【おしゃれなネクタイの結び方：ダブルノット】ダブルノットの特徴は？
ネクタイにはいくつか結び方がありますが、ダブルノットはその中でも今まであまり注目されることはありませんでした。それはダブルノットという結び方は、ネクタイの結び目が大きくなるという特徴があるためです。これがダブルノットの一番の特徴でもあり、他にはやや縦長の結び目が出来上がるという特徴もあります。
数年前から幅の細いネクタイが流行の中心となり、最近では若い世代だけではなく幅広い年代で細いネクタイが選ばれるようになってきました。その流行に伴ってダブルノットの注目度も高くなっていき、結び方として取り入れられる機会も増えてきたのです。
【おしゃれなネクタイの結び方：ダブルノット】ダブルノットにぴったりのネクタイは？
一般的にビジネスマンが身に付けるネクタイの幅は6～8㎝と言われています。この幅のネクタイでダブルノットにしてしまうと、やや結び目が大きいと感じるでしょう。決して目立つほどの大きさではないのですが、ネクタイの素材やデザインによっては見た目が重たくなってしまうこともあります。
一方流行中の幅の細い「ナロータイ」とも呼ばれるネクタイは、幅が5～6㎝となっています。ネクタイの結び方では最もポピュラーなプレーンノットでナロータイを結ぶと、結び目がとても小さく感じてしまうでしょう。そのためダブルノットはナロータイと相性の良い結び方であると考えられています。
他にも薄い生地でボリュームの無いネクタイも、ダブルノットの結び方がおすすめです。首元の結び目が小さく感じられるときは、ダブルノットを試してみると印象が変わるでしょう。
【おしゃれなネクタイの結び方：ダブルノット】プレーンノットとの違いは？
プレーンノットとダブルノットの結び方はとてもよく似ています。大きな違いは巻きつける回数で、プレーンノットよりも一周多く巻きつけるのがダブルノットです。
実際に写真で比較してみると違いがよくわかるでしょう。上の写真はプレーンノットという結び方で、結び目が小さめの逆三角形になっています。一番最初に習得するネクタイの結び方でもあり、ビジネスシーンでもよく選ばれるのがこちらです。
上の写真がダブルノットの結び方で、結び目がやや細長い三角形になっています。写真で比較すると結び目にプレーンノットよりもボリュームがあることがよくわかります。ですがそこまでネクタイを強調するような仕上がりにはならないので、ビジネスシーンでも使いやすい結び方でしょう。
【おしゃれなネクタイの結び方：ダブルノット】ダブルノットの結び方
ダブルノットの結び方は動画を見ながらチェックしていきましょう。プレーンノットの結び方ができる方であれば、すぐに習得することができますね。バランスを整えるコツも詳しく解説してくれる動画なので、初心者にもおすすめです。
正面から見る動画では結び方がわからないという方もいるでしょう。そこで斜め上から撮影した動画をご紹介します。こちらは自分でネクタイを結ぶ目線と同じになるので、ネクタイを巻きつける方向や輪に通す位置がわかりやすくなっています。数回チャレンジしてみるとダブルノットが簡単に結べるようになりますよ！
【おしゃれなネクタイの結び方：ダブルノット】バランスを整えるコツは？
ダブルノットは最初にクロスさせた部分を二周させるのですが、途中でクロスさせた部分や最初に巻きつけた部分が緩んでしまうときれいな結び目ができません。できるだけ途中で押さえている部分が緩まないように気をつけ、ゆっくり丁寧に結ぶようにしましょう。
バランスを整えるコツとして結び目が大きく感じるときは、結び目の重なっている部分の上側を少し下にずらしてみましょう。そうすることで結び目が細長くなり、すっきりとした見た目になります。
《まとめ》
結び目にボリュームが出るダブルノットは簡単な結び方なので、覚えておくとネクタイによって色々な着こなしが楽しめます。結び方による違いも楽しみながら、ダブルノットをおしゃれに取り入れてみましょう。
