Excelを使った日数計算とは
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営業職で仕事をしていく中で見積もりを書くことがあると思います。その見積書には当然有効期限を設けていると思いますが、1月間有効の見積書であった場合に単純に30日プラスした期日を設ける人はいないと思います。それは会社の営業日が関係していき、当然土日祝日などの会社の営業していない日を除く計算をしなければいけません。
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そんなときにExcelの日数計算を使っていれば簡単に導き出すことができるのですが、ほとんどの人はExcelで日数計算する使い方がわからずにカレンダーを見ながら計算しているのが現状かと思います。ですが、それでは無駄に時間を消費してしまいロスが多くなってしまいます。そこで今回は、Excelを使って簡単に営業日の日数計算をできる方法について紹介していきたいと思います。
ExcelでWORKDAYを使った日数計算
まず最初に紹介するExcelを使った日数計算の方法ですが、WORKDAYを使った日数計算になります。
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WORKDAYは日本語に直訳すると働く日となりますが、Excelで土日祝日などの会社の休みを除く営業日を導き出したいときに有効な方法で、まず見積書内の有効期限の欄にWORKDAYの関数を打ち込んでいきます。このときに土日は自動的に計算してくれますが、祝日などのその年ごとに日付が変わる祝日は別のセルに打ち込んでおく必要があります。このセルは印刷枠外に打ち込みをしておくことで、印刷しても見えずに自動的に祝日も営業日外として日数計算してくれます。
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ExcelでNETWORKDAYSを使った日数計算
次に紹介するExcelを使った日数計算の方法ですが、NETWORKDAYSを使った日数計算になります。
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NETWORKDAYSでは、見積書などの外部に提出する書類だけでなく、発注してから納品予定日までがわかっているときに、何営業日制作期間があるのかをしりたいときに有効な日数計算の方法です。これは発注される予定の日付と納品予定日がわかっている場合に有効な方法で、上の写真のように印刷枠外にセルを作っておくと、見積書を作った段階で制作期間までもが一目でわかるようにできます。そして、先ほどのWORKDAYを使ったときに用意した祝日の日付も有効に利用することができます。この二つの関数をセットで用意しておくことで一つの見積書を制作するときに、見積書の有効期限から制作期間までを一つのシートにまとめて制作することができます。
土日も営業している会社の場合のExcelを使った日数計算の方法
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最後に土日を除く営業日だけでなく、土日も営業していて逆に平日に休みを設けている企業もあるかと思います。その場合は、ExcelのWORKDAY.INTLとNETWORKDAYS.INTLを利用することで日数計算をすることができます。この二つの関数では、引数が一つ多くなっているので、休日を毎週木曜日などといった風に曜日の指定をすることができます。
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Excelを有効に使って簡単に日数計算をしていきましょう
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いかがでしたでしょうか。今回はExcelを使っての日数計算で、土日祝日を除く営業日を簡単に数える方法を紹介してきました。カレンダーを見ながらの日数計算でも確かに問題はなく、その方がやりやすいのであれば当然その方法での日数計算でも問題はないのですが、Excelを使って日数計算をすることで、無駄な時間を省くことができるだけでなく、自分で数えるよりも正確性の高い日数計算をすることができます。そこで今回紹介した記事を参考にしていただき、今後見積書などで日数計算をしなければいけない場面がでてきたときには、今回のExcelを使った日数計算を導入してみてはいかがでしょうか。
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