【はだしのゲン・トラウマ】はだしのゲンとは?
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はだしのゲンは、太平洋戦争末期の時代から戦後の日本の世の中、また広島を舞台として描かれている反戦漫画であり、今では国民的な原爆の漫画として知られている作品になります。作者である中沢啓治先生も原爆の被害体験というものを持っており、それを元として作られている作品となります。現代では考えられないような惨状がそこでは起こっていたということを伝えるメッセージ性のある作品でもありますね。
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戦争末期に戦争を反対する中岡家の中岡ゲンを主人公とし、非国民であると差別を受けるような時代背景、また原爆投下直後の惨状、その後のとても目することが辛いとまで言えるものを現代に伝えている作品であり、二度と同じ過ちを繰り返してはならないということを伝えていることが1番の特徴といっていいでしょう。そんな酷い時代の中で必死に生き抜く少年少女の物語です。
【はだしのゲン】小学校ではだしのゲンを観てトラウマ!?
「はだしのゲン」創作の真実
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このはだしのゲンは小学校にて、学習の一環としてアニメを観ることが多いとされておりますが、内容がかなりショッキングでもあり、当時の悲惨さを伝えるためにかなり過激な描写が多数あります。そのことから小学生にはかなり厳しいといってもいい描写が続くことでトラウマになる人が続出しているということが一部で言われており、保護者からも物議を醸すようなことがあるとされております。
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現在の教育ではだしのゲンのアニメを観ることがあるかどうかはわかりませんが、一部の世代では必ずといっていいほど観たことがあると言えるのではないでしょうか? そしてトラウマになった方も少なくはないでしょう。なにせ小学生ということもあり、通常であればモザイクがかかるような描写でも生々しく映っている事が原因であると思われます。若い頃から知ってもらうという事はとてもいい事ですが、あまりにも酷い映像はどうかというのが一般的な意見でしょう。
【はだしのゲン】漫画もかなり凄まじい・・・トラウマレベル?
「はだしのゲン」を読む
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またアニメだけでなく、現在の小中学校では必ずといっていいほどはだしのゲンの漫画が図書室にあると思われます(ないところもあると思いますが)。なのでアニメは知らずともはだしのゲンという作品を一度は目にする機会というものがあると思われます。漫画はもちろん原作ですので、生々しい描写が多数あり、漫画でもトラウマになった方がいると思われます。
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私自身も小学生の時にはだしのゲンを読んだ記憶がありますが、かなり過激なシーンが多かったように記憶しております。それが平気な人もおり、そういう描写が苦手な人も必ずおりますので、一部ではどうなのか?という声も上がっております。しかし戦争の悲惨さというものを伝える事、これがありのままを見る事が一番であると個人的には感じております。
【はだしのゲン】トラウマシーン「ピカドン」
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はだしのゲンのトラウマシーンというとやはりまずは原爆投下のシーンでしょうか。作中ではピカドンという言葉で表現されております。ピカ(光)ドン(爆発音)ですね。原子爆弾というのはこれまでの爆弾とは次元が近い原子力を使った爆弾であることからその破壊力は凄まじいことになっております。爆弾によって着弾からかなり広い範囲が熱と爆風で吹き飛び、人はもちろんのこと建物すら跡形もないような状況が描かれております。
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原爆投下の描写については様々なシーンがありますが、人が死ぬという描写が一番トラウマになっているのだと個人的には推測しております。どの漫画であってもある程度は加減されて描かれていたりR指定があったりするのですが、はだしのゲンに関してはかなり生々しい描写であることからトラウマシーンとなっている代表格であると個人的には感じております。
【はだしのゲン】トラウマシーン「拷問描写」
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はだしのゲン作品ではそこまで登場するシーンではありませんが、初期段階などで登場する拷問シーンも少なからずトラウマシーンとなっていることでしょう。これはあくまでも個人的な感想でもありますので、参考までにお願い致します。通常、拷問などのシーンはまず見ることはありませんが、それを鮮明に描かれているということでこれもトラウマのシーンの一つであると思われます。
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具体的にですが、鞭打ちなどのシーンは暴力的シーンでもありますし、それ以外にもここでは記載できないほどの酷い拷問シーンもありました。普通ならR指定されてもいいレベルの拷問シーンですね。こういう出来事があったという事実を伝えるということは大事であるとも思われますが、小学生の年頃でこれを見てしまうとやはりトラウマになり兼ねないようなシーンであると思われます。
【はだしのゲン】トラウマシーン「ケロイド」
はだしのゲン〈3〉 (1977年) (集英社漫画文庫)
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トラウマシーンでもトップレベルでヤバい描写がこのケロイドではないでしょうか。漫画やアニメーションということもあって実際の実物というわけではありませんが、それでもプロの漫画家が描いているというのもあるので相当生々しい描写であったと思われます。実際のケロイドはこのようになっているということを伝えるという意味で相当な衝撃が走ったのは私自身も同じです。
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個人的にトラウマとなっているシーンの代表格がこのケロイドであり、肉体の一部がケロイドになっていたり、また全身ケロイドの状態で歩いている描写などもあり、もはやこれは現実の世界なのか?と疑うレベルのトラウマシーンであるように感じます。当時の状況というものがとてつもなく凄まじい惨状であった事があのシーンでわかりますし、同じくトラウマシーンになっているように思いましたね。
【はだしのゲン】トラウマシーン「死体が転がっている」
はだしのゲン〈5〉 (1978年) (集英社漫画文庫)
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これもおそらくですが、トラウマシーンに入るのではないでしょうか? 原爆が投下された後の惨状というのは普通に死体がゴロゴロと転がっているものでした。それが人間の死体かどうかも判別できないほどのものもあり、いかに原爆の威力が凄まじかったかを物語っているシーンでもあります。個人的にはこれも当時は相当な衝撃を受けたシーンであり、ちょっとしたトラウマシーンでもありました。
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さらにその死体を処理する人々もおり、それもまた衝撃的だったのを記憶しております。皆さまもおそらくはびっくりしたと思われます。普通では考えられないような事が描かれているということもそうですが、死体をまるで掃除するかのように積み上げている惨状が描かれていたところについてはもはや常識では測れないレベルのトラウマシーンになっているように思えました。
【はだしのゲン】トラウマシーン「ウジ虫」
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トラウマシーンとしてウジ虫シーンが挙げられますが、これは正直グロテスクな描写であると思います。人間の皮膚にウジがわくということ自体がもうあり得ないことですね。それが普通であったという広島の原爆投下後の世界観というのは常識では測れないものがあります。そのウジ虫を一匹一匹取り除いているシーンもありましたが、それが一番トラウマになっております。
はだしのゲン〈2〉 (1977年) (集英社漫画文庫)
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このシーンに関しては原爆投下後にはかなりたくさん見られたシーンであると思われます。トラウマシーンの中でもおそらくは上位になると個人的には感じておりますね。私自身もこのシーンに関してはかなり鮮明に記憶しており、はだしのゲンというとケロイドで体にウジがわく人間が出てくる・・・などの記憶が強くあることからトラウマになっている代表格でもあります。
【はだしのゲン】トラウマシーン「爆風で人が突き刺さる」
はだしのゲン〈4〉 (1978年) (集英社漫画文庫)
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この爆風で人が突き刺さるシーンですが、正確には人が木に突き刺さるというものであり、隆太の父親が爆風で吹き飛ばされ木に突き刺さって即死したシーンが代表となります。これに関しても相当ショッキングなシーンだったように思えます。ほんの一瞬で人が死んでしまうという現状を伝えている描写ではありますが、作中でもメインとして登場する隆太の父親である事がかなり衝撃でしたね。
【はだしのゲン】トラウマ まとめ
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いかがでしたでしょうか? 今回ははだしのゲンに登場するトラウマシーンについて見てきました。小学校の学習の一環として広島の原爆や太平洋戦争の記録などを見せるという授業が行われております。その中でもはだしのゲンのアニメーションは代表格としてあがっており、トラウマシーンが多いことについてかなり賛否両論あるとも言えるでしょう。