冨樫義博、執筆再開も休載発表…ファンの期待と不安

『HUNTER×HUNTER』が2024年10月、待望の連載再開を果たした。
しかし、わずか10話(第401話~第410話)が掲載された後、
2024年12月9日発売の週刊少年ジャンプ2号をもって再び休載に突入。
ファンの間では「またか…」という諦めにも似た声と、
「無理せず続けてほしい」という応援の声が入り混じっている。
手術を受けていた冨樫先生…今後の執筆はどうなる?
ネーム、2話分完成。
— 冨樫義博 (@Un4v5s8bgsVk9Xp) November 28, 2024
手術しました。局所麻酔での
施術だったので説明・実況を
受けながらの、大変勉強にも
なった貴重な経験でした。
感謝いたします。 pic.twitter.com/TASzEnca69
2024年11月28日、冨樫義博先生は自身のX(旧Twitter)で手術を受けたことを報告。
それまでにも腰痛や体調不良が原因で執筆が困難であることを公表していた。
今回の手術はその症状を改善するためのものだったのだろう。
しかし、その後もネーム作業を継続していることを報告しており、
体調を見ながら作業を進めていることがうかがえる。
連載再開はいつ?予想される2つのシナリオ

ファンが最も気になるのは、「次の連載再開はいつになるのか?」という点だ。
考えられるシナリオは2つある。
① 早くても2025年後半に連載再開

冨樫先生が引き続きネーム作業を行い、ある程度のストックを確保できれば、
2025年後半には再び週刊少年ジャンプで連載が再開される可能性がある。
ただし、過去の休載歴を考慮すると、このシナリオは楽観的かもしれない。
②『HUNTER×HUNTER』は不定期掲載に移行?
近年、集英社は人気作品の「不定期連載」を導入している。
例えば、尾田栄一郎先生の『ONE PIECE』は
定期的な休載を挟みながら連載されており、これは作者の健康を考慮したものだ。
冨樫先生も同様の形式で、年に数話ずつ掲載する形に移行する可能性は十分にある。
冨樫先生のX投稿が示す「希望」
No.410の356ページ、
— 冨樫義博 (@Un4v5s8bgsVk9Xp) December 21, 2024
125号室とあるのは3101号室の
誤りです。単行本で修正します。
デスクワークに戻れそうです。 pic.twitter.com/l4WwJ8D0ac
冨樫先生は、Xでの投稿を通じて制作状況を報告している。
手術後も作業を続けていることを示唆する投稿が見られ、
「完全に筆を折ったわけではない」とファンに希望を与えている。
これは過去の長期休載とは異なり、
次の掲載に向けた動きがあることを示しているとも言える。
ファンの願い「無理せず最後まで描いてほしい」

『HUNTER×HUNTER』は、未完のまま終わってほしくない作品の代表格だ。
1998年の連載開始以来、
多くのファンがその緻密なストーリーとキャラクターに魅了され続けている。
しかし、冨樫先生の健康を考えれば、
無理に連載を続けるよりも、できるペースで描き切ってほしいというのが本音だ。
連載再開までに楽しむべき『HUNTER×HUNTER』の魅力

休載中とはいえ、これまでの『HUNTER×HUNTER』には多くの名シーンが存在する。
過去のエピソードを改めて読み返すことで、
新たな発見や感動を得ることができるだろう。
特に「グリードアイランド編」「キメラアント編」「暗黒大陸編」などは、
戦略的な戦闘描写や深いキャラクターの心理描写が際立っている。
さらに、アニメ版や劇場版もファンにとっては楽しめるコンテンツだ。
これを機に『HUNTER×HUNTER』の世界を振り返りながら、
次の展開を予想してみるのも面白い。
まとめ:『HUNTER×HUNTER』の未来は?

現時点では、次の連載再開の時期は不明だ。
しかし、冨樫先生のXでの投稿や、ネーム作業が進んでいることを考えれば、
全くの絶望というわけではない。
『HUNTER×HUNTER』の連載再開を待ち望むファンは多く、
今後の発表に引き続き注目していきたい。
また、休載中でも作品を楽しむ方法は数多くある。
過去の名シーンを振り返りながら、
次の展開を予想し、再開を待ち望むのも
『HUNTER×HUNTER』ファンの楽しみ方の一つと言えるだろう。