アイロンがけの方法
Yシャツやハンカチなど、洗濯後のシワのばしに欠かせないのがアイロンがけです。特に夏場は汗を大量にかくため着替えの回数や洗濯の回数も増え、いつもよりアイロンをかける機会が多いのではないでしょうか。
そのアイロンがけですが、いつもどのようにしていますか?「アイロン台とアイロンを準備してかけるだけでしょ?」と言われれば確かにそのとおりですが、アイロンがけには、衣類に直接アイロンをあてる方法と、「当て布」とよばれるものを衣類の上におき、その上からアイロンをあてる方法とがあります。
アイロンの当て布はなぜ必要?
では、「当て布」が必要なのはどういうケースなのでしょうか?アイロンは熱でシワをのばす電化製品ですが、その熱により、衣類の素材によってはテカってしまったり傷んでしまったりすることがあります。そのようなデリケートな素材の衣類から、テカリや傷みを防止するために使うのが当て布です。
当て布は必ず使用しなければいけない、というものではなく、直接アイロンをあてて問題のなかった衣類についてはあえて使う必要はありません。
アイロンの当て布が必要かどうかを確認しよう
まず、アイロンがけの際に当て布が必要かどうかを判断する方法としては、衣類のタグを確認することです。最新の洗濯表示によると、文字で「あて布使用」と書かれていますので、その場合は当て布を使うことをおすすめします。
当て布が必要かどうか迷ったときは
「あて布使用」と書かれていない場合は使う必要はありませんが、心配な場合は、衣類の裏側などでまずは試し、テカリや傷みがないことを確認してみてもよいかもしれません。
毎回確認したり悩んだりするのが面倒な場合は、当て布を必ず使う、というようなルールにしておくのもアリかもしれませんね。
当て布を選ぶときのポイント
アイロンの当て布は、専用のものももちろん販売されており、さまざまな種類があります。しかしそれをわざわざ買わなくても、家にあるものや100均ショップに売っているもので代用することも可能です。ただし、当て布を選ぶ際にはいくつかポイントがあります。
まず、アイロンの熱で当て布が色落ちしてしまうと衣類に色移りしてしまうため、色は薄いものがおすすめです。できれば白色の当て布が用意できれば理想的です。
当て布の素材は「綿」がおすすめです。生地の厚みもさまざまですが、できるだけ薄いものを選びましょう。その方がアイロンの熱が適度に通りやすいです。また、アイロンをかけている位置を把握しやすいため、細かい部分のアイロンがけにも向いています。
【アイロンの当て布はなぜ必要?代用できるものは?①】ハンカチ
まずは「ハンカチ」です。できるだけ大判のハンカチの方が使いやすいのでおすすめです。家にない場合は100均ショップに売っているもので十分です。何度も洗濯しているハンカチの方が色移りの心配も少なくておすすめです。
【アイロンの当て布はなぜ必要?代用できるものは?②】バンダナ
「バンダナ」はハンカチよりも大きいため使いやすいです。ただし色移りが気になるため、バンダナを当て布として使う場合は、衣類の裏側などの見えない部分で試した方がよいでしょう。ハンカチ同様、何度も洗濯しているバンダナの方が色移りの心配も少なくておすすめです。家にない場合は、100均ショップのもので十分です。
【アイロンの当て布はなぜ必要?代用できるものは?③】手ぬぐい
「手ぬぐい」はバンダナよりもさらに大きく使いやすいためおすすめですが、ハンカチやバンダナ同様、色移りに十分気をつけながら使いましょう。家にない場合は100均ショップでも売っています。とてもかわいい柄が多く、100均ショップの中でも人気アイテムです。
【アイロンの当て布はなぜ必要?代用できるものは?④】はぎれ
「はぎれ」もハンカチ程度の大きさのものであれば、当て布として代用できます。はぎれも家にあるもので十分ですが、100均ショップにもたくさん売っています。ハンカチやバンダナ同様、色移りに十分気をつけながら使いましょう。はぎれはとても種類が豊富で、100均ショップの中でも人気アイテムです。
【人気売れ筋おすすめ当て布①】パナソニック(Panasonic)/アイロン用あて布 NJ-A1
「パナソニック(Panasonic)/アイロン用あて布 NJ-A1」は、耐熱性・防炎性に優れたポリアミド系繊維を使用している、スチームアイロンにぴったりの当て布です。
てかりを少なくして衣類の布地を傷めにくい・スチームを通す素材のため仕上がりがきれい・熱に強いため丈夫で焦げにくい、などの特長があります。
ハンカチなどの代用品と違う点は、アイロンをかけるととても滑りがよく、蒸気の抜けもよい、などがあります。また、透けているため、アイロンがけする衣服の状態を確認できるというメリットもあります。
パナソニック(Panasonic)/アイロン用あて布 NJ-A1の主な仕様
◆商品重量:9.07 g
◆サイズ:35cm x 60cm(梱包サイズ:20cm x 19cm x 1cm)
◆色:ホワイト
◆素材:ナイロン(アラミド)100%
【人気売れ筋おすすめ当て布②】ダイヤコーポレーション/なめらかアイロンあて布
「ダイヤコーポレーション/なめらかアイロンあて布」は、スラックスやスカート、学生服など、直接アイロンが触れると生地がてかる衣類のアイロンがけに適した当て布です。滑りやすく摩擦の少ない生地を使用しているため、アイロンをなめらかにかけることができます。
丸く筒状にすれば、袖なども立体的にアイロンがかけられ、コンパクトに折りたためるうえにとても軽いです。スチームアイロン、ドライアイロン共に使用可能で、ふち取りには色落ちしにくいテープが採用されています。
ダイヤコーポレーション/なめらかアイロンあて布の主な仕様
◆サイズ:56cm x 36cm(梱包サイズ:23.1cm x 12.5cm x 1cm)
◆商品重量:22.7g(梱包重量:40.8g)
【人気売れ筋おすすめ当て布③】山崎実業(Yamazaki)/アイロン用メッシュあて布 4603
「山崎実業(Yamazaki)/アイロン用メッシュあて布 4603」は、メッシュになっているため、アイロンをかける衣類が見えて便利で使いやすい当て布です。アイロンがけによる衣類のてかり防止におすすめです。
ザラザラした面とツルツルした面があり、ザラザラした面を衣類側にすると滑り止めになりアイロンがけがしやすくなります。サイズが横長のため、特にスラックスなどにとても使いやすいです。
山崎実業(Yamazaki)/アイロン用メッシュあて布 4603の主な仕様
◆サイズ:約60cm x 36㎝(梱包サイズ:26cm x 13.6cm x 1.3cm)
◆本体重量:約0.017kg
◆素材:ポリエステル
◆生産国:中国
◆耐熱:230℃
【アイロンの当て布はなぜ必要?代用できるものは?】まとめ
アイロンの当て布はなぜ必要なのか、代用できるものはないか、などについて紹介してきましたが、いかがでしたか?家事の中でもなかなか労力のいるアイロンがけですが、シワのないピシッとした衣類を着ていると、気も引き締まり、とても気持ちのよいものです。当て布を活用して、ぜひアイロンがけを極めてみてくださいね!