【身近な日用品で簡単手品】消しゴムと鉛筆
まずはこちら。消しゴムが消えるマジックです。
用意するのは消しゴムと鉛筆(ボールペンでもかまいません)。特に種も仕掛けもない、ごく普通のもので大丈夫です。
まず、「消しゴムを消します」と宣言をして左手に握り、その手を右手に持った鉛筆で叩きます。ワン、ツー、スリーで左手を開くと、まだ手の中には消しゴムが残っていますが、代わりに鉛筆が消えているというもの。
種明かしは下の動画をご覧いただきたいのですが、客の注意をそらし、先入観を持たせるというのがマジックの鉄則ですね。それを見事に使った手品です。
【身近な日用品で簡単手品】ペンが消えるハンカチ
お次はハンカチとペンを使ったマジック。ペンもハンカチも普通のものでいいですが、ペンの長さはちゃんとハンカチで包める長さのもの。ハンカチは裏と表が同じ柄であるもの、透けて見えないものを使いましょう(これ重要)。
ハンカチを広げ、真ん中にペンを置きます。でそのままくるくるとペンを包みます。一度広げ、もう一回ちゃんとペンがあることを客に見せます。そしてもう一回ハンカチでペンを包み、再び広げたらペンが消えてる、というマジックです。
このマジック、ちょっと種明かしを説明するのが難しいので、画像をよく見てくださいね。2回目にハンカチを広げてペンを見せたあと、ペンをちょっとだけマジシャン側に置き直します。この状態でクルクル巻くと、ハンカチの端がちょっとだけずれますよね。
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上の画像、ペンの位置に注意。
この状態で畳むと、ハンカチの端がちょっとずれて重ならなくなります(下の写真)。
引用: http://magicuduki.com/wp-content/uploads/2017/11/IMG_3665-300x225.jpg
この状態でクルクル巻きます。
クルクル巻ききったら、今度は上になったほうの端をもってハンカチを広げます。そうするとハンカチはひっくり返されたことになるので、ペンはハンカチのしたに落ち、消えたように見えます。
最後はハンカチごとペンをつまみ上げて、何もないことを客に見せれば終わりです。片づけるときに種がバレないように気をつけてください。
【身近な日用品で簡単手品】飛び上がる割りばし
一本の割りばしをテーブルの上に立てます。そして念力を送ると、あら不思議、割りばしが勝手に飛び上がります。
種明かしですが、ちょっとこの割りばしだけは事前に細工が必要です。と言っても輪ゴムとホチキスがあれば十分。要するに割りばしに輪ゴムを取り付け、ゴムの力で飛び上がらせるだけです。
引用: http://magicuduki.com/wp-content/uploads/2017/08/IMG_3028-300x225.jpg
輪ゴムをホチキスで止めます。
引用: http://magicuduki.com/wp-content/uploads/2017/08/IMG_3032-e1503325158467-300x225.jpg
すると上の写真のような状態になります。あとは輪ゴムを親指に引っ掛け、バレないように引っ張って持ちます。
引用: http://magicuduki.com/wp-content/uploads/2017/08/IMG_3065-300x225.jpg
大人に向けてやると、割とすぐに見破られるかもしれません。子供に向けてやると喜ばれます。あと、輪ゴムをホチキスで止めるとき、ケガをしないように気をつけてください。
【身近な日用品で簡単手品】おまけ・読心術
最後にちょっとオマケ。道具を使わない手品です。
これは1対1でやるマジックなので、大勢いる場合は一人を選んでください。
相手と正面で向き合ったら、「今からあなたの心を読みます。1から4の中から好きな数字を選んでください」と言います。
その後間髪入れず、「それ、3でしょ?」と聞いてみましょう。7割くらいの人がそうだと答えます。
これは手品というよりも心理トリックなんですが、人間は好きな数字を選べと言われると、最大を最小の数字はまず外します。そうするこの場合2か3が残ります。人間が数字がふたつあると、大きい方の数字を選ぶ傾向にあり、この場合は3を選ぶことが多いのです。
このマジックのコツは、間髪を入れずにスグに「3を選んだでしょ?」と聞くこと。考える時間を与えると、違う数字を思い浮かべてしまいます。
また「1から4の数字から好きな数字を選んでください」と説明しているとき、両手を使ってジェスチャーをしましょう。相手から見て空中に1から4の数字が浮かんでいるとして、左が1の位置、右手が4の位置です。このとき、「好きな数字を選んでください」のくだりに来た時に、ほんの少し右手を左に動かし、3の位置を指し示しながら説明します。こうすると無意識に相手に3の数字が印象付けられ、3と答えやすくなります。
もちろん絶対に当たるわけではありませんが、練習するとけっこうな確率で成功します。ちなみに、本当に相手が3を選んだかどうかは目を見開くかどうかで判断できます。
【身近な日用品で簡単手品】まとめ
いかがでしたか? どれも身近にあるものだけでできるものばかりでした。しかも簡単で、ちょっと練習したらできそうなものでしたね。ぜひ飲み会やパーティーで手品を披露して、人気者になりましょう!