男脳と女脳の違いとは
男と女とでは脳の仕組みが異なるといわれており、考え方や価値観にズレが生じます。それぞれ「男脳」「女脳」と呼ばれ区別されているのですが、果たして両者にはどのような違いがあるのでしょうか?
そこで本記事では、男脳と女脳の違いを仕事・恋愛・日常それぞれのジャンルに分けて詳しくご紹介します。まず最初に、男脳と女脳の大まかな仕組みや特徴について解説します。
男脳
男性の脳は女性より大きく、右脳と左脳がどちらもバランス良く発達しています。しかし、女性より右脳と左脳を繋ぐネットワークが多くないために、複数の物事を同時に進めるマルチタスクが苦手です。また、男脳は攻撃的な感情に影響を受けやすいといわれています。そして、男脳は直感的な判断や空間把握能力に長けているため、車の運転が得意な人が多いです。
女脳
女性の脳は男性より小さいものの、右脳と左脳を繋ぐネットワークが多いため、マルチタスクが得意です。2つの物事を効率よく進行できます。また、記憶力の良さや言語コミュ二ケーションが発達しているのも女脳の特徴。そして、女脳はセロトニンという脳内物質の分泌が多いため、不安な気持ちになりやすいとされています。
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男脳と女脳の見分け方
一般的に男性は「男脳」女性は「女脳」と分けられています。しかし、女性でも男脳の方はいらっしゃいますし、その反対で女脳の男性もいます。そこで、自分が男脳なのか女脳なのかを調べる簡単な方法をご紹介します。
男脳と女脳を見分ける際は、人差し指と薬指の長さを見てください。もし人差し指より薬指の方が長ければ男脳、薬指より人差し指の方が長ければ女脳である可能性が高いです。これは、イギリスの心理学者ジョン・マニング氏が「母親の胎内で生成された男性ホルモンの濃度によって人差し指と薬指の長さが異なる」と提唱したことを元にしています。
しかし、いくつかの研究では、指の長さは男脳や女脳とは関係を持たないとの見解もあります。つまり、指の長さだけではその人が男脳か女脳か確実に判断しきれないということです。そのため、このチェック方法は参考程度にご覧下さい。
男脳と女脳違い|男脳の特徴【仕事編】
仕事の特徴①出世へのこだわりが強い
男脳は女脳よりも出世や昇進へのこだわりが強く、トップへ登りつめることを目標とします。また、仕事においては自分だけの結果を重視する人が多いようです。そのため、周りの声や意見に耳を貸さず、協調性に欠けることもしばしば。
仕事の特徴②短期集中型
男脳はマルチタスクが苦手な分、1つの物事にガッと集中できます。そのため、仕事以外のことは考えずに一気にやるべきことを終わらせることが可能です。しかし、あまりに集中しすぎて残業してまで仕事を続ける人もいるようです。
男脳と女脳違い|男脳の特徴【日常編】
日常の特徴①愚痴を吐かない
男脳はあまり愚痴を周囲の人に話しません。というのも、愚痴を話したところで具体的な解決策は得られず、話すだけ無意味だと考えているからです。また、誰かに共感してほしいとの欲求もないため、愚痴があっても自分1人で解決しようとします。
日常の特徴②目的のものだけ購入する
女脳はショッピング自体を楽しみますが、男脳は目的のものだけを購入するまでがショッピングだと考えています。そのため、女脳のようにお店をいくつもグルグル回ったり、目的以外のものを見たりしません。目的のものだけサッと購入して、そのまま帰る人が多い傾向にあります。
男脳と女脳違い|男脳の特徴【恋愛編】
恋愛の特徴①一目惚れしやすい
男脳は異性を見るとき外見を重視するため、女脳より一目惚れしやすい傾向にあります。また、目から得る情報を直感的に判断できる男脳だからこそ、その人を好きかどうか、自分の好みかどうかを一瞬で見定められるのです。
恋愛の特徴②愛情表現は行動で示す
男脳は行動で愛情表現を行います。ギュッとハグしたり、手を繋いだり、言葉を使わなくても伝わるだろうという考えがあるからです。しかし、女脳は言語のコミュ二ケーションが発達していることもあって、言葉で伝えてもらえないと不安が募ります。ゆえに、男性と女性の間ですれ違いが起こりやすいのです。
男脳と女脳違い|女脳の特徴【仕事編】
仕事の特徴①チームワークを大切にする
女脳は周りとの協調性を重視しており、仕事においてもチームワークを大切にします。そのため、自分とは違う意見であっても真摯な態度で耳を傾け、良いと思った部分はどんどん取り入れていきます。男脳より柔軟さに長けているといえるでしょう。
仕事の特徴②メリハリをつけて仕事する
女脳は複数の物事を同時に考えることができます。そのため、仕事のことだけでなく、次の予定のことも考えてメリハリよく仕事を終わらせます。また、できるだけ早く仕事を終わらせて私生活も充実させたいと考える人が多いため、効率よくテキパキと仕事をこなしていくようです。
男脳と女脳違い|女脳の特徴【日常編】
日常の特徴①共感を求める
女脳は誰かに共感してもらいたいとの思いが強いため、愚痴があれば周囲の人たちに話します。そこでは解決策を求めるのではなく、ただ単に共感さえ得られればいいと考えていますので、「わかるよ」「本当にそうだよね」などの言葉があれば満足するのです。しかし、男脳は共感を得たいとの欲求が極端に少ないために、男脳と女脳との間ですれ違ってしまいます。
日常の特徴②自立している
女脳は自立した考えを持っているため、たとえ体調が悪くても家事や食事など最低限のことは自分でこなそうとします。また、マルチタスクが得意ゆえに体調が悪くても他のことに頭が回るのだと考えられます。
男脳と女脳違い|女脳の特徴【恋愛編】
恋愛の特徴①関係性を築こうとする
男脳は恋に落ちた瞬間や好きな相手を手に入れるまでの間など、相手と関係性を築く前が最も恋愛が楽しいと感じる時期です。一方、女脳は恋愛関係になってから相手との関係性を築こうとします。つまり、恋愛を長続きさせようという考えに長けているのは女脳でしょう。
恋愛の特徴②コミュ二ケーションを大切にする
女脳はコミュ二ケーションを大切にしており、頻繁な連絡を求めます。日常であったことや近況報告など、たとえ自分が忙しくてもこまめに連絡を行います。一方で男脳は用事があるときにしか連絡しない傾向にあるため、結果的に女脳から連絡することが多くなってしまいます。
男脳と女脳違い|お互いが心地よい関係を作るためには
男脳と女脳では、仕事や恋愛など様々な物事において違った考えを持ちます。ゆえに、すれ違うことも多いでしょう。しかし、男性と女性は社会の中で支えあって生きていく必要があります。特に家族になったり、恋人になったり、親密な関係になればなるほど支え合いが重要になります。お互いが心地よい関係を作るためにも、違いを素直に受け入れることが大切です。
考えが違うからとって全否定してしまっては関係性が悪くなる一方です。お互いが歩み寄り、相手を思いやる気持ちを忘れないようにしましょう。
まとめ
男脳と女脳は、考え方や得意・不得意なものがそれぞれ違います。そのため、カップルや夫婦間ですれ違ったり、喧嘩したりすることもあるでしょう。しかし、お互いが協力して相手の欠点をカバーしあうことができれば、より良い関係が作れます。本記事で男脳・女脳の違いを知り、お互いを認め合いましょう。