今や社会現象といえるほどの一大ブームを巻き起こしている「鬼滅の刃」。

人気を集めるだけあって、重厚なストーリーや個性豊かで魅力的なキャラクターなどが数多く登場し、コミックス単行本発売はもちろん、最新話が公開されるたびに話題を集めています。

コミックスが入手困難になるほどの人気は、まさに社会現象だといえるでしょう。

そんな鬼滅の刃には、他の「名作」と呼ばれる漫画作品同様に「名言」や「名場面」が数多く存在しているのはご存知でしょうか。

今回はそんな鬼滅の刃の「名言・名場面」をランキング形式で10位から紹介いたします。

あくまで主観でランク付けしたランキングになりますので、参考程度にお楽しみください。

真菰が、竈門炭治郎へ投げかけた、ストレートなセリフ。

はっきりと「鍛える以外に選択肢はない」ということを伝えました。

その時の絶妙な表情やコマ割りが印象深く、心に刻み込まれたファンの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この言葉に励まされ、努力するしかないと前向きな気持ちになった方もいるかもしれませんね。

漫画からも生きるエネルギーをもらえる。「鬼滅の刃」はそういった面でも素敵な作品だといえるでしょう。

鬼滅の刃の中でも圧倒的に知名度の高い名言が、「生殺与奪の権他人に握らせるな！！」でしょう。

物語の冒頭も冒頭、第1話で冨岡義勇が、土下座しながら禰豆子の命を嘆願する竈門炭二郎へ向かって放ったセリフです。

かなり厳しい口調・表情で語りかけているので恐ろしく感じてしまいがちですが、その裏には「優しさ」を感じ取ることもできるでしょう。

自分の弱さ、力のなさに絶望している竈門炭二郎を想ったからこそこのような言葉をかけたのです。

このセリフのあとに「惨めったらしくうずくまるのはやめろ！！そんなことが通用するならお前の家族は殺されていない」と、さらに言葉を投げかけています。

「鬼滅の刃」作中でも屈指の名シーンの1つでしょう。

第8位は主人公・竈門炭二郎のセリフ。

那谷蜘蛛山での累との戦いで言い放ちました。

竈門炭二郎と妹の禰󠄀豆子。

「鬼滅の刃」の物語はこの2人が主軸となって展開しています。

その2人の絆の強さは誰が見ても明らかですが、ここで改めて主人公の炭二郎自らが力強く言い放ったことで、読者も再認識させられました。

漫画での迫力のある言い方は必見。

アニメでも非常に見応えのある展開になっているパートなので、ぜひ映像としても楽しんで頂きたい部分です。

続いても主人公・竈門炭二郎の名言。

元十二鬼月の響凱との戦闘中、自信を励ます言葉を言い放ちました。

実は、この任務の前に重傷を負ってしまっていた炭二郎。

まだ傷が癒えていないにも関わらず戦わざるを得ない状況に陥った彼は、自分を励まし続けて必死に戦い抜きました。

炭二郎が自身を励まし必死に戦い続けるさまに夢中になった方も多いのではないでしょうか。

ちなみに「頑張れ炭二郎頑張れ！」のあとにもセリフは続いています。

「俺は今までよくやってきた！！俺はできる奴だ！！」

「そして今日も！！これからも！！折れていても！！」

「俺が挫けることは絶対にない！！」

重傷を負いながらもこのように自分を鼓舞しながら戦う彼自身の姿に、元気をもらった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

第6位はヒロイン・竈門禰豆子のセリフ。

一言「おはよう」というシンプルな言葉ですが、非常に印象深い名場面です。

鬼は、日光を浴びると灰化してしまいます。

そのため、禰豆子は日中に移動する際、炭治郎の背負う「箱」の中で常に眠っていました。

しかし、炭二郎が禰豆子を犠牲にしてでも鬼を斬るという決断を下した際。

なんと、禰豆子は太陽を克服していました。

その時の第一声が「お　お　おはよう」だったのです。

優しく微笑みかけるような柔らかい笑顔で投げかけたその一言に感極まった方は多いのではないでしょうか。

シンプルなセリフですが「鬼滅の刃」ないしは「竈門禰豆子」について語る上で欠かせない名場面だといえます。

第5位は竈門炭二郎が栗花落カナヲに向かって発したセリフです。

自分の意志を捨て、判断を下す必要があるときにはコインの表裏で決定するという行動をしていた栗花落カナヲ。

そんな彼女の姿を見て、炭二郎は「コイン投げをして表が出たら心の声を聞く」よう提案しました。

結果、コインの表が出たことで自分の心の声を聞きながら生きていくことになったカナヲ。

彼女に対して竈門炭二郎は「頑張れ！！人は心が原動力だから心はどこまでも強くなれる！！」と真っ直ぐに、彼女を励ましたのでした。

少しポカンとしたような表情を浮かべているカナヲの姿もこのシーンの魅力の1つです。

これをきっかけにしてカナヲは心を開き始めたということもあり、このシーンの重要性は高いといえます。

第4位も竈門炭二郎のセリフ。

蝶屋敷で炭治郎は訓練していました。

努力を積み重ねるシーンで、この言葉が心内描写として描かれました。

主人公である竈門炭二郎の人間性やひた向きさがよく伝わってくる言葉です。

こんな言葉や、頑張っている姿を見せられてしまえば、誰しもが応援してしまいたくなってしまいますよね。

心のどこかで「頑張れ炭二郎」と思ってしまいます。

第3位は、今回の記事では初登場となる煉獄杏寿郎の名言。

その圧倒的な強さが上弦参の鬼・猗窩座に気に入られ、鬼になるように勧められました。

どれだけ鍛えようと、人間はいずれ老いて死ぬ。だからその前に鬼になるべきだと言われたのです。

しかし、煉獄杏寿郎は「老いることも死ぬことも　人間という儚い生き物の美しさだ」と言い放ち、拒否しました。

はっきりと言い放って明確に拒否した姿、一切の迷いなく拒絶した姿はとても印象深く、鬼滅の刃の中でも特に印象深い名場面の1つだといえます。

第2位は、愈史郎のセリフ。

珠代の屋敷が襲撃された後に、炭治郎に言い放ちました。

それまで炭二郎たちのことを快く思っておらず、禰豆子には「醜女」と言い放ち蔑んでいた愈史郎。

しかし、鬼との戦いの後から少しずつ心を許し始めました。

最後、別れるときにはそれまで「醜女」と蔑んでいた禰豆子のことを「お前の妹は美人だよ」と一言、炭二郎に対して言い放ったのです。

第1位は煉獄杏寿郎の名言です。

猗窩座との戦いを経て、致命傷を負ってしまった煉獄杏寿郎。

自分の死期を悟った彼は、竈門炭二郎と話をする場を設けました。

日の呼吸について話したのち「胸を張って生きろ」と言葉を投げかけたのです。

遺言でもあるこの名言は、鬼滅の刃作中でも屈指の名場面といえるでしょう。

今回の記事では、鬼滅の刃の「名言」に注目して名場面と一緒に振り返ってきました。

鬼滅の刃はストーリーが非常に面白く、高い評価を受けている作品です。

しかし、それと同時に「セリフ」についてもどれも非常に印象深く、魅力的な作品だと癒えます。

ぜひ鬼滅の刃をチェックするときは、物語だけでなく「セリフ」についても注目してみてください。

新たな発見や、自分に刺さる「名言」を見つけられるかもしれませんよ。

今後の鬼滅の刃の展開からも目が離せません！