恋のabcは今と昔は違う?!
恋のabcというのを知っているという人もあれば、何となく聞いたことがあるという人もいるでしょう。それもそのはず、恋のabcは1980年代に頻繁に使われていた言葉で、今ではあまり恋のabcという言葉を使わなくなっているのです。
ところが、恋のabcが全くなくなっているわけではありません。実は、恋のabcは現代ではHIJKに変わっていっていると言うのです。そこで、改めて恋のabcの意味を紹介して、現代版の恋のabcである、恋のHIJKについても紹介していきます。
恋のabcの意味とは
恋のabcは、以前は恋愛ドラマなどでも聞くことがありました。そもそも、恋のabcはそれぞれの文字に意味合いを持っています。まずは、恋のabcの意味について見てみましょう。
恋のabcの「A」の意味は「キス」
恋のabcの初めにくるAは、キスを意味しています。恋の始まりを段階的に考えた場合、最初はキスから始まるというのが、恋のabcの考え方なのですね。キスはスキンシップの第一段階である、とも言えます。
恋のabcの「B」の意味は「ペッティング」
恋のabcのBは、ペッティングを意味しています。ペッティングというのは日常的に使用する言葉ではありませんが、いわゆる愛撫のことです。胸やおしりなど体に触れることで、性行為とは違います。恋のabcでは、キスから始まり次は体に触れるということです。
恋のabcの「C」の意味は「セックス」
恋のabcの最後に来るCは、性行為を意味しています。恋のabcは、キスをして体に触れ、最後に性行為を行うという一連の流れ指す意味なのです。つまり、恋の最後には性行為があるというのが、恋のabcの考え方だと言えます。
恋のabcには続きがあった
ここまで、恋のabcの意味について説明しましたが、実は恋のabcには続きがあるのです。
恋のabcの続き「D」は「妊娠」
恋のabcで言うC、つまり性行為があれば妊娠する可能性がありますよね。そこで生まれたのが、Dの妊娠です。
恋のabcの続き「E」は「結婚」
妊娠すれば、その後は結婚が考えられますね。そのため、恋のabcの続きのD妊娠の後は、Eの結婚となっています。要は、今で言うできちゃった結婚や授かり婚と同じことが、恋のabcの考えにはあったということです。
恋のabcの続き「F」は「家族」
妊娠して結婚して赤ちゃんが産まれれば、家族になります。恋のabcの最後が性行為であれば、続きのFが最後に家族として表されているのは理解できますよね。
恋のabcはどんなときに使うのか
恋のabcの意味と、恋のabcの続きも見てきましたが、そもそもこの恋のabcとはどんな状況で使われるのでしょうか。
恋愛の進行度を計る時
友達同士の会話の中で、お互いの恋人について話す機会もあるでしょう。友達の恋人との恋愛の進行度を探るとき、恋のabcを使って話したりするのです。どこまで進んだのかを確認したり、付き合いの深さを探るときには、恋のabcを使うと言えます。
恋のabcの現代版恋のHIJKとは
恋のabcは、現在はあまり使われていません。前述したように、現代版の恋のabcはHIJKに変わっているからです。ここでは、恋のHIJKの意味を見てみましょう。
恋のHIJKの「H」の意味は「エッチ」
恋のHIJKの最初の文字であるHは、そのままエッチを意味します。恋のabcでは最後にきていた性行為が、恋のHIJKでは最初に来るということになります。現代では、性行為そのものが恋愛の始まりになっているということです。
恋のHIJKの「I」の意味は「愛が生まれる」
エッチをすれば愛が生まれるというのが、恋のHIJKの考え方です。まだ付き合っていない状態でエッチをするというカップルも現代では多くいるので、恋愛をエッチからはじめて徐々に愛を深めていくという考え方になっています。
恋のHIJKの「J」の意味は「ジュニアが生まれる」
エッチをすれば、ジュニア(子供)が生まれます。恋のHIJKでは、愛が生まれたから子供ができたという考え方なのですね。
恋のHIJKの「K」の意味は「結婚」
恋のHIJKでは、子供ができたら結婚するという考え方になっています。この考え方は、恋のabcの続きにあった妊娠してから結婚と同じです。つまり、子供ができたら結婚するというのが恋の理想の形であることは昔も現代も同じであると言えます。
恋のabcはなぜ恋のHIJKに変わっていったのか?
現代では、恋のabcはあまり使わなくなりました。では、なぜ恋のabcはHIJKに変わっていったのでしょうか。一番の大きな原因は、恋愛に対する価値観の違いです。恋のabcは、恋愛関係が発展するまでの順序を大切にしているのが分かります。
それに対して、恋のHIJKではいきなり性行為から始まることからも、順序と言うよりは、そこから始まる愛に焦点が当てられています。昔とは違い、恋愛の形式にこだわらない人が多いのも要因の一つだと言えるでしょう。
恋のabcの最後に存在するZ
恋のabcと恋のHIJKは、どちらもアルファベットで表されていますよね。アルファベットの最後の文字というと、「Z」です。実は、恋のabcにはZが存在しているのです。
恋のabcの「Z」の意味は「恋愛の終わり」
アルファベットの最後という意味も含めて、恋のabcでいうZには終わりを示しています。恋愛の最後ですから、失恋であったり離婚であったり、形が壊れることを意味します。恋のabcのDと同じで妊娠を表す場合もあるようですが、この場合の妊娠は望まない妊娠で恋愛が終わりを告げたという意味で使われるのでしょう。
かぐや様は告らせたいから見た恋のabc
「かぐや様は告らせたい」という映画が上映されましたが、ご覧になった人もいるのではないでしょうか。人気漫画「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」が映画化され、映画動員ランキングで1位を獲得するなど大ヒットしていますね。「かぐや様は告らせたい」は恋愛をテーマにしていて、この漫画でも実は恋のabcが使われていました。
「かぐや様は告らせたい」では、恋のabcがどのように表現されていたかというと、Aはキス・Bはペッティング・Cは行くところまでいった関係です。Cのみ表現は違いますが、「かぐや様は告らせたい」に出てくるCも意味合い的には同じことを指しているのでしょう。今人気の「かぐや様は告らせたい」であっても、恋のabcの意味は似ているところがありますね。
恋のabcにとらわれすぎないことが大切
恋のabcについて紹介をしてきましたが、これはあくまでも一つの概念として考えられている恋愛の段階です。恋のabcが現代では恋のHIJKに変わっているからといって、必ずそのような恋愛をしなければいけないということではありません。
恋愛はカップルによって考え方も違うので、いきなりエッチから始めるべきだということもなのです。もちろん、現在でもキスから始めて愛を育んでいくカップルもあります。重要なのは、恋のabcにとらわれすぎないで、自分が楽しく満足できる恋愛をすることです。「かぐや様は告らせたい」の主人公2人のように、頭脳で相手に告白させることを考える恋愛もありますからね。
まとめ:恋のabcは現在は恋のHIJKに変わっている!
恋のabcの意味について、現代版の恋のabdであるHIJKとともにかぐや様は告らせたいに出てくる恋のabcについても紹介しました。アルファベットをもとに、恋愛の段階を表していますが、昔も今も理に適っていると思いませんか。時の流れとともに恋愛に対する考え方も変わるので、今はHIJKが主流になっているということです。