「寝ながら勉強」はおすすめ!
勉強時間を積み上げるためには、勉強を継続しなければなりません。勉強を継続できるのであれば、腰が疲れるのを我慢しながら机に座って勉強するのも、ベッドで寝ながら勉強するのも大差ないのです。
椅子に座らずに、床やベッドに寝転がって勉強すること。椅子に座り続けるのと、横になるのとでは、「寝ながら勉強する方が圧倒的に楽」だといういう意見が多数です。椅子に長時間座ると腰が痛くなって中断し、そのままその日は勉強するのをやめてしまうこともありますよね。
大切なのは、今の自分にとって30時間、50時間……と、勉強を続けられるのは、机とベッドのどちらなのか?ということです。机に向かうのがツライ場合は、毎回「勉強しなければ!」強い覚悟を持たないと、勉強が始められないのです。机に向かうのがツライのですから、毎回気持ちを奮い立たせなければできませんよね。
最初の1週間くらいは、毎回頑張れるかもしれませんが、受験や資格取得などは、ずっと先にあるのです。その日まで勉強し続けなくてはなりません。やる気を毎日奮い立たせるのは、しかも長期間続けるというのは、なかなか大変です。
ベッドに寝ながらでもいいなら、参考書を読み始めたり、単語帳を覚えたり、講義動画を見たりして、無理なく始められます。「机に向かって勉強しなくてはならない」というハードルを軽々とクリアできるのです。
そして、ベッドに寝ながらでも勉強を続けていけば、しだいに姿勢を正して、机に向かって集中して勉強するということもできるようになるのです。大切なのには、集中して勉強する習慣を付けることです。
「寝ながら勉強」の効果的なやり方
① 覚えたい資料・ストップウォッチを準備する
② 5分間、資料を暗記する
③ 5分間、目をつむる(覚えた内容を心の中で繰り返してもいいし、寝ててもいい)
④ 再び5分間、資料を見て、目をつむる前に覚えた内容を復習する
⑤ 復習を終えたら、また5分間、次の範囲の暗記をする
⑥ ③に戻る
ストップウォッチを使ったおすすめのやり方&効果
ストップウォッチは非常に効果的なアイテムです。ストップウォッチを使う目的は、勉強の合計時間を確認すること、日々勉強と努力をしていることを実感し、モチベーションを継続させることです。
記録すると目に見えて勉強時間が蓄積するため、「これだけやった!」という自信が持てます。また、勉強をゲーム感覚で楽しめる、時間を制限することで集中でき、記憶力が鍛えられるなどのメリットがあります。
「明日は今日よりもっと勉強してやる」というように、他人ではなく自分と戦うことができるので、他人と比較せず、自分のペースで勉強したい人にとって、効果的なアイテムなのです。
「寝ながら勉強」をおすすめする理由
・寝ているときに記憶は定着する
・こまめに寝ることで、短い睡眠でも十分になる
・腰が疲れないので、楽な姿勢で長時間集中して勉強できる
・「机で勉強」という覚悟がいらない
・寝ながら勉強してると簡単な気がする
・勉強が終わったら、そのままの姿勢で寝られる
好きなやり方で勉強の効果を上げる!
やる気がないときに、「今日は2時間勉強する。」と決めてもなかなかできません。決めたことを集中してできないと、自己嫌悪に陥り、勉強そのものがキライになってしまいます。
勉強を気楽な姿勢でできるようになれば、やる気になる時がきます。なぜなら嫌ではないからです。腰も痛くならないし、疲れたら少し寝て、記憶を定着させることに注力すればいいのです。
「寝ながら勉強」のデメリットとやり方の工夫
メリットばかりに思える「寝ながら勉強」にも、デメリットと思える要素はあります。特に、「眠くなってしまう」という意見が目立ちました。短時間でも集中する工夫をして、寝ながら勉強のメリットを活かしましょう。
・慣れるまでは、眠くなることがある(短時間でいいので集中しましょう)
・勉強しているように見えない(結果を出しましょう)
・机が物置になる(片づけましょう)
「寝ながら勉強」は効果が高くおすすめ!
勉強は机でするものと決めなくてもいいのです。自分に合った勉強法は人それぞれで、必ずあるものです。それが見つからない時は、効果的な「寝ながら勉強法」を試してみるのはいかがでしょうか?