デニムの主な素材と特徴
デニムの素材というと綿が一番最初に思いつきますが、実は綿だけではありません。デニムの素材で一番よく使われているのは綿ですが、その他にも麻やウール、シルクなどの天然繊維が使われています。また、天然繊維以外であればポリエステルやレーヨンなどの化学繊維が使われることもあります。そもそもデニムとは、染色したタテ糸と染色していないヨコ糸を使って綾織りにしたものです。ジーンズでよく使われますが、バッグなどにも使われています。
綿素材のデニムは耐久性が高く丈夫なのが特徴です。破れにくく、季節問わず年中使えるものが多いです。しかし、シワになりやすく色落ちしやすいところがデメリットです。他の素材と混合になっている場合は、デメリットをカバーできることが多いです。綿以外の素材は、綿とはまた違った特徴があるので素材の種類とそれぞれの特徴を知ることで、素材を上手く生かしたコーディネートを楽しみましょう。
デニムの素材の種類①麻
デニムの素材の種類その1は、麻です。デニムの素材としては、綿の次によく使われています。綿と一緒に混合になっていることも少なくありません。麻の特徴は、通気性が良く吸水性や発散性に優れているため涼しく感じられるところです。汗をたくさんかいてもサラサラの生地なので、春夏の時期に適しています。清涼感が感じられるため過ごしやすいです。素材も軽くてふわっとしているので、ジーンズではワイドパンツとしてよく使われています。
デニムの素材の種類②ウール
デニムの素材の種類その2は、ウールです。ウールデニムは、デニムのデメリットをカバーした新しい素材。デニムは洗濯していくと段々と色が落ち、ブルーの色が薄れていきます。最終的には白っぽく色あせた状態になってしまうことが少なくありません。また、シワになりやすいので見栄えが良くないところもデメリットです。しかし、ウールデニムは色落ちしにくくシワになりにくい特徴があり上品な印象になる特徴があります。
デニムの素材の種類③シルク
デニムの素材の種類その3は、シルクです。シルクは天然繊維の中でも高級感のある繊維。ツヤや光沢が綺麗で軽いのが主な特徴です。シルクを使ったデニムは、深みのある光沢があり軽くて着心地が良いものが多いです。シルエットもしなやかで綺麗なものが多いのでフォーマルにデニムを着こなしたい時に良いでしょう。
デニムの素材の種類④レーヨン
デニムの素材の種類その4は、レーヨンです。レーヨンは伸縮性に優れているので、レーヨンを使ったデニムはストレッチがきいていて動きやすいものが多いです。柔らかいのでタイトなパンツでもフィット感に優れ、窮屈な感じがしないのが特徴。タイトパンツからワイドパンツまでいろいろなアイテムに使われています。旅行やアウトドアの目的で使うなど、動きやすさ重視のデニムが欲しい人に特におすすめです。
デニムの素材の種類➄ポリエステル
デニムの素材の種類その5は、ポリエステルです。ポリエステルは耐久性が高く、耐熱性もある丈夫な素材。ポリエステルデニムはストレッチ性もあり、安価で手に入れられることが多いです。カジュアルに使えるデニムが多く、気軽にはけるパンツがそろっています。
デニムの素材の種類まとめ
今回は、デニムの素材の種類やそれぞれの特徴についてご紹介しました。デニムの素材には、綿以外にいろいろありそれぞれの素材によって着心地や見た目も変わってきます。デニムの素材は綿がもっとも多く使われていますが、綿以外の素材の特徴や種類を知ることで自分に合ったデニムアイテムを手に入れましょう。