜたものを塗ります。塗ったところにすぐに、アイロンのスチームかドライヤーの熱を当てます。軽く水洗いをしてから、普通に洗濯機で洗うと綺麗になります。
重曹と漂白剤を使う方法で気を付けなければいけないのは、必ず酸素系を使うことです!
重曹はネットショッピングはもちろん、100円均一でも売ってます。台所まわりの取れない汚れも綺麗にしてくれるので1つはおうちに置いておきたい便利グッツです。重曹は油を落とすのに優れた特徴があります。
「油脂をある程度乳化することができる」「タンパク質をある程度分解することができる」。これが洗浄剤としてのアルカリ剤が得意なことです。
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ワイシャツに使える漂白剤の表示絵柄を確認してみてください。漂白剤は2種類(塩素系漂白剤・酸素系漂白剤)あるので、お持ちのワイシャツに合った漂白剤を選んでください。酸素系漂白剤はこびりついた皮脂汚れを強力に分解して落とす力があります。素材にもやさしいので、繰り返し使っても傷む心配はありません。
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「自宅で洗濯する時間がない。」「汚れが取れない。」という方はプのクリーニングへ。生地を傷めるという心配はありません。自分ではケアしきれない場合や、どのようにケアすればよいのか分からないという方はプロに任せましょう。
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宅配クリーニングって知ってますか?洗濯物をまとめてクリーニング業者に発送するだけで後日おうちにクリーニングされた服達が送られてくるサービスです。仕事が遅くてクリーニング屋に行けない方や、量が多くて運ぶのが大変な方にはとっても便利なサービスです。
引用: https://www.johnsonsbaby.jp/
実はベビーパウダーは汗や皮脂を吸収する力があります。襟部分にあらかじめかけておくと、襟汚れをある程度防止してくれる便利アイテム。お洗濯後、乾かした後に襟の内側にベビーパウダーを薄くつけておくと、ベビーパウダーが皮脂を吸い取ってくれるので次のお洗濯時は楽にきれいに落とせます。薄く付けるのがポイントです。
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衣服の表面にバリヤーを張り、皮脂汚れが直接衣服に付くのを防ぎます。肌が弱い方はかぶれてしまうかもしれないので、ベビーパウダーがおすすめです。
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襟にあらかじめ貼っておく汚れ防止用のテープがあり、簡単に汚れから守ってくれます。
シャツの黄ばみを落とすには「食用洗剤」「重曹」「固形石鹸」「漂白剤」で落とすことが出来る。ベビーパウダーやテープを使用すると黄ばみ防止に効果的。