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自転車のディスクブレーキ交換・調整方法まとめ!ブレーキが効かない時の対策は?

2024.02.25

自転車のディスクブレーキは、機能もよく最近では人気なブレーキです。この記事では、自転車のディスクブレーキの種類や交換、調整方法のまとめ、さらにはブレーキが効かない原因や予防法、そして対処法などについてご紹介していきます。

  1. 自転車のディスクブレーキとは
  2. 自転車のディスクブレーキのメリット1:安定した制動力がある
  3. 自転車のディスクブレーキのメリット2:スピードコントロールがしやすい
  4. 自転車のディスクブレーキのメリット3:トラブルに強い
  5. 自転車のディスクブレーキのデメリット:ブレーキパッド・ローターの価格が高め
  6. 自転車のディスクブレーキの音の原因
  7. 自転車のディスクブレーキの音の対処法
  8. 自転車のディスクブレーキの種類1:油圧式ディスクブレーキ
  9. 自転車のディスクブレーキの種類2:機械式ディスクブレーキ
  10. 自転車のディスクブレーキのパッドの種類1:オーガニック系
  11. 自転車のディスクブレーキのパッドの種類2:シンタード系
  12. 自転車のディスクブレーキパッド交換するべき時期の目安は?
  13. ディスクブレーキのパッド交換の方法
  14. 機械式ディスクブレーキの調整方法
  15. 油圧式ディスクブレーキの調整方法
  16. 自転車のディスクブレーキが効かない原因1:フェード現象
  17. 自転車のディスクブレーキが効かない原因2:ペーパーロック現象
  18. 自転車のディスクブレーキが効かない!前兆を知ろう
  19. 自転車のディスクブレーキが効かない!その前に予防しよう!
  20. 自転車のディスクブレーキが効かない!そんな時の対処法は?
  21. まとめ
自転車のディスクブレーキについてご存知でしょうか。最近は、Vブレーキに変わって、MTBやロードバイクに使われていますね。他にもオフロード系のバイクやシクロクロス、グラベルロードなどもディスクブレーキを採用しています。
そんな自転車の主流になりつつあるディスクブレーキ。この記事では、自転車のディスクブレーキの音の対処法や交換方法、調整方法、そしてブレーキが効かない時の対処法などについてご紹介します。
ディスクブレーキは安定した制動力があります。雨や雪などにも強く、どんな時も安定した走行ができます。
これはディスクブレーキの基本的な構造によるものです。普通のブレーキは、水で滑りやすいゴム製のブレーキパッドでブレーキを挟みますが、ディスクブレーキは車軸に直結した、汚れのつきにくいローターを水でも滑りにくい樹脂製のブレーキパッドで挟んでいます。どんな時にもストッピングパワーが強く、安定した制動力となるわけです。
ブレーキはスピードをコントロールするためにも大切な部品ですよね。特に油圧式ディスクブレーキは、圧力の伝達にブレーキオイルを使うため摩擦も少なく、コントロールが容易です。
自転車のディスクブレーキのメリットの3つめとしては、トラブルに強いことです。地面に近い部品ほどトラブルに会いやすいですよね。Vブレーキはホイルが大きく触れてしまい、リムとブレーキシューが当たって走れなくなることもあります。しかし、ディスクブレーキは、ホイル外周部が圧力を受けても、ローターは直接横から大きなダメージを受けない限りトラブルを起こしません。
ブレーキパッド・ローターはディスクブレーキの部品の中でも消耗品です。ディスクブレーキのブレーキパットは性能が良いですが、そのため値段も高めとなっています。しかし、ブレーキには良いものを使った方が良いので、若干値段が高めでもディスクブレーキがおすすめです。
自転車のディスクブレーキは、回転しているブレーキをパッドで挟みつけるという構造は他のブレーキと一緒です。しかし、音が鳴るという問題はやはりつきものですよね。
ディスクブレーキと他のブレーキとの違いとしては、ディスクブレーキは、挟みつける場所がリムではなくローターになり、またブレーキパッドの素材がゴムではなく樹脂になる点です。構造が変わった訳ではないため、音の原因は、他のブレーキと同様となります。大抵は、ローターとパッドの間にわずかな隙間しかなく、この二つが平行でないと、常に接触をするため、音がなってしまいます。
自転車のディスクブレーキの音の対処法としては、ローターとパッドを掃除したり、異物が挟まっていないかを確認したりすることが基本となります。パッドの表面を少し削るとローターと擦れることがなくなるため、音が出ないくなることもあります。ディスクブレーキの音がひどい場合は、事故の原因となる場合もありますので、自分で対処せずに、自転車専門店に持っていくことも必要です。
自転車のディスクブレーキには二種類あります。一つ目は油圧式ディスクブレーキです。オイルを貯めたホースが取り付けられており、自転車のブレーキばーを引くと油圧がかかるようになります。シリンダーが出てきて、パッドを動かす仕組みとなっているのですが、、自転車を止める部分にはパッドを使用しているため、パッドは消耗品として交換する必要があります。
機械式のディスクブレーキは、自転車のブレーキばーを引くことでワイヤーが引っ張られ、ブレーキ部分に取り付けられた、回転するパーツが動きます。この回転するパーツはカムと呼ばれていますが、このカムが動くと、バネで固定されているブレーキパットが押し出され、ブレーキッディスクを挟み込み、自転車にブレーキをかけるという仕組みになっています。こちらのディスクブレーキも、自転車を止める部分にパッドを使用しております。
先ほどから度々出てくる自転車のディスクブレーキのパッドですが、このパッドにも大きく二種類あります。メーカーによっても異なりますが、材質的には二種類と言っても過言ではないので、是非とも見てみましょう。
ディスクブレーキパッドとして主流なのは、オーガニック系があげられます。レジン系とも言われますね。こちらのパッドは、アラミド繊維を使用しており、様々な金属や摩擦調整剤などを混ぜ、フェノール樹脂で固めたものとなっています。この中で、金属成分が半分以上になったものはセミメタル、半分以下のものはレジンパッドと呼ばれています。
レジンパッドのメリットとしては、様々なものが混ぜられているため、値段が高い傾向にあるディスクブレーキパッドても比較的安いものが多いでです。また、音も鳴りにくく、静かに走行することでも人気です。
また、樹脂で固めているため、ディスクを傷つけにくくなっています。金属製品はどうしてもディスクブレーキのディスクを傷つけてしまいますが、こちらのレジンパッドはディスクに傷を付けにくくなっています。
デメリットとしては、熱に弱いことです。どうしても金属よりも樹脂の方が熱に弱いため、フェードしやすいです。また、水を吸収してしまうため、雨や雪にも弱いことが欠点です。
自転車のディスクブレーキパッドの二つ目としては、メタル系があります。メタル系は、銅やスズ、ニッケルなど金属の粉と、カーボンセラミックなどを混ぜた合金のことをさし、金属製となってます。
このメタルパッドのメリットとしては、レジン系に比べて制動力が最初からあり、ブレーキとしてもより強力です。また、フェードもしにくく。水にも強いため、雨や雪の日にも安定して使うことができます。そして、金属なのですり減りにくく、長持ちすることもメリットです。まさにディスクブレーキのパッドとしては最適ですね。
デメリットとしては、価格が高く、また、音が少し出やすいです。金属がぶつかるとかなり音が大きくなるので、走行中は不快に思う方もいるでしょう。ディスクを傷つけてしまうこともデメリットです。
ディスクブレーキを挟むディスクブレーキパッド。実際に交換する時期はいつが良いのでしょうか。
目安としては、パッドの溝がなくなっているときは交換する必要があります。また、パッドの溝がまだあっても、厚みが0.5mmほどになったら使用を中止してください。もし交換せずに使用していると、ディスクが傷つけられる恐れがあります。定期的に点検して、しっかりと交換しましょう。
また、まだ溝があっても、パッドが斜めに削れてしまう場合があります。こんなときは、パッド交換でなくとも削り直すことで使うことができます。
ディスクブレーキパッドの交換方法の手順を簡単にご紹介します。
ホイールを外す⇨ブレーキパッドを外す⇨キャリパーのスナップピンをラジオペンチで引き抜く⇨パッドピンを六角レンチで引き抜く⇨ブレーキパッド一式を抜く⇨キャリパーを綺麗にする⇨シリンダーの感覚を、ドライバーをピストンに差し込んで広げる⇨ピストンをキャリパーの面と同じところまで押しもどす⇨ブレーキパッドを隙間に入れてセットする⇨スナップリングを押し込み、元に戻して完成
交換直後は、なかなか馴染まず音も大きく鳴りますが、何度か使用していると馴染んでくるので、それまで気にせず使いましょう。
機械式ディスクブレーキの調整方法をご紹介していきます。
まず、ディスクローターの固定は、「六穴タイプ」のレンチを使って閉めるタイプ、そして「センターロック」と呼ばれるロックリング回しで閉めるタイプの二種類があります。六穴タイプは、閉める順番があるので注意しましょう。インターナショナル台座の場合は、「アダプター固定ボルト」をしっかりと締めます。キャリパー固定ボルトを緩め、しっかりと動くようにします。また、パッドとローターが平行、かつ左右の隙間が均等になるように調整していきます。いちが決まったらこちボルトを締めてキャリパーを固定してください。
パッドの位置は、機械式ディスクブレーキの場合は、だいたい、動かない側をローターに当たる寸前、動いている側を隙間が空いている状態になるよう調整しましょう。また、機械式ブレーキはワイヤーの弾き方でレバーストロークを調整することができます。
油圧式ディスクブレーキの場合、パッドのヘリに応じてレバーの引く具合を最適化する仕組みがあります。そのため、パッドの位置を頻繁に調整する必要がありません。
そもそもオイルディスクブレーキは、パッドとローターとの距離を一定に保つため、自分で調整することは不可能です。もし自分で調整したい場合には、シマノのモデルがおすすめです。シマノの一部のモデルでは、レバー側でストローク調整が可能なものもあります。
自転車のディスクブレーキが効かない原因の一つ目に、フェード現象というのがあります。フェード現象は、ブレーキパッドとブレーキシューが過熱で燃焼してしまい、摩耗力がなくなることで起きる現象です。
ペーパーロック現象とは、ドラムブレーキ内のブレーキオイルの入っているシリンダーが、使用時の加熱によって気泡をしょうじ、オイル圧力をかけられなくなることを言います。これによって、ブレーキペダルを踏んでもブレーキが効かないということが起きます。
自転車のディスクブレーキが効かないとなると非常に危険ですよね。前兆としては、ブレーキが効きにくくなることはもちろんですが、ブレーキペダルの位置が奥になるというのもあります。
前兆を感じたらしっかりとディスクブレーキを交換してあげましょう。
ディスクブレーキが効かないなんてことになる前に、まずはスピードを落とす、ブレーキオイルを交換する、ブレーキパッドを点検するなどを徹底しましょう。予防することで事故を防げることが大半です。
フェード現象の場合、ポンピングブレーキを使うことでブレーキが効くようになることがあります。しかし、ペーパーロック現象の場合はブレーキが効くようになってきますので、是非とも試してみてください。
いかがでしたでしょうか。この記事では、自転車のディスクブレーキについて幅広くご紹介しました。ディスクブレーキのことをしっかりと知ることで、効かない時の対処などもできるようになります。何かと機能性の良いディスクブレーキなので、是非ともしっかりと対処してみましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。