【眉毛を剃りすぎた】失敗はよくある
眉毛のお手入れをしている時に、うっかり手が滑ってしまった、とかきがついたら抜きすぎて大変なことに!なんて経験がある方も多いのでは?実はこういったことはよくあります。よくあることですし、SNS上などでは眉毛のお手入れ失敗の写真をあげている人もいますが、そんな失敗眉毛の人を外で見かける機会はほとんどありません。
眉毛のお手入れに失敗しちゃった人も、なんとかその失敗眉が目立たないように工夫をこらしているので、普通では気づきにくいんです。この記事では眉毛のお手入れを失敗しちゃった時の対処法を紹介しますが、まずはどんな失敗が起こるのかを解説してみます。
関連記事
【眉毛を剃りすぎた】よくある失敗①抜きすぎ
眉毛の失敗あるあるその①は、眉毛の抜きすぎです。とくに眉間、眉と眉の間を綺麗にするために必要以上に眉毛を抜いてしまい、眉頭が離れてしまって離れ眉毛になってしまった、とかですね。
こういった毛抜きを使って、鏡に集中しながらお手入れをするので気がついたときには手遅れ、ということがままあります。眉間のお手入れがほぼ必須な男性の場合も、起こしやすい失敗と言えます。
【眉毛を剃りすぎた】よくある失敗②細くしすぎた
とくに細い眉にしがちな女性に多い、と思いきや、元々が太い眉毛をなんとかするために頑張っている男性も起こしやすい「細くしすぎちゃった」失敗眉です。眉毛のお手入れの最中は「もうちょっと細くした方がいい」とか「アーチのためにここは細く」とか集中しちゃって気づきにくいです。
だいたいこの位でいいかな、と全体を見て左右の眉毛の細さのバランスに失敗を悟ったり、顔全体を見てようやく細くしすぎたことに気づきます。しかし、お分かりでしょうがすでにこの段階では手遅れとなっています。
【眉毛を剃りすぎた】よくある失敗③薄くしすぎた
生まれつき眉毛が薄い、という人もいますがそうではなくて、うっかりお手入れしすぎて眉毛を薄くしすぎて失敗している人のことです。濃い眉毛、太い眉毛が特徴の男性もうっかりやりがちで、眉毛が濃いからと抜きすぎて逆に薄くしすぎてしまう、という大失敗です。
ある部分だけ、眉毛が薄くなってしまうという失敗もあります。眉用ハサミでうっかり一部分を大量に切ってしまったりしたときになったり、眉毛をすこうとしてすきすぎて薄くなったりします。わりとよくある失敗です。
【眉毛を剃りすぎた】眉毛が生えるまでどの位?
眉毛を剃り過ぎた、薄くしすぎた失敗をしてしまった時、気になるのが「いつ眉毛は元通りに生えるのか?」ではないでしょうか。抜きすぎちゃったところも、うっかり薄くしてしまったところも、眉毛が早く生えるのなら問題はない訳です。ではその、眉毛が新しく生える周期はどのくらいなのでしょうか?
眉毛が生える周期
眉毛の生え変わりの期間は「約2、3か月」です。眉毛は1日に「0.18mm」伸びているそうなので、切り過ぎた眉毛が1cm生えるのには……約2か月はかかる計算になりますね。個人差もありますが、やはり眉毛が生え変わるには2、3か月は見ておかないといけないでしょう。生えにくい人の場合、眉毛が新しく生えるまでに4か月程度かかることもあります。
【眉毛を剃りすぎた】眉毛が生えるには時間がかかる
新しい眉毛が生えるまでに約2、3か月という長い時間がかかるので待っている訳にもいきません。新しく眉毛が生えるまでの間はなんとかカモフラージュで失敗眉毛を隠していくしかありません。ここからは、剃り過ぎた失敗眉毛を隠す方法、メイクなどによる対処法について解説していきます。
失敗しちゃった眉毛をなんとかしたい女性、そして男性の方もぜひご覧ください。
【剃りすぎた眉毛の対処法(男性にも)】①眉毛を描き足す
お手軽に眉毛をなんとかしたい人向け
失敗しちゃった眉毛はメイクで隠してしまえばいい、ということで、眉毛を描き足すメイクでなんとかするという対処法です。女性の場合は、日ごろから眉毛の形を整えるためにメイクで眉を描く機会が多いのでたいして不自然にもなりません。男性も、よほど近づかれなければそうそう分かりません。
眉毛の濃いところ、薄いところができてしまったような場合は「アイライナー」を使って眉毛をメイクします。細くしすぎた失敗眉毛の場合は、アイペンシルで印をつけてからアイブロウで埋めていきましょう。
ポイントは「髪色にあった色を選ぶこと」、「出来るだけ細いアイライナーやペンシルで描き足すこと」、そして「黒目の上を一番濃くするようにグラデーションを意識する」と上手くメイクできますよ。
【剃りすぎた眉毛の対処法(男性にも)】②眉ティントを使う
毎日メイクするのが面倒くさい、忙しい人向け
ティントといえばリップ、というほど有名ですが、眉ティントも人気があります。ティントの使い方は、眉ティントを塗って、剥がす、これだけです。色素が皮膚に沈着するので、皮膚の上からメイクするよりも落ちにくく、眉ティントなら3日程度はもつものが多いです。
塗ってはがせば、この通り。色素が定着するメイクなので水だけでは落ちず、万が一失敗した、という時にはポイントメイク用のクレンジングなどで落とすと消えてくれます。毎日いちいち眉毛をメイクするのは面倒くさい、という方や、忙しくてなかなかメイクの時間がとれない方におすすめの「眉ティント」による対処法です。
【剃りすぎた眉毛の対処法(男性にも)】③前髪で眉毛を隠す
前髪が長い人向けの対処法
前髪をしっかりと下ろして、眉毛を覆って隠してしまう、という対処法です。とくにメイクをする必要もなく、何かを用意する必要もないので、女性でも男性でも前髪さえ長ければ真っ先に検討する対処法ではないでしょうか?しかし、欠点もいくつかあります。
前髪で隠しているだけなので、風が吹いたりすると失敗眉毛がバッチリ見えてしまうこと、前髪の量が少ないと眉毛を隠しきれないというものがあります。前髪で隠しつつ、一応万が一に備えて眉毛のメイクをしておく、などの対処をとっておいた方がよいかもしれません。
【剃りすぎた眉毛の対処法(男性にも)】④眼鏡やサングラスをかけて隠す
眼鏡やサングラスを持っている人にはお手軽な対処法かも
眼鏡やサングラスをかければ、眉毛のあたりを上手く隠すことも可能です。この場合のポイントは、眉毛が隠れるほどの大きさの眼鏡やサングラスを用意できるか、そしてそれが似合うかどうかです。
画像のように、眉毛を隠すためにはかなり大き目のサングラスや眼鏡をかける必要があります。また顔を近づけられれば、何もしていなければ失敗眉が丸見えになる危険もあります。軽く眉をメイクしておいて、目立たないようにサングラスや眼鏡をかけてカモフラージュするのがよいでしょう。
【剃りすぎた眉毛の対処法(男性にも)】⑤帽子で隠してみる
ちょっとした外出などに
深くかぶれて、屋内でかぶっていても違和感のない帽子を着用するのも手です。眉毛が隠れるほど深くかぶってしまえば、眉毛を描いておく必要もあまりないでしょう。ただ、帽子をとらないといけない場面があるとなると、対策しておかないと大変なことになります。
帽子によっては、お洒落アイテムとして見えますね。うっかり失敗した眉毛を隠しているとは、誰も思わないはずです。ちょっとした買い物など、わざわざ眉を描いたりするのが面倒な場合などにサッとかぶれる帽子がおすすめです。ただし、長時間の予定ならあまりおすすめしません。
【剃りすぎた眉毛の対処法(男性にも)】⑥眉毛の育毛を促してみる
とにかく早く眉毛を生やしたい人向け
眉毛が生えるには約2、3か月かかると解説しましたね。しかし、美容液などを塗ることによってその期間を短くする、いわゆる「眉育」には人気があります。この対処法のメリットは、自然な眉毛が早く生えるので不自然な眉毛になりにくいという点、デメリットは眉育しても生えるまでにはそれなりに時間がかかる、美容液を買う必要があるという点があります。
眉育用の美容液の中でも保湿成分のあるものがおすすめで、さらに美容液をつけたあとに温めておくと効果的だと言われています。電子レンジで蒸しタオルなどを作って、眉にのせて試してみてくださいね。この方法はメイクなどの必要もないので、男性にもとくにおすすめです。
以下の記事には、おすすめの眉毛美容液・育毛剤をご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
ワセリンなどで保湿するのは?
保湿で効果があるなら、とワセリンを眉毛につけて育毛を試みる方もいます。できれば化粧水などをつけてからワセリンを塗るとより保湿効果がでると考えられますが、ワセリンを塗ることで炎症が起こる方もいるので、肌に合わない場合はやめておきましょう。
【剃りすぎた眉毛の対処法(男性にも)】⑦で食事で眉育を
薄毛・頭皮の対策にも
眉毛用の美容液などを用意しなくても、毛髪や肌に良いとされる食品を摂ることで眉育を目指す、という対処法です。この対処法のメリットは頭皮などの肌の環境も良くするので、髪が薄いなどの悩みを抱えている女性や男性にも有効な手段であること、デメリットは結果がでるまでにそれなりに時間がかかる、という点です。
「りんご、バナナ、グレープフルーツ」などのくだもの類、とくにりんごがおすすめ。また「ナッツや納豆、お肉やお魚」などのたんぱく質は毛や筋肉などを作る元となるため、欠かせません。お米も育毛に良い影響を与えてくれるのですが、できれば「玄米や胚芽米」を食べた方がより良いでしょう。どれかに偏るのではなく、バランスよく食べるのがコツです。
ヘアサイクルを把握する
失敗してしまった眉毛も、抜きすぎてしまった眉毛もまた新しく生えるのでそんなに心配はいりません。眉毛に限らず、毛髪などの毛にはヘアサイクルがあり、抜けやすい時期と抜けにくい時期などがあります。眉毛が成長していく成長期と成長が止まっていく時期、後はもう抜けるだけとなった時期の3つのサイクルがあるとされています。
この毛の成長期に抜いてしまうと、もう抜ける時期なのかと勘違いするため新しく生えるまでの余計な時間がかかります。しかし成長が止まっている時期や抜ける前の毛ならば、生え変わりに余計な時間はかかりません。眉毛のお手入れをする時に抜きにくい毛があったら、それは成長期の眉毛だと考えられます。ほんとに抜いてもいいものか、考えてみてくださいね。
失敗しにくい眉毛のお手入れ方法
そもそも眉毛を切り過ぎたり剃り過ぎたりしなければ失敗しないので、ここでは失敗しないようにする最低限の方法について伝授します。
普段から眉毛コームなどで眉毛を梳かしておくこと、眉毛を実際に抜いたり剃ったりする前に、アイブロウペンシルで眉毛の形を描いておき、それに沿ってお手入れをしていくという方法があります。眉毛用のテンプレートなどでも構いませんが、できるだけ鏡を見て自分に似合うように調整した方がよいでしょう。
眉毛は大事なパーツ
眉毛は、顔の印象を大きく左右する大切なパーツです。眉毛のお手入れを最低でも1週間に1度は行うのが理想ですが、なるべく失敗しないためにあらかじめ印をつけるなどの対策をとっておくことがおすすめです。万が一、眉毛に失敗した場合もここで紹介している対処法でしのげますので、試してみてくださいね。