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鬼滅の刃

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【鬼滅の刃】産屋敷耀哉の狂気を感じる最期とは?!穏やかで優しい耀哉の内面に迫る!

2020.03.30

大人気漫画『鬼滅の刃』に登場する産屋敷耀哉は、主人公たちが所属する組織のトップにあたる人物です。それほど出番が多いわけではないものの、穏やかで優しい姿勢や、その行動力などが目を引き、インパクトの強い人物でもあります。そんな産屋敷耀哉について紹介していきます。

この記事に登場する専門家

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無類の漫画好き

ゆき真白

短大では小説制作、専門ではシナリオ制作などについて学び、漫画・小説に使う費用は毎月1万以上とサブカルチャーに常にアンテナを張っています。動画配信サイトにも登録し、いつでもアニメを観られる環境を整えています。

  1. 『鬼滅の刃』とは
  2. 【鬼滅の刃】産屋敷耀哉について
  3. 【鬼滅の刃】産屋敷耀哉が当主を務めた産屋敷一族とは
  4. 【鬼滅の刃】産屋敷耀哉の能力
  5. 【鬼滅の刃】産屋敷耀哉の特殊性
  6. 【鬼滅の刃】産屋敷耀哉の情報網
  7. 【鬼滅の刃】産屋敷耀哉と鬼舞辻󠄀無惨
  8. 【鬼滅の刃】産屋敷耀哉と鬼殺隊
  9. 【鬼滅の刃】産屋敷耀哉の最期
  10. 『鬼滅の刃』の産屋敷耀哉についてまとめ
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『鬼滅の刃』とは、吾峠呼世晴原作の少年漫画です。週刊少年ジャンプにて連載されており、近年の新作の中ではもっとも人気と注目を集めた作品と言えるのではないでしょうか。少年漫画の要素をひとまとめにしたような、それでいて他に類似するものはない、という王道と独自性の塩梅が非常にちょうどいい作品と言えますね。

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主人公は、竈門炭治郎という少年で、山奥で家族とともに静かな生活を送っていました。ある日、炭売りを終え町から帰ってくると、家族が殺されており、唯一息の合った妹・禰豆子も重傷を負っていました。手当てしてもらうため、禰豆子を背負い山を降りる炭治郎ですが、その途中で禰豆子が突然暴れ出します。家族を襲ったのは鬼で、体内に鬼の血が入ってしまった禰豆子は、人喰い鬼となってしまったのです。

鬼の後を追ってやってきた、鬼を滅するための組織・鬼殺隊のメンバー、冨岡義勇から、これから進むべき道を示された炭治郎は、禰豆子を人に戻すため、家族の仇を討つため、鬼殺隊員となり、鬼の親玉である鬼舞辻󠄀無惨を討つことを決めました。

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産屋敷耀哉とは、鬼を滅殺するための組織・鬼殺隊の最高位にいる存在で、隊員たちからは「お館様」と呼ばれています。名前の読みは「うぶやしき かがや」ですね。まだ年は若く、20代前半くらいになります。13歳のときに、現在の妻・あまねを嫁にもらっており、その当時はまだ病もあまり進行しておらず、顔の爛れのようなものもありませんでした。

常に穏やかな微笑を浮かべており、相手にどんなことを言われ、目の前でどんなことがおこっても、その穏やかな姿勢を崩すことはありません。声を荒げて怒るようなことはなく、常に一定の温度感で言葉を紡ぎ、聞いている側はその声を聞いているだけで心地良く、また高揚してしまうほど。鬼殺隊の隊員の中ではもっとも位の高い柱たちが心から慕っているのは、彼の人柄はもちろんのこと、この特異な声質も関係しているでしょう。

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産屋敷一族は、時代が時代であれば多くの財と名声、地位を得られたと言われるほどの能力と財力を持っているとされています。鬼殺隊は政府非公認であるため、一体どこから資金が出ているのか少々謎の部分もありますが、柱たちの給料は上限がないということ、屋敷が必要な者には1人1人屋敷を与えているところなどから、相当の財産があることがうかがえます。

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昔からの名家であることは間違いありませんが、産屋敷一族の者は代々短命であるという特徴もあります。耀哉も病を患っており、彼の顔の爛れや失明、床から起き上がれなくなるなどの症状は、すべてその病から来るものでした。これは進行性のもので、炭治郎が初めて耀哉に会ってから数ヶ月で起き上がれなくなっていることを考えると、その進行速度は相当速いということがわかりますね。

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耀哉はその体の弱さから、刀を振るおうとしても、すぐに息が上がり立ち上がれないほどになってしまうなど、鬼殺隊のトップとしては非常に非力なところがあります。しかし、特殊な声質のおかげか、彼には人を惹きつけるカリスマ性というものがあり、彼に最初は反発をしていた人物も、言葉を重ねる中ですぐに心を開くようになりました。

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また、彼には先見の明があったとされており、耀哉は無惨が自分を殺しに近々やってくると予想して見せたのです。耀哉自身、明確な意志を持って先読みをしているわけではなく、自然に「こうなる」ということを感じているようでした。これは組織のトップとしては非常に重要な能力と言えるのではないでしょうか。たとえ刀を振るえなくても、相手の行動に予想がつけば、多くの対策を練ることができますよね。

耀哉は、みんなを思いやる優しさを持った人物、というイメージがあり、それは決して間違いではないのですが、それ以上に「無惨を滅する」ことに対する執着がとても強いですよね。

もっとも彼の特殊性が感じられるのは、やはり妻と子どもたちを道連れに自爆したところではないでしょうか。もちろん、側にいることを選んだのは本人たちだと思いますが、それでも無惨に笑いながらお礼を口にしたあと、妻と子どもと自爆するメンタルがすごいですよね。

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禰豆子のことに関しても、本来は認めるべきではない立場でありながら、禰豆子の特殊性、禰豆子のために命を賭けている人がいる事実から、彼女を受け入れるよう柱たちに伝えてくれる、柔軟性と優しさを持っているようにも感じますが、彼は自分の宿敵である無惨を殺せば鬼が全員滅ぶことを察していました。

鬼でありながら無惨の支配から逃れ、薬学に精通する珠世に、同じく薬学に精通している鬼殺隊員の胡蝶しのぶとの協力を要請し、鬼を人に戻す薬を作り上げることができましたが、これが間に合っていなかった場合、無惨を倒したあと禰豆子が消えることを耀哉はわかっていたということになります。こう考えると、果たして優しさがあったのか疑問に感じるところもありますよね。

無惨たちにも見つからず、密かに暮らしていた珠世を、自身の持ち得る情報網だけで見つけてしまった耀哉。これはかなり異常なことだと思われます。珠世という存在については、先祖から聞いていた、何か情報が残っていたことが考えられるため知っていてもおかしくありませんが、炭治郎が珠世と会っていたこと、珠世がその後移動した場所を見つける情報力は常人以上ですよね。

産屋敷一族の財源が何かと考えた場合、様々なところにコネクションがあってもおかしくないですが、彼の知らないことはないのではないかと思えるほどです。産屋敷の一族は鴉を使役しているようなので、その鴉たちが情報収集に協力していると思われますが、その情報すべてを把握しまとめあげる力は、やはり耀哉のすごいところではないでしょうか。

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穏やかに微笑んだ姿は耀哉とよく似ている鬼舞辻󠄀無惨。髪型の違いや、表情の違いからあまり共通点が感じられない2人ですが、作者曰く、2人の顔は双子のようだそう。その言葉だけで2人に何か縁があることはわかりますよね。この無惨というのは、実は耀哉の遠い先祖にあたる存在なのです。

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体が弱かった無惨は、医者の処方する薬を飲んだことで鬼となりましたが、まだ人間だった頃は産屋敷の人間だったのです。産屋敷の一族が体を蝕む病におかされ短命なのは、一族から鬼を出してしまった呪いだと耀哉は言っていました。無惨がもともと体が弱ったことを考えると、体が弱いことはもともとの遺伝だと思われますが、病におかされるのは、耀哉の言う通り無惨という存在を生み出してしまった呪いかもしれませんね。

産屋敷の当主は、年齢がいくつであれ鬼殺隊の「父」として振る舞うことを余儀なくされ、耀哉も鬼殺隊員たちを「子ども」として見守っていました。もちろん、当主だからというだけで無条件に受け入れてくれる人ばかりではありません。今でこそ耀哉に忠誠を誓っている風柱の不死川実弥も、初めて会ったときには戦いに出られない耀哉に反発していました。

しかし、耀哉は失礼ともとれるその態度を叱ることはなく、「自分を敬う必要はない」とさえ言いました。このことからも、耀哉自身、鬼殺隊の隊員を敬い、それぞれの意思を尊重していることがわかりますよね。耀哉の悲願は無惨を倒すことで、当然鬼殺隊員にもそれを目標にしてもらっていますが、ただそのための道具として扱うのではなく、二人三脚で進もうとしていることが見て取れます。

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耀哉は、最終的に上半身を起こすのがやっとで、顔も包帯で覆われるなど、非常にひどい状態になりました。耀哉と対面した無惨が「屍の匂いがする」と言い放つほど。すでに余命も過ぎた耀哉ですが、そのなかで、無惨と長く言葉を交わします。自分と無惨の関係、産屋敷一族の現状など、言いたいことをすべて言い終えた耀哉は最後に「ありがとう」とお礼を言い、妻と子ども2人もろとも屋敷を爆破しました。

耀哉には5人の子どもがおり、耀哉とともに亡くなったのは5つ子の上2人でした。次の当主となる一人息子の輝利哉と妹のくいな、かなたは別の場所に残り、耀哉亡き後は輝利哉が当主として全面戦争を管理、妹2人がそれの手助けをすることに。本人たちの希望とはいえ、妻や子どもと一緒に自身を爆破するあたりに、絶対に無惨を倒すのだという信念を感じますよね。

無惨を倒すためなら他の何をも犠牲にするという徹底的な信念を持つ耀哉。それが少々狂気に似た感覚を覚えさせますが、それもまた魅力的なところではないでしょうか。死してなお実子と鬼殺隊員を導こうとする耀哉は、当主として生き、死ぬことに強い覚悟を持っていた意志の強い人物といえますね。

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サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://twitter.com/kimetsu_off/status/1167813543057485824