ホワイトニングテープとは?
歯をより白くするために行うホワイトニング用アイテムの一つです。アメリカではドラックストアで手軽に購入できて効果も高いので、とても人気でおすすめの商品ですが、過酸化水素が使われているため、日本では薬事法の関係で一般の販売はできません。
引用: http://ecx.images-amazon.com/images/I/41o8Q8FZigL.01_SL400_.jpg
フィギュアスケートの村上大介選手がホワイトニングテープを使っているとテレビ番組で発言したことで、日本でも注目されるようになりましたが、入手方法はamazonや楽天、また外国のサイトでのネット販売が主となっています。
過酸化水素は、日本でも歯科医院でのホワイトニングに使われているもので、必ずしも人体に害を及ぼすものというわけではありません。効果が高い分のメリットデメリットをよく理解して、上手な使い方を学んんだうえでホワイトニングテープを使うことをおすすめします。
ホワイトニングの種類
ホームホワイトニング
引用: http://www.akasaka-whitening.com/media/images/service/office_white/office_mouthpiece.jpg
歯科医院で自分に合ったマウスピースを用意し、過酸化尿素などが配合された専用の薬剤をマウスピースに塗って装着をすることで、歯を白くホワイトニング方法です。歯科医院に通わなくても、家でできるため、気軽にできます。
価格は3万円以内が相場です。
オフィスホワイトニング
引用: https://www.instagram.com/p/B5U-pLeJsCm/
歯科医院で行うホワイトニングです。濃度の高い過酸化水素を使い、ライトを当てて歯を漂白します。効果が高く、早く白くなります。
価格は5万円以内が相場です。
セルフホワイトニング
市販のホワイトニング用アイテムを使用して、自宅で行うホワイトニングです。日本ではホワイトニング用の歯磨き粉や、歯用の消しゴム、ホワイトニングペンなど、さまざまなアイテムが販売されていますが、ホームホワイトニングやオフィスホワイトニングより効果が緩やかです。
海外で人気のホワイトニングテープ
セルフホワイトニングで人気の高いホワイトニングテープは、漂白効果の高さと、即効性が人気の理由となっています。使用にはコツがいりますが、コツさえつかめば自宅でホワイトニングが手軽にできるため、日本でも今注目されはじめています。
効果は一番長いもので12か月ほど、保持されるそうです。これはホームホワイトニングと同じ効果機関となっています。
【ホワイトニングテープ】効果のしくみ
過酸化水素という漂白効果のある成分を、薄いフィルム状のテープを使って直接歯の表面につけることによって、表面の色素を漂白して浮かせることで歯を白くします。
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過酸化水素の濃度によって効果を調整できます。効果の高い反面、何度か練習を重ねて使い方のコツをつかまないと、色むらの原因になるので注意が必要です。
ホワイトニングテープのデメリット
ホワイトニングテープは即効性があって効果の高い反面、日本では認可されていない成分が使われているため販売ができません。ネットで海外の物を並行輸入するなどの方法で購入する必要があります。手軽にホワイトニングのできる商品ですが、日本人にとっては入手が大変です。
そして、並行輸入した商品で万が一何か問題があったとしても、個人輸入は自己責任という扱いになってしまって保証がききません。また、問題がおこって専門機関に通う際も、保険適用外の扱いになるため、問題が怒った際は逆に高くなってしまいます。
体調の悪い方、アレルギーの方、妊婦の方、授乳中の方、無カタラーゼ症の方などは、使用を控えたほうがいいでしょう。
ホワイトニングテープの使い方
手軽に使えると人気のホワイトニングテープですが、効果が高い分使い方にはコツがいります。日本では劇薬指定されている成分が含まれているため、しっかりと使い方を把握してから使いましょう。
下の動画では、ホワイトニングテープの使い方をわかりやすく説明してくれています。ぜひ一度みて参考にしてください。
つづいて、下の動画では使ってみた感想や、注意事項、コツなどを、とても分かりやすく説明してくれています。こちらもぜひ見てください。
【使い方①】下準備。口をゆすぐ・歯を磨く
まずは下準備をします。一般的に口でゆすぐだけの方法が推奨されています。効果を早く感じたい場合は、歯磨き粉を使わず水のみで歯磨きをすると、薬の浸透がよくなります。
口をゆすいだり磨いたあとは、ティッシュなどで歯の水分をふき取ってください。
【使い方②】テープを貼る
テープを歯の表面に貼ります。まずは表側に貼りつけ、そのあと裏側に織り込んで貼ります。この際、粘着力が強いため、歯の隙間にもテープが均等にあたる用に爪などで隙間もうめることをおすすめします。歯茎に当たると歯茎も漂白されてしまうので注意してください。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/S/aplus-seller-content-images-us-east-1/A1VC38T7YXB528/AWKKFW3MLGV8X/B079K7R7XT/DsREnh7fSBGA._UX300_TTW_.jpg
30分を目安にそのまま放置して過ごします。水などは飲んでも大丈夫ですが、なるべく口を動かさずに過ごしてください。
【使い方③】はがして歯磨き
30分経過したら、テープを丁寧にはがして、歯磨きをします。これで完了です。
ホワイトニングテープを使う時の注意
(注)貼ったままでいる時間
貼ったまま待つ時間は30分というのが基本です。長く貼ったほうがより早い効果が得られると考えてしまう人がいるかもしれませんが、そうすると逆に状態を悪くしかねません。
長くつけるなら最大2時間までとは言われているようですが、基本は30分までの放置にして、数日かけてホワイトニングしてください。
(注)テープを使った後の食事に気をつける
ホワイトニングテープを使った直後の歯は、表面のコーディングがはがれた状態になるため、カレーや緑黄色野菜、コーヒー、紅茶、チョコレートなど濃い色の食べたときに、色うつりしやすくなっています。
また、刺激にも弱い状態になっているので、炭酸飲料など酸性の食べ物のように刺激のある食べ物も、控えてください。
歯のコーティングの状態は半日から1日ほどで回復すると言われていますが、1日~2日の間はなるべくこのような食事は避けたほうがいいでしょう。赤ワインではなく白ワインに変えるなど工夫をすれば負担もそこまでなく使えると思います。
(注)テープを使った後は歯磨きも気を付けて
歯磨き粉は刺激が少なく、コーティング効果のあるものを使うことをおすすめします。ハイドロキシアパタイト配合した細かいナノレベルの粒子の歯磨き粉がおすすめです。
歯磨きは、歯全体に優しく歯磨き粉を塗布する感覚で行い、うがいは少なめでおわらせることをおすすめします。
過酸化水素ってなに?
殺菌剤、漂白剤として多く利用されています。日本でよく目にするオキシドールは、過酸化水素が3%にうすめられた水溶液で、ウィルスに有効な消毒液として使われています。
高濃度のものが皮膚についた場合、痛みを伴い肌が白くただれてしまったり、成分自体が不安定なため、扱いがとても難しいです。
ホワイトニングとしては、歯科医院でのホワイトニングで使われていて、歯を漂白する効果が高い成分です。
日本では販売許可がおりていない
過酸化水素は取り扱いが難しいため、日本では6%の濃度を超えると、薬事法にひっかかります。日本で取り扱う場合は、歯科医師の資格が必要です。
【ホワイトニングテープ】商品と口コミ
Crest 3D WHITE
引用: https://item-shopping.c.yimg.jp/i/j/mt-import_0037000201786
▼良い評価
私は歯茎にも少しかかって貼っていますが歯茎は白くなりません。まずは前歯二本に貼り、歯と歯の隙間を尖った物で埋めながら貼り、折り返しています。30分貼りますが剥がれることは無く、まだらにもなっていません。唾液でシールについている物が溶ける感じです。50代なので下の歯が少し痩せている為剥がした後全体的にほんの少し痛みというか違和感があります。
引用元: https://store.shopping.yahoo.co.jp/web-beauty/100018740.html?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsr_title
確実に白くなりますー! でもまっすぐのシートなので、歯の上までつけようとすると歯茎が痛くなる場合あり!歯は緩いカーブなのでシートが当たらない歯の周り?はあまり白くならないような…。お手軽な品物としてはいいですが、本気で白くしたいならマウスピースでのホワイトニングがベストですね。
引用元: https://store.shopping.yahoo.co.jp/web-beauty/100018740.html?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsr_title
▼悪い評価
今まで使用していたものより刺激が強いようで歯茎にしみます。
TEETH WHITENING
歯 美白 歯 ホワイトニング 歯 マニキュア 歯ケア
価格
¥ 1,599
▼良い評価
4日間使用し、歯がキレイになりました。以前にクレストを試した事があるのですが、効果はあっても染みるので中断しました。こちらは2週間分あるので、長い目で続けると良いと思います。外した時のゼリーの張り付きが気になるので、余り内側まで貼らない様に使ってます。味も薬品っぽさは感じないです。
1日目、黄ばみ?ヤニで薄汚れていた部分がいきなり薄くなる。濃くこびりついた黄ばみはあまり変わらないのでまばらに見える。2日目、3日目、……そして7日目、相変わらずまばらに見えるが、濃い黄ばみがいつの間にかうっすらとした黄ばみに。他の部分は明らかに白くなってる。そして、歯のスカスカ感?というか、歯の隙間を感じるようになりだす。11日目、…そして現在、元々濃い黄ばみはほとんど分からない状態で黄色と白だと間違いなく白に分類される状態に…!他の部分はナチュラルな白で、マニュキュアのような不自然な白でなく満足。ただ、1点。歯がスカスカというか、スースーというか、そのような感じが強まっているので、とりあえず今回はこれにてホワイトニング終了。
▼悪い評価
過酸化水素水は入っていませんので漂白はされないようです!!強いホワイトニングを求めるかたは過酸化水素が入っているものがいいですね
crestを使用した方には物足りないと思います。まず、シートが柔らかくて密着しにくいです。本家の方が薄いのに丈夫です。しみないところはいいですが、外した後のゼリー状の気持ち悪さが個人的に耐え難かったです。本家はそこまでもなくブラッシングでとれますが、こちらはブヨブヨと分厚い層が残ります。
最後に注意
今注目のホワイトニングテープ、購入前の参考になりましたでしょうか?ホワイトニングテープは虫歯や治療中の歯、欠けている歯には痛みが強くなるので使用できなかったり、神経が通っていない歯やかぶせ物の歯、つめ物のある歯には効果がでません。
メリットデメリットをしっかり理解して、上手にホワイトニングテープを使えるようになったら、早く美しい白い歯がよみがえります。上で述べた使い方の動画をよく見て、使用することをおすすめします。