『鬼滅の刃』とは、週刊少年ジャンプにて連載中の人気漫画です。大正時代を舞台に、人間を喰らい、時には人喰い鬼にしてしまう鬼の親玉・鬼舞辻無惨と、鬼をひとり残らず滅殺することを信念に掲げる鬼殺隊との戦いを描いた物語になります。無惨以外にも様々な鬼が登場し、人間側の鬼殺隊だけでなく鬼のバックグラウンドも描いてくれるのが本作のいいところでもありますね。

そんな本作に登場するキャラを強さ順にランキング形式で紹介していきます。ランキングに入れるのは、計30名。

1.竈門炭治郎

2.我妻善逸

3.嘴平伊之助

4.栗花落カナヲ

5.不死川玄弥

6.冨岡義勇

7.胡蝶しのぶ

8.煉獄杏寿郎

9.宇髄天元

10.不死川実弥

11.時透無一郎

12.甘露寺蜜璃

13.悲鳴嶼行冥

14.伊黒小芭内

15.継国縁壱

1.竈門禰豆子

2.鬼舞辻無惨

3.黒死牟

4.童磨

5.猗窩座

6.半天狗

7.玉壺

8.妓夫太郎

9.堕姫

10.鳴女

11.魘夢

12.累

13.獪岳

14.珠世

15.愈史郎

人間と鬼、15名ずつを、2020年3月29日時点で明らかになっている成長度や特性を踏まえながら、「速さ」「精神力」「呼吸・血鬼術レベル」「基礎体力」の4つと、読者として「このくらい強い気がする」という独断の感覚値を、それぞれ最高10点、合計50点満点で数値化。また、ファンからの人気度合いも、第一回の公式人気投票を踏まえながら、最高10点として独断で記していきます。

合計の数値が同じキャラクターは、同一ランクとはせず、独自の判断で明確に順位を分けていきます。

名前：獪岳（かいがく）

種別：鬼

位・階級：元上弦の陸

備考：元鬼殺隊員

30名中30位となったのは、善逸の兄弟子にして、上弦の陸になった獪岳。鬼殺隊員としては、そこそこの実力があったと思われますが、鬼になってからの日の浅さや、自分の力不足を認めない精神力の低さから、このメンバーの中なら最下位だろう、と考えました。鬼殺隊員として諦めずに精進していれば、もっと上になったと思われます。

獪岳は、かつて行冥が親のいない子どもをお寺に集めて面倒見ていた際、自分が助かるためにお寺の場所を鬼に教えたり、育手の元に行ってからは善逸に暴言を吐いたりするなど、自己中心的で横柄な態度が見られる一方で、憎たらしい可愛らしさも感じられ、この30名の中なら23位くらいになるのではないかと予想されます。

名前：珠世（たまよ）

種別：鬼

位・階級：なし

備考：鬼でありながら鬼殺隊に協力

純粋な鬼としての戦闘力的強さを考えた場合、それほど強いわけではないだろう、ということで感覚値と基礎体力が低めですが、相手を惑わ血鬼術の有用性や、自分の力だけで無惨の呪縛から逃れる精神力を高めに評価しました。珠世の凄さはどちらかといえば医術や研究といった戦闘以外の部分ですよね。

その美貌と美しい血鬼術、自分の身を犠牲にしていまで無惨を葬ろうとする胆力は凄まじく、ファンも多いかと思いますが、現在多くのキャラが登場していること、鬼殺隊員の活躍がここ最近は目立つことから、24位くらいになるのではないかと予想されます。もう一度珠世の姿が見たいですね。

名前：累（るい）

種別：鬼

位・階級：元下弦の伍

備考：那田蜘蛛山編にて義勇に敗れる

下弦の伍として多くの隊士を屠ってきた累ですが、それでも十二鬼月でランクが低いということを考えると、血鬼術のレベルがそれほど高いということはなく、この中では感覚的に強さはもっとも普通ではないかと5という数字を付けました。精神の未熟さは見られるものの、下弦までなったことを踏まえ、同じ数字でも珠世の上という順位付けにしています。

最期に改心し、両親とともに地獄の業火に焼かれるシーンは多くのファンの心を打ったのではないでしょうか。那田蜘蛛山編は最初のほうの話ではありますが、容姿の可愛さなども踏まえて20位くらいになるのではないかと予想しました。

名前：堕姫（だき）

種別：鬼

位・階級：元上弦の陸

備考：兄の妓夫太郎と2人で上弦の陸を担当

上弦の陸という強さでありながら、全体の27位としたのは、上弦の陸というランキングはほとんど兄の功績によるものだと考えたためです。もちろん、堕姫も鬼としては一般以上の強さを持っていますが、単体ではそれほど強くないだろうと考えました。同じ点数でありながら累より上にしたのは、やはり上弦の陸としていられるだけの基本体力が累より上だと判断したからです。

非常に美しく、鬼となったときの服装もとてもセクシーで、他人の美醜には厳しいながらも、兄のことは大好きなブラコンという部分が可愛らしい堕姫ですが、少々性格がキツすぎるところもあるため、26位くらいになるのではないかと考えます。

名前：竈門禰豆子（かまど ねずこ）

種別：鬼

位・階級：なし

備考：ヒロイン。人を喰わず、初めて太陽を克服した鬼

本作のヒロインでもある禰豆子。鬼の毒を消したり、日輪刀と組み合わせることで鬼の再生を遅らせる血鬼術が非常に有能ではありますが、血を流しすぎると眠くなってしまうという性質や、自我が戻らず子どものように振る舞う精神力から26位という順位に。同点の堕姫より上なのは、人を喰わずにいながら渡り合えた戦闘力を評価しました。

公式の第一回人気投票は惜しくも3位となった禰豆子。太陽を克服したことで口枷も取れ、感情の非常に豊かになり可愛さに拍車がかかった禰豆子ですが、おそらく現在も3位くらいの人気になるのではないかと予想しました。禰豆子が寝ている間に活躍したキャラが多いので、これから禰豆子がどれだけ活躍するかでさらに人気が高くなる可能性もありますね。

名前：不死川玄弥（しなずがわ げんや）

種別：人間

位・階級：丁

備考：常人以上の咬合力と消化器官を持ち、鬼を喰べ一時的にその力の使用が可能

鬼殺隊員でありながら呼吸を使うことができない玄弥。基本的な能力は他の鬼殺隊員に引けを取らないとは思いますが、ここでは呼吸・血鬼術のレベルも含んで強さを数値化したため、25位という順位になりました。27点組の中のトップを彼にしたのは、鬼の能力を持てること、日輪刀を持っている有利性を鑑みたからです。

登場当初は、自身の要求を無理やりきかせようと幼女を殴るなど、なかなか過激な面も見えた玄弥ですが、次第に本来の優しさや面倒見の良さ、兄との関係性などが明らかになり、人気も高まったのではないかと予想されることから、9位くらいになるのではないかと予想されます。

名前：愈史郎（ゆしろう）

種別：鬼

位・階級：なし

備考：唯一無惨以外の鬼から生み出された鬼

無惨の目からも逃れられる血鬼術、珠世という絶対的な優先順位がある事による精神の安定さなどを高く評価しました。珠世同様、戦闘向きとは言えませんが、愈史郎の血鬼術があれば大抵のことはどうにかなると思いますし、逃げるにしても速さは別に必要がないため、24位という順位にしました。

珠世への絶対的な一途な愛と、そのためなら他の何者も犠牲にしようとする徹底的な姿勢がなかなか好感を持てる愈史郎。少々毒舌なところもありますが、そこもまた彼の魅力であり、22位くらいのランキングになるのではないかと思われます。

名前：鳴女（なきめ）

種別：鬼

位・階級：元上弦の肆

備考：最終戦無限城編突入直前で昇級

鳴女はその便利さから十二鬼月になる以前から無惨に利用されていました。部屋を自在に操れるテリトリー系の敵で、一度範囲内に入ってしまえば鳴女のほうが圧倒的有利ですが、移動できない機動力のなさや、攻撃向きではないという点から23位という順位にしました。精神力を高くしたのは、彼女の淡々とした仕事ぶりを評価したからです。

鳴女の血鬼術により鬼殺隊員はバラバラにされ、どんどん作りが変わる決起状に翻弄されるなど、鬼としては非常に優秀な鳴女ですが、活躍した場面が遅く、最期が呆気なかったことなどから、27位くらいなのではないかと予想されます。

名前：魘夢（えんむ）

種別：鬼

位・階級：元下弦の壱

備考：鬼殺隊に滅殺された累を除き、下弦の鬼で唯一無惨に殺されなかった鬼

能力自体は非常に強力で、おそらく杏寿郎や炭治郎たちでなければ簡単にやられてしまっていたと思いますが、血鬼術が強い反面、魘夢自身の力はあまり強くなく、22位という順位に。ただ、無惨相手に畏怖ではなく憧憬を示す精神力は凄まじいですね。

他人の苦しむ姿を見るのが好きというとんだ性癖を持った魘夢。血鬼術も精神攻撃系のえぐいもので、それが彼の狂気さを増幅させていますよね。見目は悪くなく、人気になりそうですが、最終的にただの肉塊のようになってしまうことから28位くらいになるのではないかと考えられます。

名前：玉壺（ぎょっこ）

種別：鬼

位・階級：元上弦の伍

備考：壺は無惨が認めるほどの出来栄え

柱を追い詰めたこと、進化し姿が変えられることなどから、基本的な能力は高く評価しましたが、なんだかんだ詰めが甘いところ、ひとりの柱にやられてしまったところなどを見て、感覚値が平凡な数値となりました。7という数値は上弦の最低値だと考えているため、玉壺は上弦の中では平凡ではないかと思われます。

目が口なのか、口が目なのか、耳が手なのか、足があるのか、なかなか不気味な見た目をしている玉壺。芸術肌であったり、無惨に手酷く扱われても嬉しそうにする変態チックさが魅力的ではありますが、見目のグロテスクさから30位になるのではないかと予想します。

名前：栗花落カナヲ（つゆり かなを）

種別：人間

位・階級：丁

備考：視力が非常に優れている

7という数値を上弦の鬼の最低値として考え、鬼殺隊の中では柱になる可能性のある優れた若手の最低値を7として考えました。カナヲはオール7の平均値に当たるのではないかと思い、綺麗な五角形に。ただ、童磨がしのぶより強いかも、と思っていることから、もう少し訓練をすればもっと上位に食い込む可能性は十分ありますね。

炭治郎と出会ったことで自分の感情を素直に表せるようになったカナヲ。以前の何を考えているのかわからないカナヲより断然可愛く、ファンも一気に増えたのではないでしょうか。人気ランキングだったら11位くらいにランクインするのではないかと考えられます。

名前：妓夫太郎（ぎゅうたろう）

種別：鬼

位・階級：元上弦の陸

備考：無惨にかなり気に入られていた

上弦の伍である玉壺より上の評価にしたのは、妓夫太郎が上弦の陸より上に上がらなかったのは、堕姫がいたからだと考えたためです。おそらく堕姫がいなければ妓夫太郎はもっと上に行けたのではないかと思い、高めの評価にしました。同点のカナヲより上なのは、戦闘経験の多さを評価したからです。

わがままな妹を大切に想い、最後は離れることまで決意した妹想いな妓夫太郎は、ファンが多いのではないかと考えられます。とは言え、早々に退場してしまったことを鑑みると、25位くらいになるのではないかと思われますね。

名前：嘴平伊之助（はしびら いのすけ）

種別：人間

位・階級：丙

備考：山で猪に育てられた。触覚が優れている

まだまだ精神的な未熟さは見られるものの、山で育ったことで身についた体力や、瞬発力などを踏まえると、18位くらいになるのではないかと予想されます。呼吸が最初からオリジナルのもので、派生する前の基本を知らないため、今後土台となる呼吸を改めて知っていけば飛躍的な成長が見られるのではないでしょうか。

戦闘狂で猪頭を被っているというキャラの濃さだけでなく、猪頭を取ったら顔は美少女のように可愛らしいというギャップも持っている伊之助。だんだん人間らしさを覚えていく姿は微笑ましくもありますね。伊之助はメインキャラということもあり、5位には入ると予想します。

名前：我妻善逸（あがつま ぜんいつ）

種別：人間

位・階級：丙

備考：雷に打たれて髪の色などが変わった。聴覚が優れている

精神の軟弱さは見られるものの、眠ったり気を失うことなく獪岳を倒せた実力、既存の型は壱ノ型しかできなかったものの、自分で新しい技を生み出す実力を鑑みて17位という順位にしました。同一点数の伊之助より上位にしたのは、常識に基づいた冷静な判断を下せると考えたからです。

ギャグ顔と叫んでいる顔ばかりが印象的な善逸ですが、呼吸を使うときの静けさやかっこよさのギャップから非常に人気の高いキャラクターでもあります。公式の第一回人気投票でも、禰豆子をおさえて2位になりましたが、その人気は衰えていないと思うので、人気ランキングでは2位になるのではないかと予想されます。

名前：胡蝶しのぶ（こちょう しのぶ）

種別：人間

位・階級：元蟲柱

備考：姉の仇を倒すため身体中に藤の毒を巡らせた

鬼の頸を斬り落とす力もないほどですが、代わりに鬼を殺せる毒を開発するなど、頸を落とす以外の滅殺方法を編み出したしのぶ。亡き姉に代わり、蝶屋敷を支えていこうと笑顔を絶やさずにいたしのぶは、柱の中でもかなり高い精神力を持っていたと評価しました。柱の中ではもっとも低い順位となりましたが、彼女が開発したものは力がない人間でも鬼に太刀打ちできる、とてもすごい代物ですよね。

もともと、その可憐さからファンの多かったしのぶ。童磨戦での気高さや、彼女が押さえ込んでいた怒りの表情など、これまでとは違う姿を見せたことでより多くのファンを集めたことでしょう。7位にはランクインするのではないかと予想されますね。

名前：半天狗（はんてんぐ）

種別：鬼

位・階級：元上弦の肆

備考：5つの違う姿が見られる珍しい鬼

本体は小動物ほどの小ささしかないものの、大きい姿のときに分裂させた4つの人格（喜怒哀楽）はそれぞれ違った強力な技を使い、4つの内の1つ積怒が他の3体を吸収することで、4体それぞれの技はもちろん、合わせ技なども使うことができる非常に強い血鬼術をもっているため、15位という順位にしました。小心者でなければ、もっと上までいけたような気がしますね。

自分に都合の悪いことはすべてシャットアウトし、自身の犯罪を認めない小狡さはあるものの、1人で多人数を相手にできる有能さはかっこよさも感じますよね。ただ、本体が最後まで逃げ回るという少々情けない終わり方になってしまったので、29位くらいになるのではないかと思われます。

名前：竈門炭治郎（かまど たんじろう）

種別：人間

位・階級：丙

備考：日の呼吸を使うことができる

本作の主人公である炭治郎。主人公なのに中ほどというのは低いような気もしますが、まだまだ呼吸を自分のものにできていないことなどを考えると、このくらいの順位になるのではないかと考えました。ただ、精神力に関しては柱にも引けを取らないと思い満点評価です。

公式の第一回人気投票では、2位に差をつけて堂々の1位となった炭治郎。炭治郎はとても優しく真っ直ぐでついつい応援したくなるキャラクターであり、主人公らしい輝きもあることから、ファンのなかでは永遠の1位なのではないかと予想されますね。

名前：伊黒小芭内（いぐろ おばない）

種別：人間

位・階級：蛇柱

備考：蛇の鏑丸は戦闘も助けてくれる友だち

蛇の呼吸という派生の呼吸を使っていること、両眼を潰されても炭治郎や仲間を庇う能力があること、怪我をしても心を乱さないことなどを踏まえて精神力と呼吸レベルが高めになっています。柱の中では目立った戦闘シーンが少なめのため、感覚値は7と少し低めです。炭治郎と同点ながら順位を上にしたのは、基本のレベルが炭治郎より断然高いと判断したからです。

これまで蜜璃のことが好きだということと、やたらとネチネチしていることばかりが目立ってきた小芭内ですが、蜜璃への純愛ともいえる一途さは胸を打たれるものがありますよね。200話の2人に涙した人も多いのではないでしょうか。そのことから13位に入るのではと予想します。

名前：甘露寺蜜璃（かんろじ みつり）

種別：人間

位・階級：恋柱

備考：一生添い遂げる伴侶を見つけるため鬼殺隊員になった稀有な人

見た目の可愛さと「恋の呼吸」という呼吸法が見事マッチしている蜜璃。非常に薄い刀をしなやかに振るう姿や、オリジナルの呼吸を使うこと、細い見た目ながら普通の人の8倍もの密度の筋肉で体が構成されているところなどから、12位という順位に。同点の小芭内より上にしたのは、その筋肉量を踏まえた結果です。

心優しく、ちょっとずれたところのある蜜璃ですが、そこが彼女の可愛らしさでもありますよね。無惨戦でも小芭内に庇われることが多かったものの、自身の力を奮うこと、戦うことに決して躊躇しない姿はかっこよくも感じます。蜜璃の可愛くてかっこいいところに惚れる人もきっと多いだろう、ということから12位にランクインするのではないでしょうか。

名前：冨岡義勇（とみおか ぎゆう）

種別：人間

位・階級：水柱

備考：炭治郎の良き兄弟子

柱になるような人間じゃない、と言いつつ、しのぶの姉・カナエが生きていた時代から柱に就いている優秀な人物。ただ少々精神面に不安があるため、7と少々低めの数値にしました。とはいえ、風柱と互角に打ち合える能力、新しい型を生み出すセンスを考えると11位くらいではないでしょうか。40点組の中で1番上にしたのは、柱以外の人間と共闘してもうまくフォローする冷静さがあるためです。

初期から登場し、そのクールな見た目に反して、「てちてち」という歩行効果音や、コミュニケーションの下手さが可愛らしいと人気の義勇。様々なキャラクターが新しく登場しましたが、それでも6位には入るのではないでしょうか。

名前：時透無一郎（ときとう むいちろう）

種別：人間

位・階級：元霞柱

備考：始まりの呼吸の剣士の末裔

格上の相手にあっても一瞬で自身を鎮める精神力、2ヶ月で柱まで登り詰める才能など、能力は柱の中でもトップレベルといえるでしょう。しかし、経験値だけは才能ではどうしようもないため、経験不足を鑑みて感覚値は7と少々低めにしました。とはいえ、血筋はもちろん剣術の才能もあるため、トップ10には入るでしょう。

その可愛らしい見た目と、ボーッとした表情、記憶が戻ってからの穏やかな笑みと、炭治郎以外に向ける冷ややな視線が魅力的な無一郎。柱の中では1番人気があるのでは、と思えるほど無一郎好きは多く、4位に入るのではないでしょうか。

名前：宇髄天元（うずい てんげん）

種別：人間

位・階級：元音柱

備考：生きたまま柱を引退した人物

痣が顕現する前に柱を引退しているため、呼吸レベルを8にしましたが、柱を務めただけあって実力は相当なものでしょう。元忍というのも評価する点ですね。速さを満点にしたのは天元のみで、それは彼が音柱として、元忍として、速く静かな移動ができるという点を評価したからです。

公式イケメンキャラである天元。すでに柱は引退しましたが、その面倒見の良さから柱稽古に参加したり、耀哉の跡を継いだ輝利哉の護衛をしたりするなど、頼りにされているのがわかりますね。兄貴的キャラですが、引退してしまったことを考えると15位くらいではないでしょうか。

名前：煉獄杏寿郎（れんごく きょうじゅろう）

種別：人間

位・階級：元炎柱

備考：炭治郎の心を支える一端を担う

痣発現前に亡くなってしまったため呼吸レベルを8にしましたが、彼は生きていれば間違いなくあざを発現したと思われます。どんな境遇でも、どんな状況でも最後まで心の炎を燃やし続けた杏寿郎は8位に入る人物なのではないでしょうか。同点の天元より上にしたのは、天元が杏寿郎の実力に一目置いているようなところがあったからです。

ストーリー初期のほうで亡くなっていながら、いまだに多くの人に愛されている杏寿郎。炭治郎が度々思い出しているのも理由かもしれませんね。2020年に映画も公開されることから、すでに退場しているものの8位くらいにはなるのではないかと思われます。

名前：猗窩座（あかざ）

種別：鬼

位・階級：元上弦の参

備考：頸を斬られても死なずに変異しようとした

多くの柱に認められていた杏寿郎を死に追いやった人物で、義勇と炭治郎を失神まで追い詰めた猗窩座は、上弦の参という位にふさわしいキャラクターですよね。血鬼術のレベルを8にしたのは、血鬼術以前にそもそもの体術が非常に優れていたためです。杏寿郎より上にしたのは、杏寿郎に致命傷を負わせたということを評価したからです。

ただの戦闘狂、強い者好きというだけではなく、弱い者を嫌う理由も、強さにこだわる理由もあるキャラクターだとわかり、なんとなく憎めないキャラクターになってしまった猗窩座。杏寿郎を葬った事実がなければもう少し上にいったかもしれませんが、猗窩座の奪ったものを考えると16位くらいでしょうか。

名前：不死川実弥（しなずがわ さねみ）

種別：人間

位・階級：風柱

備考：稀血の中でもさらに稀少な血の持ち主

鬼に対して絶対的な殺意を抱く実弥は、羽織に「殺」の字を入れるほど鬼を滅殺することを1番に考えており、その分体も能力も十分に鍛えています。上弦の壱・黒死牟戦にて、彼の非常にレベルの高い戦闘力が見られましたよね。42点組のトップに実弥を持ってきたのは、ギリギリとはいえ黒死牟の速さに人間の身でついていけたことを評価したからです。

初登場どころか、それ以降も常に目を血走らせ、炭治郎にきつく当たってきた実弥ですが、意外にも最初からファンは多く、人気キャラクターの1人でもあります。黒死牟戦にて、弟に対する愛情がわかり、さらにファンが増えそうですね。ランキングは10位とトップ10入りが予想されます。

名前：童磨（どうま）

種別：鬼

位・階級：元上弦の弐

備考：万世極楽教の教祖をしている

感情というものがいまいちわからず、特に感想もなくあっけなく死んでしまった童磨。精神力や血鬼術を高く評価しましたが、猗窩座や黒死牟、無惨などと違い、体の変異を起せなかったこと、警戒心の薄さなどから感覚値を7と低めにしました。

いろいろな人物にうざがられてしまった童磨ですが、死後の精神世界で会ったしのぶに顔を輝かせながら「これが恋かな」と言い放つ強心臓っぷりがいっそ清々しくも感じます。少々狂ったキャラではありましたが、そういうキャラは人気も出やすくもっと上位に食い込む可能性もありますが、この中なら18位くらいにおさまるかな、と思われます。

名前：悲鳴嶼行冥（ひめじま ぎょうめい）

種別：人間

位・階級：岩柱

備考：透き通る世界まで辿り着いた最年長柱

涙もろくて日常のほんの些細なことでも泣いてしまう行冥の精神力が、本当に高いのかどうかは少々疑問ですが、戦闘中に心が揺れない安定感から満点という評価。柱の中で最強だと言った伊之助と炭治郎の言葉を信じ、感覚値も9という高得点を付けました。

過去に殺人犯の濡れ衣を着せられたことで、疑り深くなった行冥ですが、その心は昔と変わらず慈愛に満ち溢れていました。安定感・安心感のあるかっこいいキャラクターですが、こういった渋いキャラはガチファンがいる一方、数多くの人に受けるわけではないため21位くらいになると予想されます。

名前：黒死牟（こくしぼう）

種別：鬼

位・階級：元上弦の壱

備考：始まりの剣士のひとり。月の呼吸の使い手

速い刀さばき、人間時代から鍛え上げた剣術、血鬼術と組み合わせた呼吸法が非常に強く、上弦の壱という位に恥じない能力の持ち主だと思います。そう思う一方で、精神力と感覚値を8にしたのは、双子の弟である継国縁壱を気にしすぎていること、鬼になっても年老いた縁壱には勝てなかったことが理由です。

インパクトのある見た目に最初はギョッとしてしまいますが、幹部鬼のトップらしい禍々しさにどこかっこ良さのようなものも感じますよね。黒死牟にも様々な葛藤があったことが明かされていますが、縁壱を超えたいというただそれだけで鬼殺隊でありながら無惨の元へ行ってしまった罪は重く、19位くらいになるのではないかと思われます。

名前：鬼舞辻無惨（きぶつじ むざん）

種別：鬼

位・階級：最初の人喰い鬼で鬼たちのトップ

備考：鬼殺隊を率いる産屋敷一族の先祖

本作のラスボスとなる無惨。ラスボスなら1番強いのでは、とも考えられますが、無惨は非常に慎重でわずかに臆病、かつて自分を追い詰めた縁壱が忘れられず、心に少しの不安を常に抱えていることから精神力を9、縁壱に勝てたわけではないという事実から感覚値を9としました。わずかに満点にいは届きませんでしたね。

敵のボスキャラと言えば意外な人気を得ることも多いですが、公式の第一回人気投票では11位とトップ10入りすることができませんでした。部下に対する非道さと、化物じみている身体構造に、過去の人気投票の結果を合わせて考えると、17位くらいの人気ぶりになるのではないかと考えられます。

名前：継国縁壱（つぎくに よりいち）

種別：人間

位・階級：？？

備考：呼吸法を生み出した人物

30人のトップに立ったのは縁壱。すべての呼吸法の元となった日の呼吸を編み出し、無惨が逃亡するほど斬り刻むことができ、人間離れした速さ、滅多なことでは心を乱さない精神力など、どれをとっても他に類を見ない才能を持っていると言えます。幼い頃から透き通る世界を見続けていた天賦の才の持ち主ということで、感覚値も満点です。

縁壱の強さ、過去の悲惨さや優しさ、穏やかさなど、彼の魅力は挙げればキリがないほどたくさんありますが、すでに過去の人物であること、あまりにも人間離れしすぎていることなどから、14位くらいになるのではないかと思われます。

独断により主要キャラクターの強さを数値化しランキングとしてまとめましたが、こうやって見ると、初期に主人公たちが苦労していた敵も、終盤になってみるとそれほど強いわけではないことがわかりますね。また、縁壱の異次元の強さも再認識させられました。