【はだしのゲン・あらすじ】はだしのゲンとは?
中沢啓治平和マンガ作品集 第1巻 はだしのゲン 第1巻
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はだしのゲンは、太平洋戦争末期の時代から戦後の広島を舞台としている反戦漫画であり、中沢啓治先生の実体験などを元にして作られている作品となります。当初週刊少年ジャンプにて連載がスタートし、アンケート至上主義である中で、編集長の意向という異例の流れで連載が続けられていた経緯があります。編集長が異動になってからは他の掲載誌を転々としており、最終的には主人公のゲンが東京へ行くという場面で第一部完となりました。
中沢啓治平和マンガ作品集 第6巻 はだしのゲン 第6巻
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第二部については中沢先生の体調が悪くなったために結局描かれることはありませんでした。作品はゲンという少年、またその家族や友人などと激動の時代を生き抜くというとてつもないストーリーであり、現在では考えられないような生活、また世界観があると言っていいでしょう。今では小学校から中学校において教育の一環として図書、またアニメなどが取り入れられるほどの作品でもあります。
【はだしのゲン】原作漫画の基本あらすじ
中沢啓治平和マンガ作品集 第8巻 はだしのゲン 第8巻
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ではまずはだしのゲンの原作の簡単なあらすじから見ていきます。序盤は太平洋戦争末期であり、主人公ゲンの家族、中岡家の生活というものが主として描かれております。中岡家は父親が戦争反対を掲げているということもあり、非国民として他の人物からの差別を受けるような生活面が色濃く描かれております。その後原爆が投下され、一瞬でたくさんの命が奪われることになります。
中沢啓治平和マンガ作品集 第10巻 はだしのゲン 第10巻
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ゲンの家族も父親やゲンの弟である進次が家の下敷きになり、救う事ができませんでした。その後はゲンと母親、また妹などと生活をするようになり、進次にそっくりな隆太の登場、また行動隊のメンバーとの密接な付き合いや、ヤクザとの関係性などが色濃く描かれるようになります。問題発言も多数あり、賛否両論ある内容もありますが、一貫して原爆や戦争の反対を描いた作品であると言っていいでしょう。
【はだしのゲン・あらすじ】実写版について
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実写版では3部作が制作されております。1976年に最初の作品である「はだしのゲン」が作られ、内容としては原作に忠実に作られている事が挙げられます。制作や脚本、また監督はシリーズ3部作を通して現代ぷろだくしょんの山田典吾さんが務めております。内容としては原作でも取り入れられているギャグ路線もありつつ、しかし実際にはシリアス面が強い作品です。
はだしのゲン 第3巻 麦よ出よの巻
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漫画やアニメと違って実際の人間が演じているところもあり、よりリアルな当時の様子が映し出されていると個人的には感じております。またシリアスな場面が多い中でも突然に沸き起こるギャグやコミカルなシーンがかなり評価されており、おそ松くんに登場する名ポーズなどを取り入れるなど、監督のいわゆる遊び心が詰め込まれている独特の作品であるとも言えるでしょう。
【はだしのゲン・あらすじ】アニメ映画について
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お次ははだしのゲンのアニメ映画になります。当時は長編アニメーションという部類にありました。1983年の7月に一作目の「はだしのゲン」が放映され、1986年の6月に二作目となる「はだしのゲン2」が公開されました。その後1995年の8月5日、6日に原爆投下から50年が経ったということでRCCテレビにて昼間に広島の原爆の特番が組まれ、その際にはだしのゲン、はだしのゲン2が放送されたことも有名です。
長編アニメーション はだしのゲン2 [VHS]
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アニメーションはあのマッドハウスが手がけており、原作者である中沢啓治先生が漫画などや実写版などでは表現できないようなところをアニメで作りたいということで私財を投じられたということもかなり有名な話ですね。これが一般的に公開された際、相当な反響を呼ぶことになります。アニメーションということもあり尺などの関係で一部大幅にカットされている部分がありますが、母親の死までをアニメで描いているということで超大作と言っていいでしょう。
【はだしのゲン・あらすじ】ドラマについて
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続いてテレビドラマのはだしのゲンになります。実写、アニメ、そしてドラマ化までされる作品は過去の漫画界を見てもほどんどないと言っていいでしょう。それだけ重要な内容を含んでおり、国民に支持されている事がわかります。テレビドラマは2007年にフジテレビの「千の風になって ドラマスペシャル」という枠組みの第3弾で制作されたものであり、8月10日「金曜プレステージ」、8月11日「土曜プレミアム」の2夜で連続的に放送された作品になります。ちなみにこのテレビドラマ化は過去初めてとなっております。
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このテレビドラマではオープンセットを使って非常に繊細に当時の様子が再現されております。原爆投下が行われた後の瓦礫の山と化した広島市街地などをかなり忠実に再現しており、爆風などはCG技術を使って作られていることから現代だからこそなし得た再現力であると言えるでしょう。ストーリーは浩二が帰ってくる場面までであり、原作とは違って大幅にカットされている部分が挙げられます。
【はだしのゲン・あらすじ】実写版のキャストについて
はだしのゲン 第二部 3 たくましい麦になれ編 (ChukoコミックLite Special)
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では実写版で役を演じたキャスト陣、また制作陣について見ていこうと思います。監督、また制作、そして脚本を現代ぷろだくしょんの代表である山田典吾さんが務め、第一部である「はだしのゲン」の父親役をあの三國連太郎さん、母親役を左幸子さん、ゲン役を佐藤健太さん、弟進次役を石松宏和さん、長兄の浩二役を小松陽太郎さん、次男の昭三役を箕島雪弥さんが演じております。
はだしのゲン 第4巻 まっすぐ伸びよ青い麦の巻
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また朴さんを島田順司さん、岸先生役を坂本新兵さん、大里先生役を大関優子さん、広瀬先生役を梅津栄さん、沼田先生役を大泉さん、堀川役を牧伸二さん、特高役を草薙幸二郎さんが演じております。メインキャストであの三國連太郎さんが配役として登場しているのはかなりの反響を呼んでいることでしょう。メインキャスト陣はシリーズで変わっていることもかなり大きな特徴と言っていいと思われますね。
【はだしのゲン・あらすじ】アニメ映画の声優陣について
はだしのゲン 第2巻 麦はふまれるの巻
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では続いてアニメ映画の声優陣について見ていきます。主人公であるゲン役は当時オーディションを行い、当時中岡ゲンと同じ年頃である小学生で広島県出身であった宮崎一成さんが演じております。ちなみに1と2の共通キャストとして、進次、隆太役を甲田将樹さん、大吉役を井上孝雄さん、君江役を島村佳江さんが演じているのも実写版とか異なる特徴であると言っていいでしょう。
はだしのゲン 第5巻
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そのほかの声優さんは、英子役を中野聖子さん、朴さん役を西村淳二さん、政二役を森功至さん、英造役を青野武さん、ハナ役を中西妙子さん、主人役を北村弘一さんが演じております。そのほかにも矢田耕司さんや田中康朗さん、田中淳一さん、佐藤正治さん、佐久間あいさん、戸谷公次さん安田あきえさんなど当時の声優を代表する方々演じております。
【はだしのゲン・あらすじ】アニメ映画の制作スタッフ陣
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では続いてアニメ映画の制作スタッフ陣について見ていきます。原作、また脚本、そして製作者が漫画を手がけている中沢啓治先生が務めております。監督は真崎守さん、設定を丸山正雄さん、作画監督、キャラクター設計を富沢和雄さん、美術監督は男鹿和雄さん、音響監督は明田川進さん、音楽を羽田健太郎さん、主題歌は「HAPPY」で「今すぐ愛が欲しい」、エンディングテーマ「どこから来てどこへ行くのか」になっております。
はだしのゲンが見たヒロシマ [DVD]
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録音はアオイスタジオであり、キャスティングは青二プロダクション、現像を東京現像所で、プロデューサーが汐文社の吉本尊則さん、マッドハウスの岩瀬安輝さんが務めております。かなり豪華な制作スタッフ陣であり当時時ではかなりの製作費を費やして作られたと思われます。アニメーションも当時のアニメーションでかなりの完成度であることが言えるでしょう。
【はだしのゲン・あらすじ】ドラマ版のキャストについて
絵本はだしのゲン
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では最後にドラマ版のキャスト陣について見ていきます。ゲン役を小林廉さん、父親大吉役を中井貴一さん、母親君江役を石田ゆり子さん、長兄浩二役を中尾明慶さん、英子役を小野明日香さん、進次、隆太役を今井悠貴さん、ウメ役を中島ひろ子さん、警察署長役を矢島健一さん、沼田先生役を大河内浩さんが務めており、豪華な俳優陣であることがわかりますね。
【はだしのゲン・あらすじ】まとめ
はだしのゲン 第8巻
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いかがでしたでしょうか? 今回ははだしのゲンのあらすじや原作漫画、アニメ映画、そして実写版からテレビドラマまで幅広く見てきました。原作漫画を基本として様々な映像化がなされており、過去の作品を見てもこれだけの映像化がされた作品は異例であると言っていいでしょう。これからもおそらくリメイクして放送されることがあるかもしれませんね!